またもや 登場
ボールが腰の高さの傾斜地に止まっていたら・・・
自分は平らな所にいて
運悪く ボールだけ坂の途中に止まっている・・・

150ヤードも飛ばすことは出来ないけれど
なんとか 6番アイアンで80ヤード位は打てそう?!

lesson 2009_10_30_21_19_49-91フレームショット

さて この時の方向性を考えてみよう
ショットのおさらいになるのだけれど
普通のショットも同じだけれど
このショットで重要なのは
腕も含めたクラブの長さの変化を
出来るだけ作らないこと
(ボールとの距離感の変化とも言えるが)
要するに へそから腕は出来るだけ固定し
脚さばきで 体の向きでだけ打つ訳だ
前傾姿勢が無い分 ヘッドの重量に対する
重力の加速パワーは使えないし
運動スピードも上げ過ぎてしまえば
クラブの右に回ろうとする不可抗力が強くなり
ミスする可能性が高くなるから
6番で80ヤード位を打つのが限界?かな?って思う

肘さばき そして 左手の逃がし が上手くなれば
もう少し打てるけれど
相当の「手練れ」でない限り お薦めはしない…

では この時の方向はどうする?!
動作中に打ち出す方向を意識した何か
より 目標方向に行くような何かの動作をするだろうか

→すれば ミスになる

そう、 ライ角度 ロフト角度 ボールの関係を考慮し
この場合であれば ロフト角度分だけ
アドレスラインよりも左に飛ぶ
その計算の元 アドレスラインを設定する
方向に携わる動作は
 すべて 打つ前に完了する
あとは 出来るだけ 打てるか 打てないか
の 打てる可能性を上げるため
 リスクの少ない 極力動作を減らし
スピードも落とす・・・
動作中には 方向は考えない?! でしょ

まして 自分のアドレスラインに平行とか
ターゲットラインに沿ってヘッドを動かす感覚って
ありますか?!

写真のように
ボールが宙に浮いている状況の中で
ターゲットラインに平行な感覚を
作れるとしたら ほとんど距離の要らないショットで
体を動かさない 肘の刷毛塗ショット位で
ある程度の距離を前進させるため
動作を入れるとしたら クラブや腕の長さも含めた
自分とボールとの距離感の方が重要になる
空中にあるボールで
 そのターゲットラインの意識はし難い訳だし
この場合であれば ライ・ロフトの関係から
ターゲットラインは自分とは逆に傾いたモノ
って理解出来るでしょうか・・・

 上の写真を切り取って 前傾分
 傾けた写真がコレ
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