ゴルフクラブに限らず 道具
装飾品と違って 使ってナンボのモノと
上手に付き合うコツは

何を感じるか
どう感じるか

を追求することだと思います

飛ぶ とか 飛ばない とか
シャンクした とか スライスした とかは
第三者が見ても分る「事実」です

そうではなく どう振ると重くなるとか
ここで重くなる とか
こう振ると軽く感じるとか
こう使ってみると自然に動くとか
使っている本人以外が分りえない ことを
追求していく事だと思うのです

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よく他のゴルフのブログを見ていると
何を持っている とか
何を買った とか
どこでプレーした とか
ただの事実の羅列しか見受けない
ブログだから 色々な書き方が有って良いし
それを非難している訳では無くて
自分が 自分の為に 自分のお金で買った
ゴルフクラブは 自分が 自分だけの為に楽しんで貰いたい

僕が作ったクラブで有れば
より上手に「そのクラブ」を活かす策を
僕は持っていて それをアドバイスしてあげられる訳だけれど
スライスした とか チョロした とか の
事実だけを聞いても その原因は色々ある訳だから
それを追求するのには
どう感じたか どう思ったか
の方が 答えを導き易い のです

表面上の 技術論は
ロボットが使っているのであれば有効かも知れないけれど
過去の歴史やそれぞれの人の考え方や感覚が
有る訳だから
 「どう感じたか」
と言う言葉が 唯一 人間の内側から
そのクラブを活かす策を見いだせるのです

あくまでも ドラコンを取るのも
ミスショットをするのも 人間なのだから
人間として イチ個人として
どう感じるか どう思ったか
が一番重要で
自分のゴルフ 自分のクラブなのに
まるで他人の批評のように
事実だけ並べても
それをネタに明日に 未来につながらない
そう思うのです

ミスからしか人間は成長出来ないと思うのです
そのミスを活かすのには
そのミスをどう感じ どう思ったかで
自分で 自分を批評する必要は一切無く
それよりも その前後での
自分の心の動きや感覚を追求し
次につなげるべきだと思うのです



ゴルフだけに限りませんが
趣味の世界だと
何を使っているとか
何を持っているとか
金額が幾らだとか
他人の為に事実だけを並べる人がいますが
例えば 何とかって 真空管アンプ を
持っていて それが有名で 100万円する とか
ではなくて その真空管アンプで聴くと
自分は どう感じて どう思うか
金額に関係なく
名声や知名度に関係なく
自分は 好きなのか 嫌いなのか
の方が重要だと思う

より良い音(ショット)を 自分の好きな音(弾道)を
追求するのに
他人に気に入られる必要は「一切無く」
自分のため に追求して欲しい
僕はそれを 個人主義とは思わない