クラブを持ってスローな素振りをしてみましょう。

出来れば、しっかり前傾姿勢も作って…
長い竹ほうき(れれれのおじさん)なんかの素振りは
百害あって一利なし!
試してみれば分かります。
遠心力が掛かることによって、必ず前傾を解くことになります。

都度都度で止まれるほど、ゆっくりとやってみましょう。
形、姿、恰好を作るためのコマ送り」で
スイングを憶えるのは良くありませんが
動き〜次の動作を作り出すための「コマ送り」は重要です。

s5トップの位置へ行くのに
前傾姿勢が解けない、クラブ位置、クラブ姿勢

体の姿勢、特に上半身・左右の高さは
両肘の関係によって、作られてしまいます。
右ひじが下がれば、右サイドはさがり
左ひじが下がれば、左サイトは上がる。
逆もまたそう(上がる方)

体の向き と言う時間進行があるので
次の動作が 体の左右 どちらが高いのか
によって、その進行方向先にある肘の高さを作って
前傾/傾きを作ってあげれば簡単なのです。

でも、それは人間だけの動き
ここにクラブが入った時に
そのクラブの位置や姿勢によって
それ(両肘の関係)はある程度決まってしまいます。

スナップショット 5 (2013-06-28 2-11)


クラブの重さは ヘッドの重さです。

ヘッドの付いていないグリップとシャフトだけの
クラブ?を持ったことがありますか?
クラブの重さとは そのヘッド
そしてそのヘッドの姿勢や位置が作り出すもので
ヘッドの重さ×腕やシャフトの長さ×運動の速度
となるので、その作り出される負荷は
抵抗出来るような重さではありません(不可抗力)

スイングはその不可抗力によって
嫌でも作り出されてしまうのです。

ですから、今の体の姿勢、理想とする姿勢を
作るのにクラブを無視してしまったら
日本語の本を執筆したいけど、日本語を知らない
のと変わりありません。

コマ送りの素振りで
次にしたい動作、なりたい姿勢を
クラブの重さ(姿勢や位置)によって作り出さない限り
体の動作だけを追い求めている限り
運動中の長さの変化や運動の速度の変化によって
抵抗を受けてしまい、イメージと違うものに
仕上がってしまいます。