ドライバーが飛ばない

よく聞く悩みです。
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何故でしょう…

そう 人的 動的なロフトが寝ている から

ロフトが大きくなると 高く上がる
と思うでしょ?!

それは あるロフトまでで

それ以上に増えると
推進力も失うので
遅い 上がらない 飛ばない 
弾道になります。

この状態では スピードを
上げても 下げても
どちらも まったく 距離に影響しません。

だから ハイボールのスライスになっているのは
まだ 良い方で
俗に言う その 『抜け球』 を打っている人の
次のステップは ハイボールスライス なのです

練習場也 コース也 で
自分の フェース面を見てみましょう

ドライバーは 一番ロフトの立ったクラブです

幾ら 最近のヘッドは歪む とは言え
絶壁に近い板で 球体のボールを叩けば
ボールは潰れます( 潰れるはず です )

フェース面に 下から 上に
擦られた クマの爪跡 みたいな
ボールの傷 ありませんか・・・

想像して見て下さい
その 擦り跡 は どの位の角度だと
付くと思いますか?

長さの関係から 「も」 ドライバーは
一番 擦り難い クラブなのですが…

では 今度は ティーアップせず
マットから 打ってみましょう。

ドライバーで ティーを使わない時
本当は ティーの高さ分 前〜左(右打ち)に
ずらすのが正しいのですが
練習ですから そのままの位置で
言ってみましょう。

多くの人は ダフリ ではなく
チョロ とか トップ から始まります。
それは 届いていないのではなく
上がり軌道で打っているから なのです。

正しく 打てれば 100ヤードも
キャリーしない程 のライナー です
センター前 クリーンヒット みたいな感じ

そう ロフトを寝かしている人は
これが うまく行きません。

ヘッドが フェースが ボールのところに
到達するより先に マットや地面と
手酷く接触してしまいます。

ゆっくりでもイイです。
30ヤード から始め 50ヤード
転がしも含め 100ヤード 打ってみましょう。

sample 2009_09_19_22_56_02-91フレームショット


多少のダフリはアリ!です。

そのツイデニ ソールの
マットのこすり跡も見てみましょう

ドライバーの飛ばない人
ドドド スライスの人は
ソールの後方 フェースの反対の
方にこすり跡
それも ヒール側 にありますし
苦労しない人は
跡がないか
フェースに近いトコロの真ん中あたりに
チラッと マットの擦りカス が
付いていることと思います。

ま これも さ★らちゃんみたいに
酷いクラブやロフトの扱い方であっても
幾ら ロフトを寝かしていても
研鑽によって 打てる って言えば
それまで なんですけど…

ドライバーは弧も大きく
入射角度が緩いですから
多少のダフリ トップでは
影響を受け難い ですし
ボール、そしてその進行方向
に対する打面は 一番大きいので
当たり所に左右されることは
殆どありません。

それが 悶絶ドライバーで出来るように
なれば 距離の苦しみ および
スライスの苦しみ からも解放されます

ロフトをどう使うのが正しいのか
それが クラブの使い方の答え です