日本にだけ 存在するような ゴルフスウィング用語
「肩をまわせ」
これを 理屈っぽく 説明(反論)すると
まず 肩 と言う部分は
人体、医学的にはどこに属すかは知らないけれど
ゴルフや運動的には 肩は 腕の一部。
中世の八つ裂きの刑で
手足を牛車につなぎ 八つ裂きすると
脚はお尻の肉ごと 腕は肩の肉ごと 抜ける
と思う… これは見たことないからね…
例えば この写真・・・
体を痛めたくない と思っている人は
決して真似てはイケナイ。
この素振り、イメージトレーニングでも
この初期動作は動いているのは 左腕だけ。
しかも 自分で実験してみると分かるけれど
肩周りのアクションは 左右に回すためのモノで
ないから 胸椎 腰椎 いわゆる背骨を捩じらない
限り 肩を回しているように見せることは出来ない。
厳密に言えば 多少の遊びはあるとしても
背骨自体は ねじることが目的の構造ではない から
その繰り返しは 年齢を重ねた時
かなり深刻なツケがくる。
例えば この動きをする お客様が来店され
アドバイスを! と言われたら
腕や手で上げるな ってはっきり言うだろうね。
ものすごく多くの誤解しているゴルファーは
肩を回せ と言うけれど
じゃぁ ゴルフと関係なく 肩を回してみて!
肩って 背骨を捩じらない限り 回る動きは
出来ないし ストレッチとして その動きは
するけれど ストレッチをする時って
腕の重さを使って 体(背骨)をひねるでしょ
そのまま のコトを クラブを持って行えば
そのクラブと腕の重さを使って
毎回毎回 背骨… ちょっと 胸椎と腰椎の間
そこらへんに 負担を掛け続けるんだよ
しかも クラブをグリップした状態のまま
それを行えば 腕は テークバックで右
ダウン方向で左に車のハンドルを切るように
捩じることになるから 更なる負荷
しかも 複雑な負荷を掛けるコトになるんだよ。
手のひらを地面に向ける・・・回内・・腕が離れる
手の甲を地面に向ける・・・・回外・・腕が近づく
この動きは同時に 腕が離れたり 近づいたり
する動きをする訳で
テークバックで 左腕が回内 右手が回外
ダウンで その逆 この動きを
先端に重さの付いた・・・ しかも偏重したヘッドの
付いた一メートルの棒をもって 行えば
首を痛めてしまう可能性は決して少なくない。
勿論 遊びだから どんなスウィングをしても
自由だけれど 軽く言えば たかがゴルフで
体を率先して痛めてしまうような方法は
あまりおススメは出来ませんね。
も、ちょっと しつこく言うとね
左右別々に回内、回外 すれば 当然
クラブは捩じられる
フェースと言う打面の付いたゴルフクラブは
重さも 野球のバットやテニスのラケットと違い
握っている棒の延長線上には存在しないから
更に そのアクションは複雑になるよ。
勿論 それにスピードも加わるしね。
重さはスピードが加わると 二乗倍に変化するから…
そのアクションは持っている 左右の腕を
別々に短くしたり 長くしたり する訳だし
クラブは偏重してるし
毎回毎回 重さの掛かり方や掛かる方向も変わる。
ロフト角度も ライ角度も 体からのクラブの距離も
掛かる重さ…運動中のモーメントも そのベクトルも
常時常時 変化している
それを 均一に
例えば ドライバーショットで言うと
インパクトポイントは 0.0006秒位の瞬間に
一定にするのって 神業 でしょ。
時計の秒針の 一分って 角度6度 だよ。
あの 秒針の一分分 ずれたら 10度が16度
2分分ぶれたら 10度が22度になるんだよ。
自分とクラブだけじゃなくて
アドレスの時の 肩ラインや腰ラインが
変っただけで ものすごく簡単に
10度のドライバーを 30度に出来るんだよ。
ヘッドは 時速140キロ以上で動いているのに…
インパクトの その一点だけ いつも通りにするの?!
その神業って ものすごい数の修練が必要で
その修練は体を酷使する・・・
やりたい人はどうぞ と言うしかないです。
ゴルフスウィング:手で上げるな★
コメント
コメント一覧 (2)
千葉県山中に武装したクマ出現。
繰り返す、
千葉県山中に武装したクマ出現。
くまには、スパイクよりビーサン