スイングを写真やビデオなどで見た場合
自分の直したい部分が出てきます。

例えば、今回の場合、左腕を含めた
左サイドの突っ張りです。

スナップショット 1 (2013-10-25 12-50)


弾道については、推測の域を越えませんが
映像を見る限り、必要よりも弾道が高く
距離を無駄にしてしまったり、
そこそこの距離を打つショットを傾斜面から
打つのが苦手になってしまいがちです。

この場合。。。ですが、左サイドの突っ張りを辞めて
しっかり 回ってしまった方が良いのですが、
スイングの改善の場合、
改善したい その時、その箇所 をいじるのではなく
その前準備になっている部分を
触っていくべきだと思います。

まずは意識から・・・

インパクトを正面で捉える意識と共に
危険な誤解を生み易いのが、「左の壁」です。

左の壁 とは 左の軸足を作って
そこで「回る」こと であって
体のどこかの部分を止めることではありません。

左の軸足に乗る ということは
左腕〜左ひじは 左の靴よりも外側にある
と言うイメージを持って良いかと思います。

ただ、それを その時の動作で改善しようとすると
左サイドが上がってしまうのが増すばかりの可能性も否めません。

今回のこの場合
安直にすぐ「はい!」という訳に行きませんが
テークバックでの「上半身のひねり」に原因があるような
そんな気がします。

上半身は 股関節から肩まで胴体として
一つの塊で動かす必要があります。

その為のドリル ですが
多くのゴルファーはテークバックで
回る意識を強く持つと
 まず 回る、 そして上げる と言う手順に成りがちです。
それを まず上げる、そして回る と言う手順に変えます。



これにより上半身を二度ひねりすることが抑制されます。

ゴルフスイングで使われる
振り遅れ〜手遅れ と言う言葉は
実は 手や腕そのものが遅れているのではなく
腕の生えた肩部分が胴体とは同調なり、一緒に動いておらず
単独で動いている、もしくは ずれていることがあります。

胴体が一体に動いているか

肩部分と腰部分が別々に動いてしまっているか

はゴルフスイングにとって 非常に大きな課題です。