ゴルフクラブは 頭を使って
 ちゃんと考えないと 多種多様な「不可抗力」
が生まれてしまう構造になっている。

クラブその物ばかりで無く クラブヘッドも
縦、横、奥行き に対して あらゆる方向に
歪んだ いびつな 対照性の無い形状な上
重量の配分のひどく偏っている。

sample 2009_09_29_23_01_02-1364フレームショット

クラブ全体の重さ
で言えば シャフトの重さや長さによって
異なるけれど ドライバーを例に取ると
ヘッド:シャフト:グリップ
の重量構成は 4以上:1:1

一メートル以上もある長さの先端部に
70%以上の重さが集中している

その上 そのヘッドは 先端部に
重量の中心点(重心位置)が存在せず
大型ドライバーヘッドであれば
4センチ以上も シャフトから離れたところ
しかも ボールを打っていくのに対し
逆とも言える シャフトよりも右側に
重さがあるのだ。

これを 体力とかスピード テクニックで
解決するのには 無理があるように思うし
もし そうであるのならば
クラブの形状がもっと それに適したものに
変化しても良いと思うよ。
これだけ シュミレーションや計算のすぐれた
パソコンで設計する時代なのに…

生き物と同じで その形は
長い年月を経て 淘汰され 行き着いた答え
な訳なのだから その形を尊重して
使う事が 道具を大切にすることだと
僕は思っている。

sample 2009_09_19_22_56_02-91フレームショット

ゴルフクラブの形状は
正しく、
打ち易く、
繰り返し易く、
遠くに、
安定して
ボールを打てる
不可抗力が発生するように
作られている。

その 良きガイドを 悪い邪魔者に
替えてしまうのも その人の
頭の中身次第と言えよう。