硬いシャフトを使うともうひとつ ゴルフでの永遠のテーマを失う

  ボールをつかまえる という事だ

余程 ゴルフに時間とお金が掛けられる人を除き
 特に ゴルフにお金が存分に掛けられる人を除き
大概のゴルファーは 一生涯 ボールをつかまえ「られない」ことに終始する

20〜30年やっている スコアはそこそこ のゴルファーでも
 ボールをつかまえる つかまえられる こすらない 人は
  大変 少ない。  非常に少ない。
   全ゴルファーに対する 左打ちの女性位の割合 である。

sample 2009_09_15_19_49_13-17フレームショットボールは球上の形状である それを板状のもので叩くのだから 板状のモノに角度があればボールは逃げ道を探す
それを封じ込めるためにも その板状のものを上から抑え込むようにいれてくるから ボールは逃げ道を失い 潰れる。

ハミングバードのクラブを「ある程度」正しく使えば 嫌 というほど味わう感覚だろう。   余談だが 最近では12〜13度のドライバーでも上がり辛く、困っている人もいる位…。 つかまえる感覚に逮捕され アッパーになってしまっている人も少なくないかも知れない…

しっかりしたヘッド重量の 動くシャフト(柔らかい)を使えば
ボールを打つまでの準備工程で 意図的な動きをしなくとも
 グリップエンド(エンド部)とヘッド部に運動差が生まれる
  意図的にしなくとも   …逆にしてはいけない
   ヘッド部の方が 背骨からヘッドの迄の同心円上以上の運動をしようと
    する。   それによって ヘッドが遅れ
     → 結果的なハンドファーストが出来る

  しなるシャフトは しならさない様に使う  のが基本だ

20090801 2009_09_02_19_13_32-588フレームショットヘッドが遅れ シャフトのグリップ側が左に傾いた
この写真のような状態でインパクトに入る  このシャフトの傾きは そのまま「地面に対する」ロフトの立ちになるのだが その量は入射角度と一致する 入射角度がある分 ボールに対するロフト効果は同じなのが  打ち出し角度とスピンに分散する  これによって微妙に個人差が起こり 打ち出しが低めでスピンの多い人と 打ち出しが高めでスピンの少なめの人が 出たりする訳だ


しかし 硬いシャフトには この「クラブの運動」は備わっていない

 だから 雑誌やYOUTUBEなんかを見ると
  「シャフトのしならせ方」 みたいなモノが出て来る

  しならないシャフトは しならせないと使えない という意味合いだ 
  ま だったら始めっから しなるモノを使えばいいんじゃないのか?

ゴルフクラブは 静止状態 では シャフト軸線と重心位置が ずれている
 しならないシャフトは その形が運動中も維持されてしまう  ので

  すなわち しならないシャフト を しならせる という事は
   シャフトを捩じって使う という事と同意語になってしまう。

硬いシャフトは
 ☆しならないから 自然なハンドファーストが発生しない
 ☆しならせると 捻じれて フェースも右を向く上
   さらにロフトが増えてしまう
 ☆そして しならないシャフトは ヘッドが下がり難いので
   低いところにある ボールに届き難い

そんな こんなで 硬いシャフト を 使う人の 大半
 嫌 殆んどの人が ボールを 右サイドに置かなければならない
  体の真ん中に置いている人は まだましな方で
   右の◎ンタマの前や右膝の前に置いている人も見かける

 右に置くことによって
  遅れによって 出来ないハンドファーストを アドレスで作り
   左に置くと届かないボールを 一気に近づけている訳だ