あまり気にされない方も居るかと思うが
ゴルフ用語には「ディッシュアングル」と言うものがある。

クラブフェースは、ライ角度とロフト角度の複合体な為
どちらもが 方向や距離に影響を与える。
例えば ライ方向にクラブを10度余計に落としてしまった
としても、そのヘッドのロフトによって
方向や距離への影響は異なってしまうほど、複雑なモノ。
出来れば、アドレスの状態のD-アングルを維持したまま
ボールを裁きたい。。。。

鼓笛隊 モデルケース-158フレームショット
多くの人が、このD-アングルを
左腕とシャフトの角度 と間違えているようだけれど
左利きの人の右打ちや余程、左腕に腕力のある人を除けば
右腕とシャフトの角度 を指す。
ま、これは腕力によって、もしくは技巧によって
D-アングルの解けを制御しようとする場合であるが、
最終的には(理想的には) 制御する必要はない、とも言える
スナップショット 1 (2013-06-13 15-44)

土台、シャフトの長さ×ヘッドの重さ これに運動スピード
などが加算(積算)されるのだから、
D-アングルが解ける状態になったら
それを制御することは不可能 である。

まずは ライ方向に腕を振らないこと。

⇒その前提条件には、テークバックで
 ライ方向にクラブを上げない ことが必要。
 ライ方向にクラブを上げてしまうと
 シャフトの復元性能によって、トウダウン方向に
 必然!で クラブは動いてしまう
スナップショット 1 (2013-06-13 15-47)


テークバックでシャフトを
   動かさないようにすること


⇒グリップの移動量とヘッドの移動量が
 似たようなものである限り、
 グリップの移動速度とヘッドの移動速度が
 長さ分を除いて、似たようなものである限り
 シャフトは概ねどの方向にも「しならない」
 
しなりを作る、というコトは
シャフトは必ず元の状態に復元しようとするので
その反対方向にグリップを押すことになる。
それは必ず正確に、力強くショットをすることの妨げとなる。
スナップショット 1 (2013-06-13 15-43)

テークバックで遠心力を作り出さないこと
 もしくは
遠心力を利用して、テークバックを取らないこと

⇒ひとたび 遠心力を作り出してしまうと
 それは動作が終了するまで、消えることは無い。
 クラブを遠くに投げることが、この競技であるのなら
 それもアリ! かも知れないが、
 クラブでボールを出来るだけ正確に、出来るだけ遠くに
 と言う競技で有る限りは、遠心力は
 ショットするための主力エンジンでは無い。
 まして、テークバックは
 ショットの主目的(ボールを目標方向に飛ばす)に対し
 全くもって 逆方向の動きで有るのだから、
 労力の無駄になるだけ。。。
 ヘッドの重さやクラブの長さは
 ボールを少ない力で飛ばすために、ボールに対しての
 機能なので、勘違いしないように。

 また、遠心力はその作り出した 外へはらむ力と
 クラブを握っていなければならない力は
 必ず一致するので、腕力勝負になってしまう。