ここではっきりさせておきましょう。

シャフトを撓らせる もしくはシャフトを撓り戻す

というコトは、グリップよりもヘッドをたくさん運動させる 
ことを言います。

クラブの長さの同一線上で
ヘッドとグリップが同じ量分動いていたら
シャフトは殆どしなることはありません。

クラブを体の向きで動かしていたら
その同一線上の中で動くわけですから
すなわり 
シャフトを撓らせる・しなり戻す ということは
クラブを手で振る というコトになるのです。

しゃふとのしなり という言葉で出てくる限り
どんなに高速で動いても、手で打つのですから
クラブの機能は使えない、使わない というコトになります。
ま だから クラブの最大の機能である
 
ヘッドの重量は出来るだけ少なく
 シャフトは出来るだけ棒っきれが良い

というコトになる訳です。
スナップショット 1 (2013-06-12 22-56)スナップショット 3 (2013-06-12 22-56)






クラブを、腕を、縦に振る 
と 同時に体を横に回す、回転する となると
回転する方向に対し、クラブや腕の縦の方向は
90度違う方向になります。

先端に重さの付いたクラブ と言うものを
体の回転に対し、縦に動かそうとすれば
体の回転とは異なる 遠心力や重力が生まれますから
複雑になります。
先端に重さもあるのですから、クラブ(グリップ)も体から
離されてしまうので 尚更です。

多分、基本的には体を回しながら
そのまわる方向とは別な動作を入れるのは
一旦体の動きを止めなければならないのだと思います。

クラブは縦には動かしません。

クラブはその構造から、縦に動かさなくても
縦の動きが内包されている形なのです。

クラブはあくまでも 胴体に平行に、胸に平行に
前傾姿勢の深さ、浅さに係らず、足を使って
横に動かすものです。(横に振るのではない!)

スナップショット 1 (2013-06-22 0-32)スナップショット 4 (2013-06-22 0-33)






それとしならせてしなり戻す と同じ意味なのですが
クラブは ずっと 始めから 自分の体の前にあります。
少々、形は変えたとしても
それはずっとずっと その位置関係なのであって
右にずらして、正面にもってきて、左へ とか
体の正面で打つ なんてのは、手で打つショットの帳尻合わせ
にしか過ぎず、ずっと体の正面に置いておく。
ボールはフットワークで打つ ことが肝心です。

クラブヘッドが高いところから
ボールに対して上から入ってくるのは
体の正面にあるクラブが、傾きと向きの変更によって
上から入ってくるのであって
動画を見て、やっぱり腕で円に振って見える
縦に振って見える、というのは
自分が縦に振りたいから、そう見えるだけです。
縦に振っている何かを探しているに過ぎません。