コースに行って 素振りをして
イチ.なになに 
 ニ.なになに 
  サン.なになに
のように スウィングをするための
動作を 手順 順番にして
覚えるのが一番実戦に適さない

sample 091020 3-360フレームショット


経験があると思うけれど
自分のスウィングをビデオに撮って
自分で後から確認すると
例外なく 自分の思った通りには
動いていない

それは何故か・・・

スウィングは スピードも加わった
クラブと言う重量物を持っているし
ボールを打つ 行為そのものが
重量との戦いでもある

そう スウィングは重さの虜 なのだ

だから 練習場や素振りなどで
その場面で どこにクラブがあると
次にどうなって
ヘッドがどの姿勢だと こんな感じの重さで
そして 次にどうなり易いか
と言うのを 実体験して貰いたい

それが 練習だ

ショットの結果 なんて
ある意味 偶然の産物で
納得いく弾道や距離が 今のショットで
出たとしても それがなぜなのか
どうしてなのか 実体験出来なければ
次のショットにフィード出来ないし
毎回 宝くじを引いているのと大差無い。

とどのつまり
クラブやヘッドの重さによって
自分は動かされている
振らされている とも言えるのだから
だったら 正しく動かされるように
クラブの位置
動かしてあげる位置を探ってあげれば良い

どのベクトルに どのヘッド姿勢で
動かすと 体にはどのような重さが掛かるか
それを 練習で掴んでもらいたい

カギになるのは
ショットの目的は
ボールをある方向に移動・飛ばしたい
という事なのだから
そのベクトルとクラブを動かすベクトル
クラブが動きたがるベクトル
そして その重さによって
自分の動くであろうベクトル
その関係をイメージしておくことで

人間の動作 としては
出来るだけ ヒトツ
ヒトツですべてを解決できるよう
ヒトツの動作ですべてが
似たベクトルに動くようにしておくコト
が 唯一 コースで
緊張した場面や悪いコンディション
悪い天候や気温の中でも再現出来る
唯一の方法と言える

その 人間の一つの動作
は ダウンスウィングで
これから 打つであろうボール
これから飛ぶであろう方向 に対し
それに準ずるように
利き腕の肘で クラブを送ってあげるコト

その ワンアクションで
移動を始めたクラブの重さによって
そのほか すべての動作が
仕方なく行われること だと思う。