幾つか 打つ前から グリーン周りなどのアプローチショットが
失敗する可能性を広がる そんなイメージを紹介しよう
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まず ボールと地面  練習場ではマットの間に
ヘッドを入れようとするイメージだ

物理の学問で言えば 球と面の接点 は 点
店の面積は ゼロ
面積の無い所に ヘッドを入れる事は出来ない
まして コースの芝の上では ボールは その自重で
すこし 沈んでいるのだから
入れたい と言う場所が地面の中に隠されてしまっている

ボールは球で 円じゃない
ボールの下にヘッドを入れようとするイメージは
ボールの大きさの円とか コインとかを打つイメージであって
球体 としてのボールを打つイメージでは無い

ボール 直径約4センチ強の球体であるのだから
ボールの芯 真ん中は 約2センチ 空中に浮いている
結果として リーディングをボールの赤道
 もしくは それよりも下に入れれば良い訳だから
2センチ ティーアップされている パチンコ玉を
打つイメージを持って貰いたい

ショットでも そうなんだけど
トップボール… ミスのトップボールは
フェース面ではなく
ソールがボールを打ってしまう事で
正しく フェースがボールと対峙した状態で
クラブヘッドが入ってくれば
赤道前後(上下)に 歯が入っても
ボールは球体なのだから 坂 角度の付いた
フェース面に逃げて来る
トップボールの多くは ボールに届かない事で起こるのではなく
ボールに向かって 上がる軌道でコンタクトする事にある

sample 2009_09_29_23_49_15-964フレームショット
クラブを持たない状態で
ヘッドの替わりに 手のひらでアプローチのイメージを
作っている光景を コースでも 練習場でも 良く見かける
ヘッドの通ってくる軌道 立体的な軌道に対し
フェース面の替わりの手のひらを それに沿って
その軌道をなぞって 入ってくる ・・・
良く考えてみて欲しい
その入り方で いつ どのように
 フェース面でボールを打つのか?
その入れ方は ソールでボールを打つ方法である

ものすごく運が良く ものすごく経験豊富で
まるで テーブルクロス引きのように
 (上に乗っている食器を倒さず テーブルクロスを引く)
うまく ボールとコンタクト出来たとしても
ボールを上方向に打つ
と言うのは 創ったエネルギーが 距離や高さ、スピンなど
どう配分されるかのコントロールが非常に難しい

特別な場合や緊急事態を除いて
ショットも含め 水平方向の距離に必要以上の高さを
創っていけば よりエネルギーも必要になるし 確実性も失う
絶えず 練習していない限り
上手く打てるか のハードルを越えても
打ちたい距離に なってくれるか の2重以上のハードルが
付きまとうコトになってしまう

低い球にしなさい
と言う意味合いではないけれど
その距離を打つのに 不必要な高さを作るのは
なに ひとつ メリットが生まれない

そう言う意味合いでは
ずっと 手のひらを上に向けて
ボールの下をヘッドをくぐらせるようなイメージは
上手く打てたとしても ボールを上に運ぶだけで
前に進ませない
前に進ませるのには 必要以上のスピードが要るので
難易度は 二乗倍以上に難しくなる

http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/2010-06.html#20100629

ここでも書いたけれど
アプローチで使うクラブは 元々ロフトの大きいモノが多いから
視覚的に ボールの下側を打つ そんな感じになってしまうけれど
それは クラブの役割 であって
自分の動作やイメージの役割ではない

ゴルフクラブは構造上
ロフトを開く動きを嫌う ので
いったん開く動きを作っていくと
中途では止まらず とことん ロフトを開く方向に動く
ロフトを開いてしまうと クラブには進行方向に対し
重さを増やし 長さを増やし ブレーキを掛けてしまうので
想定より 右手前にヘッドが落ちてしまったり
それを補うため 上げて トップしてしまったりするのだ