さて こちらを解説してみましょう。

スタートは似たようなものです
スナップショット 1 (2013-05-13 20-59)スナップショット 2 (2013-05-13 20-42)







スナップショット 2 (2013-05-13 20-59)スナップショット 3 (2013-05-13 20-42)







この段階で、シャフトを縦に振るために
上半身、胴体が、へそから上と下とに分かれました。
縦のリリースするスイングは、右ひじが下を向き
クラブが右側に倒れている可能性が高いので
重さが必要以上に右にかかっていることが
要因のひとつ として考えられます。
スナップショット 3 (2013-03-18 13-18)

ここではっきりと、体が右に倒れてしまったので
もう頭の位置を動かすことが出来なくなります。
スナップショット 3 (2013-05-13 20-59)スナップショット 4 (2013-05-13 20-42)






シフトが苦手な人は、まずはテークバック、トップの位置で
右ひじが外に張った、体の傾きなり、もしくはそれ以上に
右ひじの方が左ひじよりも高い姿勢が必要だと思います。

ふたつの写真を比較すれば、分かる通り
この時点での、腰ライン、膝ラインの開きは歴然としています。
スナップショット 4 (2013-05-13 21-26)


膝のライン、腰のラインが全く異なりますし
ふたつのラインは開き始めただけでなく
上を向き始めてしまっていますから、
正規に刷毛塗でクラブを体の向きによって
動かしているものと比べると、肩のラインが
ボールに正対する時間はほんの一瞬、瞬間です。
スナップショット 4 (2013-05-13 20-59)スナップショット 5 (2013-05-13 20-43)






ちょっと極端ではありますが、似たような体の向き
ではありますが、左右の角度(上下)はかなり異なり、
例え 小手先でロフトが立てられたとしても
どちらが大きなロフトでインパクトするかは明白。

打ち出しは高く、ボールスピードの遅いものに
なってしまいますから、正しく打つのに比べると
望みの距離を打つのには、相当なヘッドスピードが必要…
しかし、この「縦のリリース」を軸としている打法では
スピードを上げても、その破壊力はスピンと打ち出し高さの
方に割かれる割合が大きいので、なかなか距離につながりません。
  このロブショットで、スイングスピードを上げると
 それが距離になると思いますか?
スピードを上げた分、ボールのスピードが増すと思いますか?
上げれば上げるほど、ボールの勢いはなくなり
ポトッと落ちるショットになるイメージではありませんか?

スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)

縦のリリースを軸とするこれらの打法では
ロフト と言うもので、ボールの底をこする
ことになる訳ですから、距離を出すため
スピード偏重になるのも納得…。

正規に体の向きで、その前傾姿勢との絡みによって打撃
すれば、ヘッドの重みという重力を利用できますが、
体の姿勢を作ってから、上に向かって振る
縦のリリース打法では、重力は邪魔なものになりますから
ヘッド重量が軽いのを好むのも納得。。。
ま、ヘッド重量が軽いクラブばかり であるから
この打法に行き着いてしまうのですが、これは
オジサンゴルファーの一人としては、体の故障を
考えると納得できません。

BlogPaint

カメラの撮影アングルが多少影響があるとは言え
このクラブの場所からすると、ものすごくボールが遅く
とても 10度前後のロフトで打った写真とは思えず
ドライバーを使った ロブショットに見えてしまうのは
私だけでしょうか。。。。