クラブを自分の意のまま扱う
総じて この言葉を多用する人は
硬いシャフト、小ぶりなヘッドを使う
シャフトを撓らせて、撓り戻して使う
これも上記のケースと似たり寄ったり...
では いったい シャフトの役割とは何なんだろう?
シャフトはしならせると 必然的に捻じれてしまう
それは 腕で振る 現在の主流のスウィングでは
ヘッドは 複雑な円軌道を描いてしまうからで
シャフトの延長線上に重量の中心点の無いヘッド
重心位置の存在するヘッドである限り
撓らせ〜しなり戻す というクラブの動作は
シャフトの捻じれ運動
別な言い方をすれば クラブが右側にあれば 開き
上手く飛ばすには フェースローテーションが
絶対条件になってくる。

フェースローテーションを打撃の最重要事項
と言うコトになれば 出来るだけ撓りの少ない
硬いシャフトに、更に出来るだけネジレの少ない
小ぶりな 重心距離の短い ヘッドが必要になるのであろう。
2012年モデルのアイアンは 32〜34mmと
25年以上前のスペックに戻ってしまっている
ヘッドは 460cc超の大型へっどに
25年前と言うと 200ccクラスのドライバーと
相応した アイアン
相性が良い筈がない。。。
幾ら ローテーション打法は シャフトの延長線上に
重心位置が来ないとは言え
理論上、本来 現在主流のドライバーに相応した
アイアンのスペックよりも10mm 1センチも
短めの重心距離のアイアンを使えば
ヘッドの重量感に大きな違いが出てしまう
ドライバーとアイアンを交互に使う 現場で
重く感じる シャフトが柔らかく感じるドライバーを
打った後 アイアンは軽く感じてしまうし
シャフトも硬く感じてしまうだろう。
球筋 で言えば
ドライバーは天ぷら気味、スライスになり易く
アイアンは引っ掛け、トップ気味になり易い。
ドライバーの方が 重心距離が短ければ
ティーアップした分 結構良い組み合わせになるの
だけれど 現在の逆転現象は
運動性能優れた、もしくはとっさの反射神経がよい
若い人でないと なかなかうまく行かず
スコアにもなり難い。。。
通常、練習場ではアイアンの方が球数が多いから
その練習は ドライバーを上手く打たせない練習
になってしまうから 練習そのものがコースの結果に
反映されないとも言える
シャフトを撓らせて しなり戻す
人間を中心に ヘッドを意のままに扱うことを
目指すのが シャフトの役割なのか
それとも ヘッドの重さやヘッドの形
それを 人間に伝え、ヘッドの意のまま
人間が動かされることが シャフトの役割なのか

どっちを目指していても
結局のトコロ ヘッドが作り出す不可抗力によって
最終的な スウィング 動きは左右されてしまう
余程 自分のスウィングのビデオを見慣れていない限り
自分の頭の中のイメージ と ビデオに撮ってみた
その映像が 一致する人はいない と言っても過言では
無い訳で 少なくとも
クラブの作り出す なにがしかの不可抗力によって
シナリオの半分(それ以上だと思うけど)
は書かれてしまう。
で あるのならば 自分の理想から離されてしまう
悪い(望んでいない)不可抗力を作るに
力で対抗するのではなく
良い(望み通りの動きになる)不可抗力を
作るようにしてしまった方が
クラブを使っている... 上手に、クラブに使われている
と言えるのだと思うし
それが 正しいクラブ扱い(扱われ)だと思う
コメント
コメント一覧 (2)
セッティングの件、了解いたしました
注文した 7番からSWとSP365のグリップは ロイヤルサンドラップV竹ひご入りでお願いします
重いヘッド 動くシャフトと
浅はかな軽い頭 錆び付いた堅い動かぬ身体
難儀な組み合わせかも
規矩となるクラブがあるから 変化していける