ゴルフクラブ ソノモノに ボールを遠くまで飛ばす
潜在能力が秘めている というコトは
裏を返せば 自分の悪い部分…正しくない部分も
倍増する。 経験的に言えば
良い か 悪いか はっきりと白黒付ける とも言える。

悶絶クラブをある程度 打てる人にとって
市販の 殆ど存在しないに等しいヘッド重量の装着された
まったくもって 無機質なクラブは 普通に打てる。

ただ 皆一様に これで 飛ばすのはくたびれる

何ホールも 何時間も 何日も続けるのには
疲れてしまうし いずれ 体を痛めてしまう
何より ボールを打撃する と言う行為そのものに
魅力が無さすぎる から イヤだ と言う。

sample 2009_09_29_23_01_02-1364フレームショット

逆に 市販のクラブに慣れ親しんでいる人に
とって 悶絶クラブは 結果も使い勝手も
この世のモノとは思えないようで
多くは 持っただけでギブしてしまう
実際に ボールを打っても 数球で終わるようだ。

その差は一体なんなんだろう。

一般に言われている ゴルフスウィングの方法論
を 真っ直ぐ飛ばす とか ボールの弾道や距離
等 ボールへの影響を除いて

 クラブをどう動かしたいのか

と言う視点で見てみると
明らかに 「シャフトをしならせよう」というコトに
行き着く。 細かい部分は割愛し ヘッドを
グリップよりも 長さの延長線 よりも たくさん
動かしたい ということが基本概念にあるようだ。

しならないシャフトを 遅らせ しならせ
それを 一気に打撃タイミングに合わせ解き放つ

その行為が 現在でも推奨されている スウィング理論

この理論には ゴルフクラブの形状は
かなり 不利で 握る棒の延長線上に重量の中心点の
存在しない クラブヘッドは その動きによって
ローリング(回転)が促されてしまう

ボールを打撃するタイミングに ヘッドを解き放つ
に加え ヘッドの回転も解き放つ のであるから
ものすごく 難しいし それをするコトと
同量の作用/反作用が 自分にも働くという
ニュートンの理論も無視されてしまう・・・

コメントにもあったけれど
クラブを持っている 動かしている本人
ではなくて 外部の第三者から見て
土星の環のような クラブ軌道に見えるのは確かで
それを 作っている本人の運動は
脚で体の向きを変えていること
その土星の環が傾いているのは 前傾が在るから
といたくシンプルなのである。

逆に それを 安定した 美しい 繰り返せる
モノにするのには ヘッドの運動量、移動量を
長さ分の差を除けば グリップの運動量、移動量と
同じにして置かなければ
ニュートンの法則通り ヘッドの重さなどの
作用/反作用によって 自分の思い描いている軌跡は
描くことが出来ない・・・・それを 刷毛塗 って
言うのでしょ?!

動かしている自分は あくまでも
立体の中で クラブをスライドさせる コトであって
縦でも 横でも 斜めでも
動かしている本人が シャフトの長さの円や
ヘッドの回転などの まったくもって不必要な円を
付け加えただけで ひどい仕打ちが待っている
  
お仕置き だわ〜〜〜