さて 昨日動き「ゴルフスイング◆刷毛塗 その9」の
動きはグリーン周りのランニングに役立つと思います。

今度はその動きに利き肘の動きを入れて、
クラブヘッドに位置エネルギーを加算し。。。。
おっと ここで誤解の招かないようにしておきたいのですが
ヘッドの位置エネルギーの主エンジンは
前傾姿勢のある向きの変更で有って
手や肘、腕のアクションではありません。
肘のアクションでは、その位置エネルギーを少し増やすだけ で
あくまでも 付け足しているに過ぎません。

利き肘を使う主目的は
体の向きの変更に対し、先端に重さがあり、
かつ右に重さの偏重したクラブヘッドおよびクラブを
短くし、体感する重さを減らすためで、
体の向きの変更に対し、右にずれることを避けるためです。

スナップショット 12 (2013-05-14 4-38)スナップショット 13 (2013-05-14 4-38)







打撃の基本を「縦のリリース」だと思って
している人は、それをするためのテークバックやアドレス
しいてはグリップをします。
スナップショット 14 (2013-05-14 4-39)スナップショット 15 (2013-05-14 4-39)







左腕だけ、左肩だけでテークバックを取る
なんていうのは、もう論外でして
そこを直せないのであれば、従来のスイングから
「変化」「改善」することはあきらめざるを得ません。

きつい言い方になってしまいますが、
スイングを変える ということは、従来のリズムや
テンポも替えることになるので、どの道、しばらくの間は
違和感がついて回ります。
練習場やコースでの結果も直ぐに出ませんから
近々の結果に我慢が出来ないようであれば
あきらめざるを得ない というコトです。
ただ 嫌味な言い方ですが、体力が落ちたり
距離が落ちたり、体を痛めたり
その時が来てからすればいい と先送りしていると、
おそらく正しくない複雑な動作をより多く繰り返したうえで
体力も、運動神経も、気力も今よりも落ちた状態で
再トライすることになる と憶えておいてください。
複雑な動きは、関節等体のどこかに無理のあるスイングは
逆に無理があるが故に、忘れ難いものですよ。

☆左腕、左肩でテークバックを取らない
出来れば 左右上下方向共に、アドレス時から
左腕を動かさない、左腕を左腕で動かさず
体の向きの変更でのみ動かせるようになる
というのは早くの憶えると財産になります。

スナップショット 4 (2012-11-04 11-44)スナップショット 2 (2012-11-04 11-40)






左腕は体とクラブのリンクマン
 です。
左腕を左腕で動かさない と言うのは基本ですが
体通りに動かす、というのには、本当に動かさない
というコトでは無く、分かり難い表現になりますが、
動かさないようにするため動かしておく必要があります。
左手の高さは 傾き&向きの変更のみ にしておく
もしくは最低限にしておいた方が動作は減ります。
少なくとも、素振りや練習では
上半身に対し左手の位置は意識的に上げない
アドレス時の高さ(上半身に対し)(地面からの高さでなく)
にしておくことを守れますか?

さて 問題は右ひじ です。
その問題は明日の記事に回すとして
昨日の記事 を基本として、肘を曲げる(腕を使う)ことの
意味は
 
1.位置エネルギーを少しではあるが増やす
2.入射角度をきつくする
(縦のリリースで!ではなく、短さの変化によって)
3.クラブの体感を軽くする(長さを短くすることによって)

この中で一番大切なポイントは 3番の
3.クラブの体感を軽くする(長さを短くすることによって)
です。

その目的は、何度も書いていますが、
長さがあり、先端に重さがあり、その重さは進行方向に対し
反対の右に偏重している。
体の向きの変更を邪魔せずに、
それに付随する前傾姿勢を崩さない ようにするには
クラブの重さを体感的に少なくしておかなければなりません。

重ければ右にずれますし、ズレテしまえば
前傾は維持できなくなります。


スイングすることの主エンジンである
体の向きの変更
それを邪魔せず、促進するような方法
と言うのは、下準備に不足が無ければ
向きを変えるその方向。。。
忘れちゃいけないのは傾きが入る事
その方向に準じてクラブを動かすこと。
動かす方向をしっかりイメージすることです。

手に持っているのは重量物です。
体に比べると、その道具を持った腕・手は
小さな筋肉で、直に接しているため、その重さの
影響を顕著に喰らうことになります。
体の向きを変えた分しか、ヘッドは動かない。
手を使ってヘッドを打撃方向に移動させるには、
必ず体を止めなければならないのです。