ゴルフクラブには

フェース面の向き

という 名称に当たる部分は
一切 存在しない!!!!!

世界中の どのゴルフクラブであっても
どの カタログにも フェース面の向き
と言うモノを見つけるコトは不可能である。

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クラブ・・・ としての 向きはある。

例え 一般的に言われている
フェース面の向き と言うモノが存在すると
仮定したとしても それは ボールを打ち出したい
方向とは 異なる・・・ボールを打ち出す方向を
作る要素の「ひとつ」に過ぎない というコト
を理解してほしい。

しかし 車や飛行機の姿勢と進行方向の
関係に 微妙に似ていて
向いている方向に移動しているのではない。

ゴルフクラブは 立体の面 によって構成
されており ライ角度 そして ロフト角度
と言う二つの角度があり
そのどちらもが ボールの打ち出したい方向に
対し 垂直でも 平行でもない
非常に 厄介で 微妙な角度を持っている。

まして ウッドクラブは アイアンクラブに
比べて ロフトが立っているので
間違ってしまいがち ではあるが
反面 打面に
縦にロール 横にバルジ という曲面が
付いている。

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ドライバーを打ち スライスが出ると
「フェースが右を向いているからだよ!」
と言うけれど 実際の打撃中に
フェース面の曲面構成の話は抜きにしても
自分の目で 向きを把握できるのは
リーディングエッジの向き だけで
それを ボールを本当に打つ時
となると ヘッドは時速140キロで
移動しているのだから
「フェースが右を向いているからだよ!」
と言われても いつ どの位 修正すれば
良いのか 手立てがない じゃないか!

インパクトロフト や インパクトライ角
にも よるけれど 単に フェース面と
イメージしている部分>リーディングエッヂ
を 打球方向の垂直に向けても
立体と言う意味では 多くの場合 左を
向かせることになり それも ロフト等の
諸条件によって 異なる。

機械のような目で追いかけたとして
2度 右に向いていた!
と 言われたとして それを 修正するにしても
実際に打つ時の ライ角度によっても その度合い
は大きく異なってしまうので
リーディングエッジだけを2度修正しても
問題は一切解決しないばかりか
説明しているコチラも 頭がこんがらがる。

厳密には 色々あるけれど
まず 修正しない 出来ない方法を模索すること
そして 知識として
あえて フェース面の向き と言う言葉を
引用するのであれば それは
 ラ イ 角 度 
であるという認識をしっかり持つことが
大変重要で リーディングエッジの向き

運動中に するべきではなく
多少 ずれたところで当たっても
いつも 同じライ角度 というのが基本
ではあるのだが
それ以上に 出玉の方向には ライ角度が
一番影響があるのに その 立体的に
90度異なる リーディングエッジの向きを
気にしているのは 非常に滑稽。
押しても 手前に引いても 開かない ドア
実は 引き戸 だった
それに 何年気付いていないの?!


なんてものは 意識して
特に 運動中に意識して 百害あって一利なし
なんの機能も持っていないトコロを
意識しても「まったくもって」意味はない

永遠に今の状態のまま
練習量 練習頻度だけが 自分の弾道や
スコアの維持の頼り と言うのであれば
どうぞ お好きに。