市販のクラブを長らく使っている方 の…
特に ハードのスペックを使われている方に多いですが…
 割合は分かりませんが、かなり多く…
 クラブ診断をすると けっこう頻繁に…
訪れる ビックリ😲事実 があります。



シャフトの硬さを表す 一つの目安に
ba9a56ce0a9bfa26e8ed9e10b2cc8f46_1214473713振動数 というのがあります。
一分間に何回振動/運動するか を表す表記で
 例;200cpm ……一分間に200回運動する
👈👈👈こんな感じの計測器で
それぞれのクラブの硬さを計測します。

通常 2021年の(メーカーや機種によってかなり違いますが…)
 Rシャフト の平均値は 220〜230cpm(ドライバー)
 SRシャフトは それよりも 10cpm 数値の大きい 230〜240cpm
 Sシャフトは 更に10cpm 数値の大きい 240〜250cpm

メーカーや機種、製品誤差はありますが、
一個上、一個下 の「硬さ/柔らかさ」は 10cpm程度の違い です。

👉硬くなる程 振動数の数値は大きく
柔らかくなる程 振動数の数値は小さくなっていきます。



ですので 数字上の一般論ですが、
220cpm の Rシャフトを打った直後に
240cpm の Sシャフトを打てば
好き嫌いは別にして 硬く感じる✋ですし
その逆の
240cpm の Sシャフトを打った直後に
220cpm の Rシャフトを打てば
同じく 好き嫌いは別として 柔らかく感じる筈✋・・・・ですよね⁈

 と ・ こ ・ ろ が
これを 逆に感じる方 にかなり頻繁に遭遇します。

硬く感じるか、柔らかく感じるか は
それぞれの方に感覚的な基準があると思うので
良い悪い の問題では無いと思うのですが、
性能上の硬さと反対に感じる方の
 殆ど…多く…ほぼ全員と言ってよい程
硬いシャフト、
 あきらかに 体力や年齢からみて オーバースペック
 を使っている、選んでいる傾向にあります。


なんだか 頭がこんがらがりそうなのですが…
オーバースペックを使っている…
硬いシャフトを使っている…のに
柔らかい方のシャフトを硬く感じる❓ よく判りません。

 まるで 「僕は嘘つきだよ」と言った人の言葉を
 額面通り受け取るのか、嘘つきだから反対なのか…
 パラドックスに陥りそうです。


弊社の悶絶クラブ並みの柔らかさ になると
見た目や持った感想が
 先に観念として 植え付けられてしまうので
 そういうことは 起こらないのですが、
見た目では判別がつかない硬さのシャフト だと
 硬さを告げず 体力相応の「柔らかさ」のシャフトを
 打った頂くと 「硬い」と言い、
 性能上、遥かに硬い オーバースペックなモノを
 「柔らかい」と感じているようです。

そういう傾向の強いお客様は
 大概 『自分で』クラブ、硬さを選んでおり、
 同時に からだのどこかにゴルフによる故障を抱えています。

自分の好きなクラブを選ぶ 自分の好きなクラブでプレイする、
 のもゴルフの楽しみ ではありますが、
そのせい で からだの故障を抱えたり、
クラブの性能を「殺しかねない」クラブ扱いをせざるを得なかったり、、、

クラブに頼りたい年齢に到達した時や
体の痛みを抱えたり、持病を持ったりした時に
  困るのではないか…と危惧する毎日です。