例えば 腰を動かし見てください。
例えば 背中を動かしてください。

特殊能力が無い限り
それらの動きはすべて 手と脚を動かす行為
それが基本になる筈です。

例えば 股関節 を動かすコト
それは それにつながっている大腿部・脚に
運動の指示を与えるコトで
股関節その物を動かすことは出来ないと思うのです。

僕は凡人ですから
今 股関節? 脊椎? も感覚的には
どこに所在しているか 実感がありません。
知識として 「あの辺」というのは分かりますが
多分 「痛み」 が伴わないと
その場所 ソノモノを実感することは出来ないのでは
と思っていますから 出来れば 分かりたくありません。

ゴルフのスウィング動作 クラブ扱いは
四肢を動かす動作で その土台になっている
胴体 ソノモノは ほぼ使わない と言って
間違いでないと思います。

勿論 脚が動けば 胴体の向きなどは変わりますが
それは 胴体 ソノモノが動いたのとは異なります。

多くのゴルフファーは
体を回す とか 捩じる と言うイメージから
胴体そのものをひねる
そんな指示を出しているのだと思いますが
間違っている だけでなく
 それはかなり不可能に近い
特殊技能だ
 と認識するべきですし
それによって 普段 存在が感じられない部位を
思い知らされる、結果が待っていると思うのです。
脊椎が実感できる!
背中が実感できる!
というのは前述の通り
痛みの伴う行為
すこし痛みを水で薄めた行為に近いのです。
ある種 小さな痛みが伴う から
実感しやすく 体現しやすいのかも
知れませんから
行き着くところは 明確 とも言えます

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単純に要約すれば
腕のクラブのスライド
    と
脚の骨盤から上(胴体)の向きの変更
という 二つの動きの同時進行が
ゴルフスウィング という事になります

それには まず その頭の中から
ボールを目標方向に飛ばす
ボールを遠くに飛ばすのに

クラブやヘッドの作る遠心力は

まったく使わない

と認識して頂く必要があります。
実際には 全く使わない訳では有りませんが
それが ショットの主力エンジンではなく
補助エンジンというか バックアップ程度
のモノで 今の認識からすると
まったく 使わない と考えて置く方が
正しいと思われます。

如何に 縦でも 横でも
クラブに円を描かせないか
それが 腕の仕事です。

その腕は 向きの変わる
 大きな遠心力の掛かる ターンテーブル
の上にある訳で その中で
シンプルな直線運動 をしないと
大きな遠心力のせいで
外力が すべてのモノを外へ 外へ
と引っ張り出してしまいます。

鏡や ガラス があった場合
アプローチ程度の スウィングの大きさで
シャフトの作る線が
如何に 立体的に向き(角度)を変えないか
確認して下さい。

肘の曲げ伸ばし
人によっては 上腕の上げ下げ
と言うイメージの方がぴったりの人もいるでしょう。

これを使って クラブを横に
スライドさせる
ヘッドのみを動かすのではなく
クラブ全体を横にスライドさせる
この動きの延長線上に
体の向きの変更がある
と考えるのが アマチュアには
覚えやすいと思います

別な側面では 体の向きの変更
に対し クラブをセンターから外さない為
腕による 横スライドがあるのも確かですが
多くのアマチュアを見ていると
体を回す 捩じる ことによる
ミスから ショットそのものを台無し
にしているケースが多く
とりあえず 体の前は 単に横スライド
それでは 多くの距離が望めないので
仕方なく 振りかぶる・・・
 そんな動きが 向きの変更
と把握した方が 回転動作も
両脚の外側 脚と脚の間は直線
と言うイメージも掴みやすいと思います