昔、ゴルフ雑誌の協賛で
こんな実験をしたことがあります。
同じヘッド重量を 同じ長さで
同じロフト 同じグリップ に
50gのシャフトと70gのシャフト
に装着しました。
更に それぞれ 振動数(硬さ)
240cpmと260cpm
の二種のシャフトの硬さ、
合計4本のクラブを創ります。
★シャフトの重量や硬さの分かる表示は
色つきのテープで隠します。
1.50g//240cpm
2.50g//260cpm
3.70g//240cpm
4.70g//260cpm
これを 練習場にて
通りがかるアマチュアゴルファーに
なんの前情報も渡さず 打って貰います。
で 重い〜軽い と言う順番で
並べて貰います。

30人弱のゴルファーに打って貰ったでしょうか…
この結果、結構 興味深いですね。
当然 総重量と言う意味では
70g装着の方が 320gの45インチ
ですから 結構重いのですが
並べて貰った順序は
結構 滅茶苦茶で
重いと感じる イコール 総重量が多い
では無かったのです。
柔らかいシャフトを重いと感じる人もいれば
硬いシャフトを重いと感じた人も
いらっしゃいました

正直 規則性は見出せませんでした。
20人に重い〜軽い と感じる順序を
並べて頂きましたが、同じ順序が
無い程 バラバラで 逆にコチラが
困惑するほど でした。

次に その 50gのシャフト 方に
同じ硬さ、同じ長さ、同じグリップに
10gヘッド重量の違う
190g と 200g の
ヘッドを付けて 2本のクラブを創ります。
これは 間違いなく 重いヘッドの方が
「重い!」
となりました。
次に 同じ硬さ 同じシャフト 同じ長さ
同じヘッド重量のクラブに
極端に太さの違うグリップを装着、
これをテストして貰いました。
当然のことながら
太いグリップの方が グリップは重いですから
スウィングウエイトは軽くなるのですが。。。
これも どちらが 重い と
ハッキリ言える結果にはなりませんでした。
総合的に判断、推測すると
多くのゴルファーは 振り難い と
言う言葉が 重いと近似値なのだ と思います。
ただ その振り難い というのも
そのヒトのクラブの扱い や
過去のゴルフクラブ遍歴 によって異なり
一般的に言われる
重いクラブ = 総重量が重たい
では 無い! と言う結果だけが
分かりました。
★総重量が重たい と言う意味は
一般的なゴルフ用品であれば
イコール シャフトが重たい。
また その実験の中で
多くの方が 「ヘッドが利いている」
と言う言葉を使っていましたが
それも 一概に ヘッド重量を
指しているのではなく
シャフトの硬さも非常に影響していて
総じて
★柔らかいシャフト
★ヘッドが重い
もしくは その両方 のクラブの時
その言葉が使われるようです。
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