刷毛塗りのドリル というのがあります。
ドリルとは名ばかりで クラブ扱いが理解出来て来ると
これが ゴルフショットそのもの
あの大きなショットを凝縮したのが
刷毛塗りのドリル
だと分ってくると思います

20090801 2009_09_02_19_13_32-586フレームショット

間違った練習方法で
この刷毛塗りのドリルの動きを
一生懸命追いかけている方がいらっしゃいますが
正直に言えば 動きは二の次 三の次

ブログ等で文章で
コツっぽく お伝えするのに
動き みたいなモノを言葉で解説しているだけで
問題なのは ボールを捕まえる こと

このボールを捕まえるコトが
ショットの始まり
であり
ショットの終り
でもあります

一般的に ドライバーが飛ばない とか
スライスするとか 引っ掛かるとか
曲がる 方向のミス
アプローチが寄らない 止まらない


これらのミスの殆んどは
ボールを捕まえられない事から
派生しています

捕まらない事を
捕まえられない事を
別な事で補い
それによって ミスが拡大 複雑化している
と言う事を認識して下さい

ボールを捕まえるコト
そのモノは非常に簡単で 単純です


言葉で言いかえれば
捕まえる
と同意語・・・類似語なのは
逃げ道を断つコト です

そう ボールは球体です
球体ですし 軟質な素材ですから
何かの圧力が掛かった時に
あらゆる方向に逃げ場を探します
その逃げ場が
飛び出る高さの高低は度外視し
自分の打ちたい方向だけ
しか なければ
ボールは捕まり
ボールは飛び出ます
逃げ場があれば 球体という形状が
発揮され
逃げ場がなければ 軟質という素材が
発揮されるんです

一般的に考えられている
ヘッドをターンする方法の場合、
もしも ものすごい ゆっくり
ヘッドスピード 0.5ms で行うと
ボールは飛球線ではなく
クラブのトゥ側の外に逃げていきます

しかも 立体で考えると
クラブにはロフト角度が存在しますから
当然 圧力を受けたボールは
その坂道へと 逃げていく訳です
多くの方が アイアンフェースの形状
トゥ側が高くなっているのは
その逃げ場と大きく関連していると
思っている、でしょうが
実はまったく それとは無関係です!

ヘッドターン フェースターンと言う方法論で
ボールを捕まえる疑似体験をするのには
相当な高速な動きが必要になります
ですから いま 皆さんの目の前の打席で
汗をブン流しながら
距離に見合わない 運動を何万球も
繰り返すことになるのです

ゴルフクラブ ゴルフショットは
立体的なモノで それに時間経過が伴います
総じて 横の動き 左右の曲がり なんかを
意識すると その結果は
横の動きは成功しても 縦のミスになって
高さのミスやその結果の距離のミス
と言うように 縦をすると横が…
横をすると縦が…
意地悪な程 必ず 別なベクトルに問題が発生します

その原因になっているのが
捕まえるコト

刷毛塗りドリル そのモノでは有りませんが
もう一度これを見てご確認下さい