悶絶クラブを使っていても
市販のクラブを使っていても
スライスやスコアの問題と同列で
「ドライバーが飛ばない」
というのは 古今東西 
多くのゴルファーの悩みです。

数日前にも書きましたが
ボールをより回転させる
回転を増やすような方法・・・
スウィングの中に
脚を使った骨盤の向きの変更による
  背骨からヘッドまでが作る
    すこし傾いた大きな円弧
これが 唯一の円 です

しかも この円の主目的は
ヘッドの重さやスピードなどが作り出す
破壊力を 目的方向に変えてあげる
方向を変換する働きで
けっして 破壊力を増加させることは
主目的ではありません

これ以外に円運動があると
ボールには 複雑に円運動が加算される上
人間にも 複雑な不可抗力が増えますので
億害あって一利なし
なのです
自分の 振った〜 と言う充実感を除いて…

厳密に考える必要は一切ありませんが
我々おじさんの運動性能を考えると
ドライバーショットにおける
理想的な スピン量は 2000回転台です

単純に考えると
倍の回転数 4000回転あると
ボールの大きさが倍以上になる
そう パラシュートを開いている のと
同じな訳で 飛ぶ筈ありませんよね 

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スピンを決める大きな要素は

インパクト時のロフト

店で売っている時のロフト角度では
ありませんし
言葉は悪いですが 一般的なアマチュア
ゴルファーにとって 市販のドライバー
ロフトは 6度でも 11度でも
大きな違いはないでしょう
10度で上がり過ぎて 飛ばない人が
次に買い直すとき 9度を選んでも
それが ロフトのせいなのか
クラブが軽くなったとか
シャフトが柔らかくなったとか
だいたい 色々な要素が大きく変わって
しまうので 単純比較は出来ません。
間違いなく ロフトが少なくなったのが
変化の訪れた原因で無いのだけ は確かですが…

インパクトロフトとは
ヘッドの移動してきた入射の角度と
フェースメントの角度差です

極端な例で言えば
9度のドライバーを買ってきても
入射角度をフェース面でなぞる ような
インパクトであれば
ロフト90度のクラブを使っている
と言えるわけで
余程スピードがあれば 別ですが
ボールだけ ティーの上に残る かもしれません。

単純に考えて 人間とクラブの構造上
背骨 バックル グリップ ヘッド
これを センターとして
一度右にシャフト線がずれれば
 ロフトも一度
10度もシャフトが右にあれば
 ロフトも10度 多くなってしまう
と考えてよいと思います

ですから 自分の体の向きの変更
 そして 背骨からヘッドのまでの距離
この 大枠の道のり
これよりも 自分のヘッドの通る道のりが
増えれば 刻々と クラブは右にズレ
その分 ロフトが開いていく
 というのが メカニズムです

慌てて ロフトを閉じようとしても
 残されている時間は

 非常に少ない ですね〜