刷毛塗 とは何か と一言で言うのは難しいけれど、
それを動作として意識する部位は「利き肘」ではるあるが、
それはクラブをリリースする行為ではない ということ。
そして、刷毛塗をするには、その動作その物だけでは無く
その準備が非常に大切で、左手がそれを邪魔したら
その時点で、空振りしないためには、リリースが必要になるし、
リリースをしてしまった時点で、正しい体の回転も失うし
当然前傾姿勢も無くなる と理解してほしい。
縦のリリースを意識して、スイングしたものと
縦のリリースを出来るだけ排除したもので
普通にショットしてみたので比較して欲しい。
本当にそこ以外は何も意識せず、他のところは
ボールを当てる以外 動作として何の意識もない。
正直にはこのシリーズは一気にここまで徹夜で書いている。。。
もう概ね12時間、記事を書いたり、動画を作ったりして
縦のリリースの真似事を特訓してしまったので
(そのお蔭で3年振りに腰痛の薬を飲むことになってしまったが…)
ちょっと刷毛塗が怪しいものになってしまっていることは
ご理解願いたい。
余談ではあるけれど、
縦でも斜めでも 両肘とグリップで作る面(三角の面)に
対し、その面に近づけたり、離したり。。。
クラブを傾けていても、ライ方向に振る、リリースする動きを
「縦のリリース」と呼ぶのだけれど、
その動きをしている限り、インパクト付近の
よく使われる言葉「ディッシュアングル」を保つことは
不可能と言うか、どの方向に傾いていたとしても
コッキング〜アンコッキングの動きが「縦のリリース」に
なるのだから、当然と言えば当然。
自分でもどの位違いが出るのか楽しみなので
一緒に見てみましょう。
これ、後から気付いてのですが
ふたつでは明らかに「右ひじの張り・高さ」が違う。
全く意識していないんです。
縦のリリースをするために自然にやっているのだと。
肘が外に張りきれない方、上がりきらない方は
縦のリリースと意識から、早く脱して貰いたい。
この時点で背中の捩じられ方が大きく違っています。
縦のリリースの方が背中が立体的に丸い。。。
下のコマ(3コマ目)の時点で、
かなり首に負担がかかり始めています。
と同時に、もう骨盤は開き始めてきている。。。
4コマ目の時点で 双方ともに 骨盤(秀二)は
ボールを向き始めているのに、
縦のリリース側はまだヘッドは背後にあります。
実は、このカットを編集するのに
似たような箇所を探し出すのに
縦のリリース(振り子打法)側は
トップ(切り替えし)から、インパクトまでの
コマ数が明らかに多いんです。(まぁ そりゃそうですが…)
全く同じスピードで動いている訳ではないので
一概に言えないのですが、動き出しからインパクトまで
刷毛塗(縦のリリースなし)が 18コマ に対し
縦のリリースの方が 23コマ
30%弱も多い、、、動作がそこまで遅いという感じでは
ないので、やはり動作が多い というコトになるのだろう。
インパクト付近で一番違うのは『頭の位置』
縦のリリースをしないスイングは、当然シフトすることで
ボールを打つので、画面上でより左にあるのは
当然と言えば当然なのだけれど、それ以上に意外だったのは
頭の高さである。
スタート時はさほど変わりはないのに
ヒトこま目からフォローに渡って
常時 「縦のリリース」の方が頭は低い。
その原因になっているのが、脚 下半身の姿勢で
スイングを通して、体が右に傾いているというか
右に反った状態を保っている。(これが腰痛の原因か…)
左に体重が乗れない。
右に体重が残る。
煽り打ちになる。
体の開きが早い。
ダフリ、スライス、トップ、飛ばない、フック
腰痛・ひじ痛・首痛の方は 縦のリリースというものが
原因なのかもしれないですよ。
スイング全般も見ると、打球としては
こすりスライス(ハイボール)になるか
煽り打つような姿勢で有るので、
打球の上がりきらないフックボールも
ここらへんに原因があるのだと思う。
コメント
コメント一覧 (8)
⇒ 縦のリリースを辞める
という発想では無く、何故 縦のリリースが必要なのか?
本来 下に動く何かの動作の時に、クラブをその流れに乗せていない
ということを考えるべきだと思います。
ボールの下には地面と言う壁がある。
地面を打てば、痛い。。。。
となると、加減が必要です。
トゥダウン方向にクラブを動かせば、自動的に前傾姿勢は解くことになるのが
自然な防衛本能なのだと思います。
う〜〜ん ディッシュアングル。。。
アドレスを除いて、動作中、デイッシュアングルを地面に垂直な姿勢(位置関係)にしないようにする というのが、自動的な維持になるのではないかと思います。
これも記事にしてみます。
もね
それに抗する 求心力を担うのはヘッドの反対側の首廻り肩廻りの関節 筋肉
あれだけ筋肥大させていても 防げない
ムリナンダイ