テークバックの取り方に
ヘッドの重さを使って、反動。。。
手を止めることによって、生まれる遠心力で
安易にテークバックを取ってしまう。。。
と言うのを見かける。

この方法、このテークバックを採用している限り
ディッシュアングルの意味も、ロフトの意味も
ヘッド重量の意味も、ボールを打つ というコトには
ほぼ一切機能しない。

ショットは ボールを打つ
出来るだけ正確に、出来るだけ遠くに、
というのが 主目的な筈だが、
ボールを打つこと、ではなく、スイングすることが
目的になってしまっている。
クラブの機能をスイングすることに
利用してしまっている。

まずは そこをよく考えて貰いたい。

スナップショット 1 (2013-06-13 16-23)


弊社で提唱する「刷毛塗」
この動作には、クラブをライ方向…
ソールを地面に向けて動かす動作が
存在しない。

スイングには前傾姿勢が存在する。
そして 体の向きの変更がある。
前傾姿勢とは 軸足の大腿骨(太もも)と骨盤の
前に倒れている角度差のコトを指す。
体の向きは常時、変化しているので
骨盤を含めた胴体の向いている方が動作中の前だ。

腕を体の向きで動かしている限り
クラブを体の向きで動かしている限り
右の手のひらが地面を垂直になっている時間は
アドレス以外に存在しない。

要するに D-アングルが解けてしまう
ということは、体の向きでクラブが動いていない
というコトなのだ。
20090801 2009_09_01_00_16_52-798フレームショット

動作中に。。。
ダウンスイングと呼ばれる時間に
 右の手のひらが地面と平行な瞬間が出来てしまうと
クラブの構造上、好き嫌いにかかわらず
クラブはソール方向に落ち始め、D-アングルを
失ってしまいます。

そして、D-アングルを失い、ソール方向に
ヘッドが落ちてしまうと同時に
前傾姿勢も失ってしまいます。

逆に 前傾姿勢を維持させるのも
D-アングルを維持(保持)するのも
体の向きでクラブを動かせば イイのです。