昨日に引き続き、です。

体重移動と体の回転を別なアクション

そう考えている限り、
ゴルフの迷路から抜け出るコトは出来ません。

人間は体の構造上
右脚を軸足にして 左を向くことは
ヒネリと言う『不自然』なことが無いと
出来ませんし、ゴルフは クラブと言う負荷がある上、
ボールを目的地に移動させる という
その『不自然さ』とはなんの利害関係のない
目的があるのです。

人間を輪切り にした時
背骨の真下に 両脚の付け根(股関節)が
存在せず、前後にも、左右にも離れている
というコトを認識しなければイケマセン。

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特に ダウンスウィングで
左に体重を移す
ことと
回転する 右〜正面〜左向き
この二つのコトを 動作として
二つ 順々に行おうとすると
本来、体の構造上の問題や
クラブ扱いの問題から
上半身と下半身の境目は股関節の筈なのに
大まかにですが 上半身と下半身の境目が
おへそ辺り、腰椎と胸堆あたりになってしまう。

腕の生えた肩は股関節の上に乗っているのに
脚や腰部分だけが回って 胸よりも上の
肩周りだけ 右向きが残ってしまう。

そうすれば 腕も重さも含めた クラブは
支えの無い右に荷重、負荷として残ってしまうので
当然のように右サイドが下がるし
左サイドはあがる。

非常にアンバランスな姿勢になるから
腰から下は左脚に移っても 顔を含めた
上半身は右に残ってしまう。

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アドレス時を 時計の針で12時 として
右を向いて 3時を向いた時計の針を
左への 顔や頭を含めたシフトによって
1時半にする。
その1時半が インパクトであって
12時に戻すことがインパクトじゃない

これは 今横の動きの話をしているけれど
縦の動きでも 全く同じで
6時をアドレス時とすると
9時から始まったシャフトの針は
7時半〜8時がインパクトであって
6時に戻すことじゃない


アドレス時を 時計の針で12時 として
右を向いて 3時を向いた時計の針を
左への 顔や頭を含めたシフトによって
1時半にする。
その1時半が インパクトであって
12時に戻すことがインパクトじゃない

この1時半 がシフトによる 非常に自然な
殆ど意志の入らない 体の向きの変更の解け
で 戻してくることが重要で
ここに意志が入ったら 必ず ツーモーションの
証です。(シフト&回転)