視覚的な結果を除けば
これから 打つショットで
マットに引かれたラインやターゲット
それと 打つ前の脳内イメージでの
マットの上を移動するヘッドのラインは
殆ど 何も関係ない というか まったく異質なモノ

sample 2009_09_29_23_01_02-469フレームショット

切り返して すぐにフェース面はボールを見たまま
しかも インパクトまで ずっと同じアングルから
ボールの内側の上の方を見続けたまま 入ってくるし…

 フェースがボールを見続ける の
 本当の意味は ずっと同じアングルから見続ける
 と言う意味で ボールは見ているけれど
 見る角度が変わる というのは
 見続けている とは言わないので注意してね

 クラブヘッドが結果として
 ボールの横から入って 見える のは
 体の向きの変更によって
 行われる クラブの横移動によるもので
 クラブを持っている「腕」とは
 一切関係ない とも言える訳で
 腕の仕事は クラブの重量を
 重力を伴って ボールにぶつけることで
 方向を司る動きとは
 直接関与は無いんよ

まるで フェースでボールをマットに埋め込む
そんな「イメージ」で動かしてくるし
グリップ を 肘さばきで 右胸の前から
左胸の前にスライドさせるイメージ

 そのイメージには 右向きの時に行う
 つまり 左サイドが低い時に行う と言う絶対条件が
 ある訳で その際に 拳や腕に掛かる
 クラブの重さに反発せず その重さで
 想定以上に下げられてしまうべきだと思う
 更には 右ひじを使って 右の手のひらを
 胸から離さず 胸に平行に 左下に動かす
 肘が伸びていくことによって 左に動かす
 のは あくまでも 右手が上 左手が下
 の位置関係の時に「のみ」有効なのであって
 双方が同じ高さになってしまう
 体が先に動き 前傾による左右の高さ差が
 失ってしまってから 行っても 無駄だし
 より 一層 クラブが遅れ ロフトが寝てしまう
 だから 左の低い「旬」に始めて欲しいのだ

アドレスを基準にし
自分側 背中側を近い 
ボール側 お腹側を遠い と言う言葉で当てはめると
グリップを胸に沿って
右から左に 動かす その時間帯は
体が 「まだ」 右を向いている時間帯な訳だから
グリップの位置を 近いから遠いの方向
 に動かしているという事になる
→ ある意味 これが インサイドアウト とも
言えるわけで 円弧が作り出す軌道を指すのではなく
クラブが自分から 離れていくような動き
それに 長さ変化も伴って創るもの なのだよ

20090801 2009_09_01_01_25_27-346フレームショット

この写真のように
前傾を除けば 手よりも高い所にヘッドがあり
フェース面がボールに向かって 上から直線で落ちてくる…
クラブは肘の動きによって 近くから遠くに動き
その全体の流れの中で 上から見た時に
 腕も含めたクラブの長さが長くなっていく
まるで ボールを手前から
 あっち(自分とボールとのあっち側)へ
弾き出すような感じ と言えばいいのか・・・

アイアンならば ポケットで
フック回転を与えてあげるような そんな動き・・・

そして それらに 体のスライド
前傾姿勢を維持した上で 体の向きの解けが
重なっていく訳で
インパクト直前・・・
いや インパクトそのモノも まだ 右を向いている

体の… 骨盤と右軸足の向き差はなくなったけれど
左ひざの低さ や 左へのスライド の残像による
膝なり 太ももラインには
 まだ 薄く右向きが残っている
そんな状態が インパクトイメージだと言える