例えば 防犯センサーを付ける
基本は 玄関や門の開け閉めに対し
ブザーなり 警告灯が光るように「したい」

しかし そのセンサーを
間違えて トイレのドアに付けてしまえば
家の中の人が 夜中にトイレに行く度に
叩き起こされてしまう・・・

馬鹿げた話 と笑うでしょう 多分…
センサーは故障している訳でないし
正しく作動しているが故に 苦労してしまう

多くのゴルファーは
ナンノ因果か これと同じ症状にある

腕を動かすな!
体を回せ!
左腕のリードだ!
左肩を入れろ!


これらの言葉の融合で
パターストロークからも
多くの影響を受けているのだと思うけれど
腕 = 肘や手首の動き
と思っていて
肩関節が動くこと = 体が回っている
と認識している


駄目なストロークの代表このパターストロークを
正しいと思っている限り
ショットは先に一歩も進まない
千歩 ゆずって
肩のストローク=腕の振り
と理解していれば まだ ましだけれど
この動きを 体 を動かしていると
認識している限り
ゴルフショットは 永遠に苦労する だろう

レッスンを受ける方に
まず 基本的な体の動きをレクチャーすると
肘や手首を動かしていなければ
肩の動き が 体の動きだと思っていて
体(骨盤)の向きの変更をなかなか理解出来ない
体の向きの変更は脚で行う のではなく
肩を使って 背中を捩じる感覚が
体を回すセンサーとして機能してしまっている…

腕は 機能として 捩じり などの 複雑な動きを
処理できる 非常に便利な代物 だと思う
もしも 両腕が 直に 背骨に接続していたとすると
腕自身は非常に複雑な動きが出来るが故に
そのねじれ等がダイレクトに 背骨に行ってしまい
脊椎の脱臼、骨折 などの 非常に深刻な
トラブルに見舞われてしまう
そういった意味では 体の構造は
大変 よく出来ている訳で
腕の骨折や脱臼などで 済むので
基本的には 命に別状は無い
腕の機構や肩甲骨が
背骨の衝撃へのバッファーになっている
と言えるかもしれない