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一番始めのスウィングは 悶絶しているお客様の
典型的な例で 体が回っている〜肩が回っている
というのを 左腕〜左肩の動きだけで
行ってしまっています。

ゴルフ用語的には 肩を入れろ というのがありますけれど
左肩を入れる というのは 同時に 同じ分右肩も
動くはずなのですが。。。
背後に回ってしまい 視界には入り難く 確認することの
出来ない右肩は対象外 という感覚なんでしょうか。。。

スナップショット 1 (2012-04-16 23-13)

このテークバックでは 鏡に映る姿と同時に見ると
骨盤とお尻は正面を向いたままで 背骨が捩じられています。
クラブを握った左腕だけが クラブを右〜後方へ押していき
胸が閉じるような形になってしまいます。

スナップショット 2 (2012-04-16 23-14)

右サイドを軸に 左肩〜左腕だけを動かしますから
この角度では見えにくいのですが
体全体がボール側、前側に倒れてしまい
本来 右を向いている時の軸足~右脚
 その右脚(大腿部)と骨盤に出来る筈の
前傾姿勢は 左脚に出来てしまっています。

この姿勢から 背骨〜背中を捩じり戻せば
フォロー方面で左を向く 左脚の股関節に出来る筈の
前傾姿勢。。。受け渡しが 逆モーションになってしまい
左向きの時に右大腿部に前傾姿勢が出来るような
運動〜動作になってしまいます。

二つの背中の形を見れば
どんな感じ、どんな違いなのか分かると思います。

スナップショット 4 (2012-04-16 23-14)
スナップショット 2 (2012-04-16 23-14)

テークバックやトップの位置で鏡などに移る
自分の背中の形を注意して見て欲しい、ですね♪

本来 体の向きの変更、回転は
骨盤から上半身は石のように一切使わず
単なる足のアクション… 言うなれば 回転いすの上で
脚を使って 回転いすを回すようなモノなのですが
左腕〜左肩だけのアクションで偽装のテークバックを
取ってしまう人の多いのは頭の痛いところです。

 「肩を回す」

その言葉がどれだけのゴルファーを苦しめ
体を痛めつけているのかわかりません。

中世の騎士の鞣し皮で出来たベスト(チョッキ)のように
上半身は一つのモノとして使う
それを 脚 。。。特に左ひざ周りのアクションで
動かすのがテークバックでの 打ち手の動作です。

回転する丸椅子に浅く座って 足を動かし
体を動かさず 座椅子に預けておく そんな感覚を
練習するのもイイかも知れません。