◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

カテゴリ:刷毛塗りドリル > ゴルフ脳内革命




振り子のアプローチなど
 アプローチでよく見かけるパターンです。
コレも 初心者の頃の勘違い❓に相当しますが、
ゴルフショットは基本、上げるコトではなく
 前進させるコト が重要です。


上げるのは ロフトに任せた方が簡単 です。
 ☀昔から 上げるのはクラブに任せよ と言われます。 
(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(3)

ウエッジショットでは
元々 フェースが上を向いている、上を向いて見えるので
どうしてもこうなりガチ、こう見えガチです。 


スイングの基本は2021-05-19_23-05-25_Moment(2)

1.アドレス時、クラブ(時計の針)はアバウト6時位を向いています。

2.ここでありガチ なのは
 時計は動かず、時計の針(クラブ)だけを動かすコトですが
 本来は、その逆で 針 は動かさず 時計(からだ)が回転します。
 👉腕で作る三角形を崩すな とは そういう意味合いです。
2021-05-19_23-05-25_Moment
3.ヘッドには重さがあり、6時で固定され
 時計自体が回転する動きの中で、その重さによって
 針・ヘッドは遅れ 7時位にズレます。
 スイング動作の中にも意図的なスナップの動きもあります。

4.そのずれを半固定したまま、時計が回転するので時計文字盤
 元の位置では当たりませんから、時計であれば3時方向(右)
 実際のスイングであれば左へズレます(シフト)

これはアプローチであっても、程度はあれど、基本は同じ です。

しかし、✖ボールをしゃくろうとする
✖ボールの底面を打とうとする
✖フェースを円弧の中へ打とうとする、
✖ボールを円の中に掻き込む 
✖ロフトを立てる(フェースを開く)→ロフトを寝かす(フェースを閉じる)
✖シャフトをしならせる → しなりもど
す 動きでは
1.アドレス時、クラブ(時計の針)は6時位を向いています。
2.時計は動かず、針だけが動きます。
3.9時や10時になったクラブ(針)が6時に戻ってくるコトで
 ボールを打つ訳ですが、当然、そのクラブの回転した方向
 に体は引っ張られます。 その対応が必要です。
4.理想的には左へシフトしたい訳ですが、
 それとはほぼ真反対の不可抗力が掛かるので
 最下点は想定よりも右/ボールの手前になります。
 左シフト、移行はかなり困難です
5.遠心力が掛かった方向に体を引いて調整するので
 腰は開き、ボールと正対するチャンスを逸します。


ふたつの球筋の違いは
🔴打ち出しは低め、スピンは多め
🔴打ち出しは高め、スピンは少な目
 です。
確かに アプローチやバンカーショットなどでは
下の打ち方をするコトもありますし、必要な場面もあります。
ですが、これをアプローチの基本とすると
(結構、プロにも多いですが…)
ヘッドを下に振るコトによって
ヘッドが下がるだけでなく、姿勢も右下がりになるので
想定以上に厚く入ります。
個々の方の球質の特性もありますが、そのダブル効果によって
ホンの微妙に 飛距離が足らず
グリーンに乗ったとしても 想定よりも短め になり
プロであれば、毎回、微妙にストレスの有る パーパット
を繰り返すコトになったりします
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クラブを、ヘッドをリリースする、振る、
(クラブ、ヘッドなどの慣性をフリーにする)
フリーにするタイミングをボールを打つ前にするか、
間際でいいので 厳密にする必要はありませんが、

打撃時にするのか、打撃前にするのか、打撃以降にするのか…

この問題は あまり取り沙汰されませんが、
スイングの技術的な問題よりも 以前の
打撃点、重さが先に付いている棒 を使ってボールを打つイメージ
にかなり影響されています。
81dea1cae1908cc4a2f18a9481d5709a

目に見えた、記憶に残る 円を描くゴルフスイング を
真似ようとすれば
円の半径
(その一部)に該当すると思われるシャフトを振る、
その先端に在る重さを利用し
自分が円を描くのではなく、クラブに円を描かせようとする
に行き着くのは 至極、自然な流れ だと思います。

そして 
それをするには からだを止めて置かねばならず、
円を描くクラブを持っている腕は
止まっている体とのつなぎ役になる…
慣性や遠心力でフリーに動いているクラブを
 持っている腕は 半ばフリーで動いているのと同じ で
それを 自分の思った通りに動かそうとすれば
 必要以上の力、力みが生まれ、
カラダには不自然な不可抗力が生まれます。
スナップショット 1 (2013-02-08 20-14)

多くのプロ の スイングの弧は上下に潰れ、
インパクト以降が大きくなり、
多くのアマチュア は スイングが真ん円に近く、
比較すると 上下に大きく 左右に小さくなるのは
 どのように円を描くかの違い と言えるでしょう。




クラブと腕を固定、半固定の状態で
カラダを廻し、インパクト、インパクト以降で
そのクラブをフリーにすれば、
元々の円弧よりも 円弧は大きく、膨らもうとします。
円弧の形は それがいつ行われたのかを示している と言え、
そう考えると
インパクト、もしくはインパクト以降で
プロショットでは ターフが取れるのも理解し易いかもしれません。


今はやや死語気味になってしまっていますが、
クラブを、ヘッドを、
厳密に言うと からだの回転で生まれたクラブの慣性、遠心力を
打つ前、かなり打つ前に放ってしまう、リリースしてしまうのを
キャスティングと言います。
✋それによって コックが解ける形になりますが、
 コックを解くことを直接指すのではありません。

前傾姿勢も然り、ディッシュアングルも然り、
その手の影響を受ける、クラブの慣性をリリースしてしまうから
その双方を維持出来ない のであって、
クラブの慣性もフリーにせず、からだの向きだけ変えれば
その問題自体 存在しなくなる可能性すら、ある訳です。

自分はカラダを廻していても
それに伴う不可抗力で、自然になるコトは別にして
クラブの慣性をフリーにしなければ
多くのことは 自分の管理下 です。
動作は概ね管理し易くなり、
それに伴う遠心力、重力、慣性などの不可抗力も
同時に一定になり易く、規則性も持たせ易くなります。
円弧5

しかし、打撃のかなり前、
ダウンスイング、ダウンスイング中盤に
クラブの慣性をフリーにしてしまえば
その重さの管理、保持に
 運動のすべての意識が行くほどの量、大きさ です。
クラブや腕を固定、半固定にして
 カラダの向きを変える、回転するのと比べると
当然、円弧は膨らみ、腕もより一層、体から離れようとします
 △それに伴う スイングの悩み 少なくなさそうですね。


この ヘッドを振る、クラブを振る、
 打撃よりも早い段階にクラブの慣性をフリーにする は
ゴルフスイングの動作の悩み に大きく関与しています。
殆どの…は大袈裟ですが、
 そう振ったら そうならざるを得ない…コトを治そう
治せないことを治そうとしている は言い過ぎですが、
まずは 一個目のボタンをかけ直すコトが大切かと思います。
 
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【質問】
元々ドライバーは得意ではないのですが、
よく言われる「野球振り」抜けず、悩みます。
ドライバーショットの、
  なにかコツみたいなものはないでしょうか


スイング集 Patty_Moment



(。◕ˇдˇ​◕。)/
全ゴルファー共通のコツがあったら
きっと 日向子ちゃんも知りたい と思っているでしょう(^_-)-☆

ゴルファーには
 野球出身者や野球経験者が少なくないか、と思います。

野球のバッティングとゴルフスイングが
 どう違って、どう同じか はいろいろあり過ぎて
割愛させて頂きますが、決定的に違うコトがあります。
それは 技術的なコトではなく、物理的なモノ です。

👉それはヒッティングポイントの違いです。
show_img2021-04-17_15










ゴルフのヒッティングポイントは個人差はあっても
体の中、からだの幅の中です。
 野球だと体が開いている場合、
 より一層 HPは前気味になりますが、
ゴルフの場合、その逆で より中になります。
yjimage4NR1MAL3hirakidohiraki







1ⅿとは言いませんが 50センチ以上は中、
野球に例えると 差し込まれたような状態 が
 ゴルフのヒッティングポイント です。

ですので 野球のホームランバッターのように
引っ張ってホームランを打つ、
ゴルフで言うと 利き腕で叩く ような打撃では
より一層 ボールに差し込まれた状態になります。

野球でそのヒッティングポイントが該当する
となると 流し打ち に近いの…でしょうか…



ですので まずは自分のインパクト姿勢をイメージし、
その 腕とクラブの関係をトップで形成、固定(半固定)し
あとは 足を中心にからだを廻すだけ‼

足を動かして グリップを移動させるだけ、位に考えて
打ってみたら、振ってみたら 如何でしょうか❓






打った後のリリースはしてもいいと思いますが、
からだの回転に対し、腕やクラブが遅れると
からだの回転に対し、肩の廻りが遅れます。

>>からだの向きに対し 打ち遅れが発生します

その遅れを作らないようにすることが 利き腕、
腕やクラブの重さを支えているのが右手の叩き で
右打ちの人ならば 右腕、右手 で
野球のそれが そうするのかどうか、は分かりませんが、
俗に言う 利き腕で叩く、利き腕で巻き込む動きを
強調すると 差し込まれたボールの位置 なのですから
妙な姿勢でからだを開かざるを得ません。

腕で振るにしても、からだの回転で振るにしても
野球のヒッティングポイントと
ゴルフのヒッティングポイントでは
円弧にして 90度近くもズレたところ、
野球のHPの何割も、大袈裟には半分 円が少ないのです。


これは あくまでも イメージに過ぎませんが、
野球のように からだを開いてから 打つのを
 左サイドを軸点にして 右サイドを回転させる とすると
その逆の、トップの位置の右サイドを軸点にして
 左サイドを回転させる ような 感じはどうでしょう❓ 
続きを読む
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そこそこメジャーなスイングの悩み に
ダウンスイング時の「右サイドの下がり/もぐり」
それに伴う「リキミやイキミ」

(シャフトを寝かしてしまう場合も多々) があります。

スナップショット 8 (2013-06-02 23-18)スナップショット 9 (2013-06-02 23-18)スナップショット 10 (2013-06-02 23-19)





このケース も
 ✖右サイドを下げないようにする ではなく
 ⚠右サイドを下げなくても打てるよう模索する

から 始めた方が良いでしょう。

その根底にある原因は人によって異なりますが、
  この場合も 目に見える問題
 「ダウンスイングで右サイドが下がる/もぐる」
の 右サイドに問題があるのではなく
右サイド以外の部分 に問題があると考えて間違いありません。

当り前…ですが、からだはつながっています。
右サイドがもぐる、下がる、
そして それに伴って「力む、イキム」のは
進行方向の前側が 渋滞を起こしているコトが多い
と考えて良いと思います。
つまり 左サイドが動いていない と言うコトです。

きっかけとしてありがち ではあるのですが、
🔴からだを開く → スライス
🔴引っかけ  →からだの開き  と考えがち…

ダウンスイング、切り返し以降の
 運動方向の先頭に当たる 左サイドを止めるコトを促す
「左サイドの壁」なんて言葉に行き着くと…
前が渋滞を起こす訳ですね。
ミスターKの法則1_MomentミスターKの法則1_Moment(2)







左サイドを止めて
そこで一気に リリース すると
右サイドの「リキミ」感と言う労力と その 叩き感の充実
それとショットの成功が相まって からだに定着します。
今まで こすりスライスを打っていた人 や
飛ばし屋さんと評判の人が 陥り易いパターン です。

そして ココにも 
 『インサイドアウト教』と言う邪教が顔を出します。
正直、自分以外の他人から見える
スイング軌道なんて 本当はどうでも良いこと です。
自分にとって 満足できる距離を、ある程度の安定度で
からだを傷めず 繰り返せるのなら どんな軌道でも良いのです。
それでも あえて インサイドアウト というのなら
それは からだの向きの変更でクラブが移動して 起こる現象 で
それを 手さばき、手の返し で作っているのは
 偽装、見せかけのモノ に過ぎません。

また 多くの人を悩ませるスライス 右曲がり(右打ち) は
移動してきた道のり に対し フェースが右を向いているコト ですが
ゴルフクラブの構造上、
 右向きのフェースには ロフト増 が付いて来易い
その ロフト増 が問題なのです。
 だって フック(ロフト減付き)より
 スライス(ロフト増)の方が飛ぶなら 誰も否定しませんよね。

蛇足ですが、開いて入れる クラブを寝かして入れる ヒトには
ヘッドの返し、フェースローテーションが必須 なのですが、
それは フェースの向きを閉じている のではなく
ロフトを閉じている のが 本当の目的 と気づいていないのです。

まあ ソコをさておいて
右サイドのもぐり、下がり
それに伴う リキミやイキミ、シャフトの寝かし
などに悩む人は
ダウンスイングから 一気に左サイド
箇所で言うと 左肩を動かす、回す、開くコト をお薦めします。

✋左肩を開きますから
 前さばきで無いと届きません。
 踏み込んでいないと届きません。
 順序は兎も角、
  踏み込んで❓ 踏み込みながら 左肩を廻しましょう。

✋ヘッドでボールに当てよう、
 手でヘッドを動かし、ボールを探ろう、とすると
 左サイドの動き、からだは止まりますから
 元の木阿弥です。
 最後まで、一気に回る、
 →それで打てるように模索してみましょう。
  右サイドがもぐる時間を与えない というコトですね。
2018年3月⇒⇒⇒2020年6月_Moment(2)


だいたいのパターン
 当初の悩み 「右サイドの下がり/もぐり」とは
 直接関係になさそうな
 そのトライをすると 右サイドの下がり、もぐり は
 かなり解消します。

スイングを治す考え、筋道 とはそういうモノです。
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5


先ずはコレをご覧ください



どう見えますでしょうか❓
だいぶ太ったねー😢
何キロ あるんだい❓

 いやいやいや✋ そっちではなくて✋
段階で話しますと
このショットのイメージ
このショットをするための 概念と感覚 は

➀出来るだけヘッドの重さにとらわれず
 からだの向きでグリップを移動させるコトに
 専念します
➁ボールと自分との間、その空間を
 自分に平行に、
 グリップエンドが飛球線方向を向いたまま
 通り抜けるようにイメージ
します。

⚠アドレス時、のように
 自分に直角な、
 グリップエンドが自分の方を向かないよう
 トップの位置で向いている グリップエンドのまま
 自分の前の空間を通すイメージです。
あなたの目にはどう見えるのでしょう❓_Moment(2)

これをソックリそのまま 真似ると
 上手く行かない方、
 大ダフリやシャンク、てんぷらになる人も多いと思います。
それでも効果は少なくありません。

一歩進んで
ヘッドの姿勢、フェースの向きやロフトを
 手先で作っている、
インパクト前後にフェースローテーションをして
 それらを整えている のが元の打ち方 と前提し
〇ダウンスイングで グリップが移動すると
 その移動によって フェースが開いていく、
 シャフトが寝ていく のを その逆の
🔴グリップが移動していくと 一層、
 フェースが下を向いていくように心がけます。

スナップロックとつながる部分です。
 
あなたの目にはどう見えるのでしょう❓_Moment

 腕で意識してすることはそれだけ です。

とりあえず シャンクしようが、チョロになろうが、
自分とボールとの空間を 縦抜き
 グリップエンドが飛球線方向(アバウトでOK)向いたまま、
 トップの位置のグリップエンドの向きのまま、
 通過させるコト
 を最優先とします。



使っているのは サンドウエッジです。
当たりの是非は無視していますが、
距離のイメージとしては
 50〜60ヤード位、6.7分程度の感じです。

もう一度 見て下さい。

特にすごく特徴のあるスイング ではありませんし、
 ごくごく普通のショットに見えませんか❓
漠然…と見た時、なんか 奇妙な動き、スイングに見えます❓
 これが「ボディターンだ‼」なんて決して言えませんが
手打ちに属する感じには見えないと思います。

 
どうです❓❓

とは言うものの
手を全く使ってないのか❓
手を全く使って見えないか❓

と言うと、手が主になって打っているようには見えない…かも
ですが、確かに 手は動いています
あなたの目にはどう見えるのでしょう❓_Moment(3)

やってる本人は 腕は完全ロック とは言えないモノの
積極的に手で打つ のと 完全ロックの間の
やや完全ロック寄り で
手として意識しているのは
からだの回転で、腕の付け根、グリップが移動させられた時、
 その動力で フェースがボールに向くコト(特に上下の向き)だけ
自分でヘッドを出そうとか、
シャフトを振ろう、ボールに当てよう、届かそう
     と言う意識 は まるでありません。

どちらかと言うと 受け身、  当たるんかい? 届くかなー?
 車で言うと 腕はギア のようなモノで
 車では それは回転数の変換ですが、
 この場合は フェースの上下の向き です。
エンジンの回転と言う動力 に相当する
からだの回転と言う動力 に対し
腕はギアとして 当てる為、打つ為、飛ばす為、
フェースの面の向きを下向きになるよう にする、
これが腕の仕事 でした。
あなたの目にはどう見えるのでしょう❓_Moment(4)
ここが 「クラブ、シャフト、ヘッドを振ってはイケナイ」
の スタートライン・体験版になるのではないか と思います。

これ 腕で打つ充実感(多くの方の大好きなモノ)を除けば
そのまま フルショットの距離 に移行出来ます。
で、「こすって スライス気味の方」であれば
このショットの方が 遥かに飛びますし、弾道も綺麗な筈 です。

  どうです❓ 支部長さま
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今後 おそらく スマホの普及や
 パット見の有効性や印象から
ゴルフの狭い世界ではありますが、
 流行るかもしれないモノ、
モーションキャプチャーを利用したスイングの映像解析 は
 より一層 ゴルファーを悩ませるコト になります。
モーションキャプチャー
スマホなどのアプリを利用して
誰かにレッスンを受けなくても
『手軽❓ 気軽❓』にスイングを治せる と
これなら 一見すると 分かり易いかも❓ と
 思いがち ですよね…。

例えば 健康診断 をして
やれ血糖値だとか、血圧だとか、
自分の年齢、性別の理想値 があったりしますよね。
自分の数値と見比べ ココは良くない、ここは良い
 健康維持や病状改善のために利用する訳ですが、
生活習慣や食習慣などの要素によって
 その数値が生まれてしまっている場合、
それを改善しなくてはなりません。
病気に関連すると 無理やり、
 薬で数値をいじる と言う方法もあります。


円弧5


では スイングに当てはめた時 どうなるでしょう❓

自分の動きは
自分のしたいコト や してきたコト
使っているクラブ によって
 必然 として形成されています。

ココを治したい としても
その自分の気に入らない部分、箇所も
それをしないとイケナイ、それをしないと打てない から
やっているのですから
見た目だけの為に治したら 打てなく、
 当たらなくなってしまいます。

病気の治療 と同じで、
何故 そうなっているのか
何故 そうせざるを得ないのか
何をしたいのか を無視し
形だけ作っても 身に付けるのは難しい・・・。
結果、を無視して 何万回も素振りして
ロボットのようにしないと無理かも、です。

コメントも頂いたので2021-04-17_15
 例に挙げさせて頂きますが
この場合のテーマ
『右手首のスナップロック』です。

右手首のスナップロック とは
スイング中 右の手首が甲側に折れた状態 のコトを指し、
理想的には その状態を維持したまま 打てる、
もしくは
グリップエンドがボールを追い抜く、
インパクト直前まで それ「らしい」モノを維持する
というコト なのですが、
質問者さん は勘違いをしている?可能性があり
今の取り組み方では 何万球打っても
問題を解決するのは難しそうです。


このテーマに対して
必要なのは ✖右手の手首をロックして置くコト
✖右手首のスナップロックを維持して置くコトではなく、
右手の手首をロックして置いても
 打つコトの出来る それ以外の環境
 なのです。

確かに ある程度(そんなに大きくはないですが)
右の手首を解かない意識は必要ですが、
運動した腕やクラブの重みをいつも ソコ で
支える、保持しておくのは 無理があります。

それ以上に
✋クラブをリリースするのは ボールより先(インパクトより後)
✋右手の手首を解いた状態の 肩からヘッドまでの距離
 と比べ、ホールドしたまま当てるには 距離が短くなる
 その距離感でも届く 右の手首以外、
 特に左サイド、からだの周り方 がポイント
✋右手首をホールドする意識 であるのなら
 ずっとホールドする ではなく、
 ホールドして置ける(肉体的に、頻度的に)時間内に
 意識して置ける内、時間内に打ってしまう
 打てるタイミング、ルート、順序 というコト 
になります。

つまり 右の手首をホールドして置くコト ではなく、
右の手首をホールドして当たるコト がポイントです。


モーションキャプチャーで
 理想的な動き が把握出来たとしても
自分自身が なぜ❓ どうして❓
 その動きになってしまっているのか 理解出来ない と
治す方法が見つからず、
ただ単に 動きを真似るだけ になってしまいます。

ゴルフショット、ゴルフスイングは
 より遠くに、より確実に 前に進んでいくための手段で
距離や方向、スコアの為にあるだけで
スイングの品評会ではありません。
そこは点数に加算、減算されません。

ただ 単に似たような構造のゴルフクラブを
似たような構造の人間が振る 効率を突き詰めていくと
だいたい 似たような動きになるに過ぎません。



そういう意味合いからも
ごく最近の シャロー型スイングは
子供の頃にゴルフを始め
長く、重い、ゴルフスイングを
引っ張る動きから 寝かして見えるような
下半身の沈み込み、しゃがみ
もしくは
寝かし気味のスイングの成れの果て 
と考えて良いと思います。
それを真似る必要性が
全く見えない と言うか
もっと スイングの内面、本質を見抜く
能力を上げるべきだと思います。
良いスイング動作の一番のポイントは
フルショットの動きが 通常のアプローチや
パターにつながっていく動き で
普遍的な動き であるべき です。

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この10年で バンカー嫌いが急増している
 のではないか思われます。

バンカー嫌いにならない 最大の解決策は
 重いヘッド、硬くないシャフトの
『ゴルフクラブ』なのは間違いありません。

ラフも含めてですが、ボール以外に
 砂や芝などの 重さ/負荷のかかるショットには
絶対的な ヘッド重量 と シャフトの軟度(柔らかさ)が必要です。
016


ヘッドが軽くて、シャフトの硬いウエッジ では
チカラの無い人、足腰に不安のある人、
 女性や高齢者、子供 を必然的にバンカー嫌い に
 導いてしまっています。

コレ、私がゴルフクラブ製造者、販売者 だから
そう誘導している…と思われるでしょうが、
本当にそれとは関係なく、深くそう思うのです。

 

あとは やはり アプローチ法 でしょうね。
練習場の初心者向けレッスンを見ると
 右も左も「振り子のアプローチ」です。
振り子のアプローチ_Moment(2)振り子のアプローチ_Moment振り子のアプローチ_Moment(3)




どうしてなんでしょうね…。

アプローチだけでなく パッティングストロークでも
よく見かけるのですが、
パッティングで 全く距離がおかしい、
倍や3倍の距離だったり
 半分、1/3の距離を打ったりしている
初心者を見かける訳ですが、
前にも書きましたが、
振り子は 引く量、引くチカラ の 反動というか
戻りが 元に戻るチカラ、この場合は打つチカラ になります。
打つ方向に チカラを加えないのが 振り子 です。
ところが 実際のショットやストロークでは
打つ方向へのチカラなり、自然な加速は必須で
その加減が距離を作り出す訳です。
振り子 を信じていると
引く量、上げる量 ばかりに気を取られがち ですが、
打ち方向への自然な加速をするための
 助走距離の為に テークアウェイの量がある訳で、
『振り子』のように 引いた量で確定するのではありません。


振り子式ショット で
一番苦しむのがバンカーショットです。


肩を主体に胴体を捩じる であっても、
胴体ゴト、からだの向きを変える であっても
傍目に 振り子「のように」見えるのは
右向き〜〜〜左向き があるから です。
ヘッドがグリップを追い越しているのではなく
 クラブを持った打ち手が 右向き〜左向きをしている
に過ぎません。
IMG_0002

振り子式 のバンカーショットにしてしまうと
正規の からだの向きで自分が動く のと比べ
緩い入射角度、大きなロフトになり過ぎて
打ち出しは高くなりますが、ボールが飛びません。

足腰に自信の無い人や体重の軽い方、
腕力、握力に自信の無い人の場合、
緩い入射角度、大きなロフト になるので
ダふらせてOKのバンカーショットであっても
予想外に手前をダふってしまい 跳ねて トップ…
になるケースも少なくありません。

強く打とう、長い距離を打とう、
より高く上げよう とするほど
振り子によって ヘッドを飛球線方向、前に出すほど
頭は後ろに下がる、右に傾くので
より一層、緩い入射角度、大きなロフトになり
 望みの距離なり、高さを得るには
 かなりの強さなり、速さなり、大きさが必要になりますから
 失敗の可能性は倍々に増えます。

バンカーショットの一番の難点は
足場が緩いコトにありますが、
一度 バンカー嫌い になると
自分の番に時間をかけたくなくなるので
足場も適当に 急いでしまう傾向が強いです。

意図的に 緩い入射で、
意図的に ロフトを開いて打つ ショットも
ない訳ではありませんが、どちらも
ショットの中では難易度は最大(最悪)で
出来るだけ そんなショットをしなくて済むよう に
するのが 基本的なスコアメイク です。


その、最高難易度のアプローチ、バンカーショットを
自分の持ち球 にしたら…、ホント ご苦労さま です。

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ダウンブローのスピンオフ話し です。


20090801 2009_09_01_00_16_52-770フレームショット20090801 2009_09_01_00_16_52-788フレームショット













まあ 正直、ダウンブロー、上から打つ、上から潰す
 なんて 死語になりつつあります。
  絶滅危惧種です。 

今から そうですね 40年以上前のゴルフクラブ、
 特に アイアン は 工業技術上、
 超"高"重心 超浅重心 超低慣性モーメント でした。
u=2368701261,1095988984&gp=0

しかも 当時のボール、糸巻 では
 ロフトを立て、キッチリ下がり軌道でとらえないと
 飛距離も出ませんし、止まるようなスピンや高さが得られません。

今のボール、ゴルフクラブは
 言葉は悪いですが、しゃくって打っても、煽って打っても、
 十分楽しめます。
 40年前のクラブ のまま だったら
 世界のゴルファーの半分は続けていないかも。。。
  と言う程 差があります。


昔、ダウンブローの練習をするのに
やや高めのティーでアイアンを打ち、
ティーアップしているのに 『その先の』ターフ、もしくは地面を取る
というのがありましたね・・・。
ウソのようなホントの話しです。


クラブ と言う側面で見ると
今のクラブは かなりアリーリリース、
悪く言えば キャストしてしまっても
ボールは上がりますし、十分飛びます。
昔のクラブ、であれば。。。
 ボールを過ぎてもリリースしない、その位の違いです。

そこまでやる必要はサラサラないですけれど、
からだの回転というか、
左サイドが低い内に ボールに入っていける方が
距離と安定の両立はし易いでしょうね。

全然 別な話…ですが
なんで最近 マッスルバックアイアンが流行ってるんでしょう…
さすがに 40年前のモデルよりも易しくはなっていますが、
大型化したドライバー、ウッドとは
 どんどん かけ離れたモノになってます。
ハミングバードのように 重量級ヘッド であれば
結構、マッスルバックも自由度があるんですけど
今は 軽量軽量 の時代。
軽量スチールもすごい軽量になってきたので
安全上、重量増やせないですよね〜




1.踏み込んで 体重移動して
2.腰 か 肩をまわして…
3.ある地点が来たら 左サイドを止めて
 アームローテーション(手の返し) して 打つ


1.2.3.の順序があります。
ダウンブローを推奨します って意味ではないですが
ダウンブローの時期は 1. かなり譲って 1.5 位までで
2.よりも先になったら
 上への動きの反動で クラブを下へ って感じになります。
 ワークシェアリングし過ぎ、って言うか
 体重移動も、腰や肩の廻しも
 打撃の真打ち、手の返しの準備でしか ありません。


20090801 2009_09_02_15_09_49-62フレームショット


ダウンブローは からだの向きの変更 プラス 前傾
って言う 一つの回転〜円運動 から生まれるのですが、
腰と肩の別々なタイミング、角度の回転、
 振り子を入れたり、手の返しを入れたり
別な円を入れると 途端に その時間は失われます。
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 次に『ダウンブローに打つ』ですが、
 主に 手でクラブを振る場合、
 手でヘッドを下に振っている最中に当たるコト
 を指すのだと思いますが、
 ✋本質的には正しくありません。


 スイング、ショットには
 からだの向きの変更と言う主エンジンがあり
 それは 前傾姿勢という 傾いた軸通り
 動作されます。 

(実験)右を向いている内に外から振ってみた_Moment(実験)右を向いている内に外から振ってみた_Moment(2)







 ですので
【進行方向が低いへ進む区間】
➀アドレスからトップまでの テークアウェイ区間
➁トップから 概ねインパクトまでの ダウンスイング区間

  は 左サイドの方が右サイドよりも低く
【進行方向が高いへ進む区間】
➂インパクト付近から フォロー、フィニッシュまでの区間
  は 左サイドの方が右サイドよりも高く なります。

その境目は だいたいで構いませんが
 からだの向きがボールと対峙したトコロ
 へそがボールを向いた辺り  となります。
アバウトでOK ですが、かと言って
 
そこでからだの向きを止めて とは大きく異なります。



からだの向きの変更/回転の進行通り進んでいくと
その進行が 下向き の時に当たるのが
    ダウンブローに相当し
その進行が 上向き の時に当たるのが
    アッパーブローに相当します。

ゴルフスイングの場合、
その円弧は まん丸 ではなく
シフトが伴う分、陸上トラックのように
すこし 縦に潰れた形になりますので
その 平らに見えるところでボールに当たるのが
 レベルブローと呼ばれますが、
それは ある程度、クラブの長さが長いモノ にだけ
 有ると考えて良いと思います。

スナップショット 1 (2015-07-24 1-20)


全部のクラブを出来るだけ同じように、
 シンプルに考えたい と思われるのでしたら
ダウンブローも、アッパーブローも、レベルブロー も
ほぼ同じモノ、 と考えて良いと思います。




例として 左足かかと線上辺りにボールをセット。
(ボールの前面 が 左足かかと位…でしょうか)
とは言え クラブの長さによって スタンスの幅は変わりますので
狭いものほど 『あくまでも見た目の』ダウンブロー度合いが強くなる
広いものほど 『あくまでも見た目の』ダウンブロー度合いが弱くなり

レベルブローに見える。
ティーアップし 空中にあるボールを打つドライバーは
そのボールの位置を ティーアップしている分、茲肪屬ので
結果として アッパーブローの時期にインパクトがある
というコトになります。

ですので 『スイング動作〜意図的な動き』 としては
ダウンブローも、アッパーブローも、レベルブローも
特に何か違いが無く、スイングの円弧の中の
どの時間にインパクトが来るか
 だけの違いです。

レベルブローを地面と平行に振ろう とする訳でも
ダウンブロー👉ヘッドを『下に向かって』振ろう とする訳でも
アッパーブロー👉ヘッド『上に向かって』振る訳でもありません。


スイングの基礎になるような話し ではありますが、
からだの向き と 前傾 に関係なく
肩の揺さぶりや振り子、手さばきによって
円弧を作る場合、それは該当せずもっと 複雑な話し、
例えば アイアンは下に振る
フェアウェイウッドは平行に振る
ドライバーは上に振る になったりする訳です。
(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment

自然なからだの向きと前傾であれば
カラダがまだ右を向いている間(ダウンスイング)は
 クラブやヘッドの進行には 下向きが含まれます。
からだが左を向いたら
 クラブやヘッドの進行には 上向きが含まれます。
それが理解出来て 初めて
 アプローチショットなどで ボールの位置を決めたり
 出来れば避けたいですが、特殊なショット を打ったり
 するイメージを作れるのですが、
毎回、その上がり下がり と からだの向きが
バラバラに規則性無く振るのであれば
毎回、特殊なショットを打っているのと同じです。
再現性、反復性は規則性が無ければ 難しいのです。
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【知られていない真実】
全世界数千人の男女プロゴルファーの計測結果
アドレス時のターゲットライン(向き)に対し
✋フェースが右を向いていないと ドローは出ない
✋フェースが左を向いてると ドローは出ない  んだって…
face-ag.

まあ 左に曲がる球 なんだから
 そりゃ そうか… って感じではあるけど…

衝撃的なデータ だよね〜
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お久しぶりのKさんの登場です。




前回 2020年12月 3.4か月前のモノと比較すると
右向きの質やトップでの前のめり(ボール側に)も薄れ
右向きの質がとても良くなっています。

今回のモノがウエッジでのショットなので
単純なる比較は出来ませんが、
逆に 前傾が深くなる筈のウエッジで
前傾も少し起きれるようになり
切り返しの深さ(ご自身曰くオーバースイング)が薄れ
その分、逆ピボット、前のめりが消えています

意識する必要はありませんが、
右向きでの 右足への体重もしっかり乗っており
とてもよいトップになってきています。
小堀20213_Moment


また 上記のコトも含め
ダウンスイングでシャフトを寝かす量が減って
ほぼ 寝かさずに打てるようになり始めています
フェースが下(ボールに向く)のも格段に早く
距離が伸びた、とは言えないかも知れませんが、
以前よりも軽い動作感で同じ距離が打てる?
ようになったのではないかと思います(^^♪

球筋はかなり異なる と思います。
スライサー卒業か・・・\(^o^)/

以前は 手振り感が強かったですが、
からだの回転でクラブを動かせるようになって来ている
と思います。
小堀20213_Moment(2)

まだ どこに力を入れて良いのか
掴めないかも知れませんが、
このまま進んでください。


  自学で3か月でここまで……素晴らしいと思います。


次は 改善点 です
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テークアウェイ、
打撃の為の準備 からは少し話が逸れますが、
準備 と言う意味では
何をするための準備 なのか は大切な話です。

「右腕で叩く」について書いてみます。



maenarae例えば。。。 ですが、
両手で持った 大きなボール(バスケットボールサイズ)
それで ティーアップしたボールを打つ(叩く?)
としましょう。

おそらく ですが、
基本 メインエンジンは
 体の向きの変更 になると思います。

radioカラダを捻じる、胴体を捩じると
両腕の長さが釣り合わなくなり 不安定です。
ボールを持っていられなくなる可能性もあります。
ですので、胴体は捩じらず、
股関節を境とした、骨盤より上の
胴体・上半身の向きを変えて
 ボールで ボールを打つ と思います。

力強く叩こう とすると
腕の重さやボールの重さで
(右打ちと同じ方向に打つ とする)
ボールはからだの回転、進行より 右に、
 遅れようとしますよね、
それが からだから外れないように
 サポートする、 左に押してあげる、
 からだの進行通りに沿って、押してあげる、
結果としては、
からだとボールの相対関係は変わりませんが、
その相対関係を変わらないようにするのが
 右手の仕事
 です。

しかし ゴルフの場合、
それと少し違う感覚を持った人がいる、
少なくないかもしれません。

野球でボールを投げる、
テニスでサーブを打つ、
右打ち、右投げ ですが、
 この場合、ゴルフと違い
両手は離れています。
反対の手による拘束・制限はありません。
感覚的な話で分かり難いかも知れませんが、
左腕を含めた 左サイドを動かした「後で
右腕を振る、右サイドを動かす
 『順序』
 があると思うのですが
ゴルフの場合、
 ほぼ同じ場所を左右の手が握っているので
 それらの順序は存在しません。
ヘッド遅れ〜グリップ遅れさせず_Moment

しかし 多くの方のゴルフショットを見ていると
野球でボールを投げるのと同じように
左腕がボールを追い抜いた後、
まるで ボールの投げ方、テニスのサーブ のように
 右腕だけでボールを叩こう としている気がします。

からだの回転で打つ
 というコトになれば
その左腕が ボールを追い抜くコト
 ソノモノが打撃になります。

先ほどのボールの話しと同じで
 腕の自重やクラブによって重くなり、
体の進行に対し、遅れそうになる左グリップを
 遅れないように
体の進行通りにサポートするのが右腕の役割
 です。



ゴルフショットにおいても
「右腕で叩く」と言う言葉をよく耳にしますが、
私自身はどうもピンと来ません。
ココより北の◌◌さんが似たような事を言っていたような…

右腕を使ってない訳では無いですが、
例えば 遠くに飛ばそうとしたら
その メインエンジン は
 回転の速度、素早さ です。
速く周れば 腕やクラブの自重も増えますから
 右腕のサポートする「力加減」も
それ相応に増える のは分かるのですが、
本当に 「右腕で叩く」 とすると
クラブを持っている左腕はどうしたらいいのか…
左腕は体の一部 とまでは言いませんが、
それにかなり近い からだとのリンクマン です。

右腕で叩く とすると
カラダとの関係を一度切り、
叩くためにからだの回転を止めるか、
からだの回転から左腕を切り離すか して
 右腕を使わなければなりません。

右腕で叩く時…左腕はどうしたらいいんですかね
やっぱり 止める?
体の沿って 絞る感じ?




両手で持った クラブを
 からだの向きの変更で ボールを打つ のと
右手で叩くための どこかでからだを止める、
 クラブと体の回転をどこかで切断する
 のでは 準備も変わってくると思います。

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よく言われる 
 インパクトは『からだ』の正面で‼
なのですが、
これも その『からだ』はどこなのか?
 は殆ど問われるコトがありません。


田中どら_Moment(3)アドレス時、
普通のショットだとすると
グリップも、ボールも、
左胸の前、左脇腹の前、左うちももの前辺り
にあります。

インパクト時、体の正面、ボールと正対した状態で、
 の本意は 腕の長さ、両腕の長さが都合がつくコト
 両腕の長さが概ね揃い、ロフトが増えにくいコト 
 からだの姿勢も大きく上向きにならずに済むコト です。
その見た目、形、格好の問題ではありません。



言葉だけ、実際の行動の伴わない
 ゴルフスイング用語 では
グリップも、クラブ(ヘッド)も
体の幅の中に収めたまま、からだを廻せば
理屈上はボールも打てますし、
理屈上 からだの正面、ボールと体が正対した時、
 インパクトが訪れます。


201903_Momentそれを守るため なのか
現代の多くのゴルファーのスイングは
 腰はボールに向けたまま、
テークアウェイを取り、
 その腰はずっと その向きをキープして
へそから上の肩だけを廻そうとします。

ここから 左回転 上から見た時の反時計周りの
へそから上の回転をした時、
腰、ベルトのラインは開かずに居られると思います?


201812_Moment(2)それが悪い!とは言いませんが、
(好き嫌いで言えば 嫌いなだけ、です…痛そうだから)
腰、骨盤を右に向けず、
へそから上、肩ラインだけ右を向ける
俗に言う「捻転」、ゴム式テークバックと
取っている人で
体の正面でインパクトしている人を見たことがありません。


そもそも
 胸がからだの正面なのか❓
 へそや腹がからだの正面なのか❓
 どちらか、だけでいいのか❓
 両方が出来るだけ揃っている方が良いのか❓

と言う議論はないんでしょうか…。

もう一度書きますが、
インパクト時、体の正面、ボールと正対した状態で、
 の本意は 腕の長さ、両腕の長さが都合がつくコト
 両腕の長さが概ね揃い、ロフトが増えにくいコト
 からだの姿勢も大きく上向きにならずに済むコト です。
その見た目、形、格好の問題ではありません。


downswing腰・骨盤は動かさず、
肩だけ右を向け、そこからスタートすれば
肩を戻してきた分と ほぼ同等に腰は開きます。
正面から始まった腰は
動き出した途端、左を向き始めますから
左腰が高く、右腰が低い、
半ば、体が突っ込んだ状況を自分から作るコトになります。

フェースターンをして ロフトを閉じた…としても
自分は 左足上がりの姿勢を作り出していますから…
よほど 空中にあるボール を 打ち出しを取り、スピンを絞るコト
だけに着眼してスイングを造る と考えていない限り、
地面にあるボールを確実にとらえにくい、
特にアプローチのショットの成否、距離感作りに苦労する
ショットになってしまいます。
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🔴アドレスから始まって
 ヘッドの方をグリップよりも高くしようとする
 動きで言うと コッキング になりますね。
🔴ダウンスイングでは
 ヘッドの方をグリップよりも低くしようとし
🔴インパクトから フォローにかけては
 ヘッドの方を高くしようとする

小堀2020_Moment(6)小堀2020_Moment(4)









その グリップとヘッド その高さの逆転 が
 スイングのイメージとなっているコトが多いです。



どこかでも書きましたが
フォローでは からだの回転は減速〜停止しますから
同時にグリップの移動も終息に向かいます。
ヘッドには慣性が残っていますから
それによって ヘッド方が多く動く瞬間は有りますが、
スイング内において 上腕の上げ下げによって
 クラブ自体が高くなったり、低くなったり しますが
ヘッドは常時、グリップよりも高い相関関係にあり
 ヘッドがグリップよりも低くなったり、
 高くなったりすることはありません。

そう見える のは確かですが、
それは「打ち終わってからのおまけ」に過ぎません。


スイングは向きが変わり、
それに前傾姿勢があるから
 ヘッドとグリップの上下関係が逆転、回転しているように
『見える』だけです。

ヘッドをたくさん
グリップよりもたくさん動かした方が
「ヘッドスピード」が上がる 錯覚 をしますが、
それをするのには からだの回転と言う原動力を減速するか、
からだの回転からグリップを切り離すか、
どちらにしても 元になるスピードが遅くなるので
気分的に スピードが上がるように感じるだけ です。
そして 同時にショットにおいて 再現性の低い方法です。
からだ に比べ 手〜腕 という
小さい筋肉でクラブを動かしたから
実感が強いというか、労力が多いので
「速く振った」錯覚が残るに過ぎません。


小さなアプローチでも
ハーフショットでも良いですから
ヘッドとグリップの高さの逆転を生まず
ヘッドの方がグリップよりも「相関関係」において
常時、高いまま ショットしてみて下さい。
(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment(3)






フェースを円の中に向けない
フェースを円の外に向けておく
のと 共通する 話になりますが、
 ヘッドをグリップよりも下げない

👉ヘッドを低く(高低)するには
   グリップの高さを下げる
👉そのグリップの高さの変化は
   基本、からだの回転で行う


と言うトコロにつながってきます。



からだの向きによって
 グリップの高さの変化を生む は
グリップとヘッドの相関関係は変わらず
 クラブそのものの高さは変わるコト になるのです。
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ロフトを立てる(正規のロフトで打つ)
を阻害、邪魔するのは 技術というより、
頭の中にある スイングのイメージの方が大きい気がします。
飛び出し角度14


誰に言われた訳ではないかも知れませんが、
視覚的な要因なのか、スイングってこういうモノ
と言う思い込みが ロフトの立ち の邪魔になっています。

その一つ が
 『スイングは上げて、降ろす』
の中身だったりします。 

ゴルフクラブは角度の道具なので
ゴルフクラブを単体で動かすのは
得策ではありません。

出来るのならば ゴルフクラブ、クラブヘッドとからだの
相関関係は出来るだけ変えず、
ゴルフクラブを持った 自分が動いた方が
なにかと都合は良いのです。


ですので スイングは上げて〜降ろす は
腕、この場合は上腕 ですが、
上腕を上げて、上腕を降ろす のであって
クラブを上げて クラブを降ろす のでも無く
ヘッドを上げて ヘッドを下げる でもありません。

ヘッドとグリップの上下の逆転
それを「上げて降ろす」と考えている人が
少なくない気が…します。


上腕が上がるから クラブがあがり
上腕が上がるから ヘッドも高くなる だけ です。

✋スイングには 向きの変更と傾きがあるので
その量 そのものは そちらの方が断然多く、
腕をあげて 上腕を上げて
 グリップが高くなる量は
 気持ちの上では 30〜40cm程度 で十分 でしょう。

上腕を上げる「角度」と言う意味では
 たかだか 20度位で十分と思います。

👉時計の秒針で4分、4秒程度の角度です。





ココの部分は重要なポイントなので何度も書きますが、
アドレス時は 前傾…前に傾いているので
 グリップよりもヘッドが下にありますが、
単純な グリップとヘッドの上下関係は
 どんな時であっても ヘッドの方が上にあります。


lesson 2009_10_30_21_19_49-763フレームショットlesson 2009_10_30_21_19_49-91フレームショット






「手」で言えば 親指の方が紂⊂指側が隋,塙佑┐襪里
普通でしょうから、左手の上に 右手があり、
シャフトを介して ヘッドはその上方に位置しています。

2020-12-09_21-08-58_Momentそして 
前傾姿勢と体の向きの変更(からだの回転)があるので
さして 腕も上げていないのに
右向きになれば ヘッドの高さは
←← こうなります
このような角度(飛球線後方)から
スイングを見た場合、
グリップの移動ラインよりも
ヘッドは 莢縞のゾーンに
入ることはないのです。(ヘッドが下がってしまう)



スイング ココを治そう❶_Moment
ショットだけでなく、アプローチでも
よく見かけますが、 手さばきだけで上げる
テークアウェイでは
ヘッドがグリップよりも下がってしまっている のです。
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こすってしまう、こすり打ち

(イメージ)そのクラブのロフト以上に
ボールがフェース面の縦方向に逃げるコトを指します。
 ウエッジの溝がスピンを‼  みたいなイメージですね

545503_169291013227638_259257507_n


(意味その1)
持っているそのクラブの製品ロフト以上の
回転や高さ に打撃力が化けてしまい
ボールが労力なりに飛ばないコトを指す

(症状)
若い時、良く体が動いている時は
高めの弾道の右回転のスライス系の球
目指しているのは 開いたフェースを返した左回転系の球
「ドローボール」と言う言葉に過剰に反応。


バンカーショットは得意とは言えないが、出すのは大丈夫。
アプローチ全般は上げる球が多く、
 上手く打てた時ほど ショートする傾向強し。
ヘッドに奥行きの有るフェアウェイウッドは苦手な為
ユーティリティを多用傾向にある。
ヘッドの遅れは ロフトの開き につながるので
 遅れが発生し難い 硬めのシャフト を使うが
その反面、シャフトをしならせて しなり戻して使う
若い内、だけかもしれませんが、
弾の高さには自信があるのでロフトもきつめ です。


(状況)インパクトロフトが見た目 寝ている
と言うのもありますが、
そのクラブの長さで入ってくるヘッドの経路(入射角度)
が 緩すぎる 
と言うのもあります。
その双方が絡む のが平均値です。

(意味その2)女性やヘッドスピード低め のゴルファーが
ロフト自体を寝かせ、緩い入射角度で入れる であると
ボールの飛びだし速度 だけでなく
回転や高さも十分に得られず 上がらず、飛ばない球
になるコトも少なくありません。
 👉だるま落としのような抜けた球になる




(経緯:その例)全員が当てはまる とは限りませんが、
多くの 初練習場の、初ショット、初スイング の人 は
ショットそのものが怖いですから
◉ボールに当たるかな
◉地面打つかも
◉空振りするかも
◉周りの人にボール当てないかな
◉クラブ放り投げないかな

緩ーいショットで 5番や7番アイアンから始める のですが、
ご自分でやってみるとわかりますが、
平均的なアマチュア男性ゴルファーの (130ヤード打つとして)
 7番アイアンのヘッドスピードは 25ms以上 です。
ヘッドスピード 25ms出せるようになるには
ある程度の慣れ(経験) や 筋肉、動作の馴染み が必要です。

初めて だと ヘッドスピード 15~20ms 
  …20msいかないかな〜
15ms で 7番アイアンを打つと
ある程度 ちゃんと当たっても ボールは上がりません。
ゴロに近い・・・ ほぼゴロでしょう。
20ms で いいところ ライナー性になる位で
 自分は兎も角、経験者を満足させる 球の高さにはなりません。

5番アイアンでやったら もっと悲惨。

かと言って PWから始める人は少ない気がします。

その時点で ボールを浮かせる、上げるコト
当てるコトの次に、ボールを上げるコト から始まるのです。
それ 即ち こすり打ちへの道の本道 です。 

8658a3e6-s


(進展)
その打ち方 で そのまま進むと
一般的な成人男性ゴルファーの場合、
ハイボールのスライス が持ち球になります。

こすり打ち ⇒ すくい打ち なのですが、
これは 重さの仕組みを理解すれば 解消し易くなります。
例えば
 軸点を作り
 30mのヒモで車をつなげた としましょう。
 そうすると 車は進むと
 軸点を中心に 30mの半径の円を描きます。
 その車に 10ⅿの長さ のヒモ
 でもう一台車を付けますが、こちらは自走しません。
 引っ張れば動きますが、フリーの状態です。
 30mと10mですから 合計40mの長さになりますが、
 自走しない 牽引されている車の描く円は
 よほどの速度にならない限り
 半径40mよりも かなり内側を通ります。
 スタートし始めたところは特にです。

 牽引されている側の車がそれより前に出るには
 引いている車が 急にコースを変えるか、減速するか、
 どちらにしても 引いている車は軸ブレ、軸ズレを起こします。


1b503398-s85584b3f-s






上げる すくい打ち のイメージは
グリップよりもヘッドを前(進行方向)に出そう
と言うイメージですが、
それが 一番やり難い場面で行うのです。
それを実行するには 軸点を動かさなくてはなりません。
スイングの動き で言うと
 からだを開く とか 明治の大砲のように
 回転軸を進行方向後ろ(右打ちの人の蕁砲砲困蕕耕ですから
今出ている 弾道 「ハイボールスライス」
と絡むと 本当の原因は それと90度異なるロフトなのに、
スイング軌道のアウトサイドイン が
原因・・・ に陥り、スイング迷路は深まっていく訳です。


ボールに当てないと始まらない のは確か ですが、
ボールをちゃんと捕まえる
動作に馴染みが出て 運動速度があげられると
 初めて それらしい高さに ボールを浮かせられる
と言う手順でスイングは覚えてイクモノです。
(こすり球克服ドリル_Moment(2)

当てる ⇒ 上げる ⇒ 飛ばす
 は ロフトの正しい使い方の反対の道、
極端に言えば、 ロブショットから覚えて
それを基礎に ボールを飛ばそう とするのには無理があります。
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本日は こちらの動画の Kさんのスイングを。


これは推測ですが、アドレスの前傾の深さなどから
元々は 手だけで横にあげる フラットなスイングをしていたのでは❓
と思います。

それを 弊社のブログを参考に 自分で
しっかりとした右向き、からだの回転で打ちたい
と言う方向にシフトした、トライしている とのコトです。

そこに関しては 直にお会いしてアドバイスをした訳ではないのに
型として変更を行えた のはすごいな と思います。
特に 右股関節に加圧が掛かるまでの 胴体の右向き を作るのは
弊社の頻繁に来店されている方 でも多くはないので
ここは 本当にすごいな と思います」。



ただ そのテークアウェイ、トップの型が
それ以降の「打撃」につながっていないので
とても残念で、ソコのお話しをしようと思います。

弊社のブログをお読みでしょうから
手で振る、ローテーションは出来ればせずに
ボールを飛ばしたい、打ちたいと思っていらっしゃると
思うのですが、残念ながら そうなるには至っていません。

ここ最近のブログ記事でも書いていますが、
おそらく…ですが、スイングを始める段階で
ボールを打つコト を
 ⇒ ボールを上げるコト
 ⇒ 地面にあるボールをフェースで拾うコト
で覚え始めた可能性が垣間見えます。

それを改善する「ドリル」に関しては
後日の記事で書こうと思います。

言葉で説明をすれば
各番手の製品ロフト角度は無視し、
どのクラブであっても ロフト ゼロ 度、
シャフトと平行な絶壁のロフト、フェースとイメージし
スイングの軌道、ヘッドの軌跡 に対し
常時、外に向けたまま、
決して スイング中、その円の中にフェースを向けず
トップの位置から 腕を曲げるとか、伸ばすとかを考えず
トップの位置の腕の関係、腕の姿勢などを
概ねロックしたようなイメージで
からだの向きだけを どんと一気に変える素振り から
始めてみましょう。

スイングの大きさはフルスケールのスイング で
スピードだけは遅め、6アイアンで80ヤード位キャリー
させるような スイングで軽くボールを打ってみます。

今の振り方は、 からだの回転と腕の振り を断絶し
フェースを円の中に向けるような
地面に置いてあるボールを フェースでこそぎ取るように
振っているので からだの回転のルートも良くありません。

トップから腕を止めている(つもり)であっても
よく言われる 遠心力によって 自然な感じで
腕は伸ばされる、腕の付け根部分からクラブやグリップは
離されるようになりますから それ通り…で。
しかし それだけでは ボールに届かない、かも。。。
腕を使って クラブをリリース
 ヘッドでボールを探るような、届かせるような動作 が
ないので ボールに届かない、ような気がするでしょうから
それは 周り方のルート、を変えてあげる、
ボールに近づいていくような
縦横、ボールに近づいていくような 周り方のルートを探るコト で
ボールに届かせてあげる必要があるでしょう。
244eb714

従来は藜蠅鮨ばし、クラブをリリースして
ヘッドで ボールを拾う、ボールを探るような振り方
であったから 不安だとは思いますが、
からだの回転で打つ とは そういうコト です。

この場合、ボールへの近づき方は
横・左右の遠近関係だけでなく、
縦・上下の遠近関係も考えてみて下さい。


フェースを外に向けたまま  という事は
回転で移動するグリップに対して ヘッドは遅れ
⇒その遅れを ロフトの立ち にするというコト
 です。

それは即ち、
あくまでもイメージの話し ではありますが、
インパクト・・・おそらく からだの正面でと言うイメージも
強く持たれているのでは。。。 と思いますが、
ボールと自分の空間
★自分が時計の針の真ん中にいて
 ボールは6時の位置にアリ
 打ちたい方向は概ね 3時と平行な方向
 と言う設定ですと・・・

文字盤3-6jiクラブは 6時 を指したところが
インパクトのイメージを持たれている
と思いますが、
フェースを外に向けっぱなしのまま
ヘッドの遅れ(ズレ)をロフトの立ちに
を実践するとなると
打てないイメージ、当たらないイメージになるかも知れませんが
クラブは9時
(もしくは10時でもOK)を向けたままの形で
自分とボールの空間を「抜く」「通り抜けさせる」
イメージです。

最終的には 7~8時を指した位置でインパクトは迎えますが、
それは 時計の針が回転しているのではなく
止まった時計の針 で 時計が回転している、
自分自身が回転している〜向きを変えているから
そうなるのです。

時計の針 を動かしてしまうと
時計自身(自分)は止まっていないと 当たらないですね

自分のからだに対して 垂直なクラブ ではなく
 平行なクラブ
 それだけでは当たらない、届かない から
 からだの向きを変える
   ⇒ これがからだの回転で打つというコトです



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スイング/ショットは クラブを振るモノ と
 大きな誤解をして 殆どのゴルファーは
スイングを覚えたり、練習したりしています。



歪な、偏重した ゴルフクラブを使って
遠くに、的確に、繰り返せるショット を445TL-4
するには そのゴルフクラブ単体を動かさず
自分とゴルフクラブの相関関係は変えず
自分が動くコトで達成する「べき」でしょう。
クラブヘッドに備わる ロフト 
 隣同士の番手の差は たった 3〜4度しかないのですし、
ドライバーを選ぶのでも
 1度の差を気にしたりするのですから…。




クラブ(単体)を動かすのではなく
それを持った自分が動く
→自分が動く〜向きを変えるコトによって
 スイングは円弧を描く 訳ですが、
それをクラブを振るモノ と信じ切って
スイングを始めてしまえば
 テークアウェイの初期、初動で
ボタンの掛け違いをしてしまいます。

アドレスの状態 から
自分が右を向く(股関節から上の胴体)
(クラブ・シャフトを振る って❔_Moment(3)(グリップの移動 〜先端は振りません_Moment(グリップの移動 〜先端は振りません_Moment(4)





高さは変わったとしても
自分とクラブ
自分とグリップ
自分とヘッドの相関関係は 大きくかわっていません。


(例えば 右向きを90度…と仮定すると)
自分が右向きをすれば それを達成できますが、
クラブは振るモノ  と信じていれば
そこで 本来、存在しない筈の円  
 余計な90度。。。行き帰り、終わりまで考えると
 余計な270度 を作るコトになります。
漆原_Moment
2020-10-19_21-38-40_Moment(3)2018年3月⇒⇒⇒2020年6月_Moment(5)











よく からだの回転に移行し始めると
『振った気がしない』を言われますが、
「そりゃ クラブは振らないんですから
 その満足感は満たせません、無いモノは無いです」

としか言いようがないですね。
先に重さの付いた棒を270度振り回していた のを
一切合切辞めれば そりゃ 労力も充実感なくなるでしょう




まあ 日頃から運動不足気味 なので
たくさん運動したくなる気持ちは分からないではないですが
その 余計な90度、スイング全体では余計な270度
が ドンドンスイングを難しくしていきます。
(まあ それも楽しいのかも…知れませんが…)

体の対して クラブを(右打ちの人であれば)
ヘッドを体の幅の右外 に送る(外す)ということは
クラブを捩じる → クラブを右に倒すコトになります。
ボールに対して フェースが向いていたものを
ソールにする と言う動きですから
そのまま では ソールで打つコトになりますので、
元に戻す。。。 それが フェースローテーション です。

スイング ココを治そう❶_Moment葛谷 2017-2020_Moment(2)シリーズ ココを治してみましょう❸_Moment(4)








始めから フェースローテーション なんて言う
ややこしいことを望んでしている人は少ないでしょうから
「クラブを振るモノ」
という 固定概念が生み出す 派生効果。。。
その おまけ が 
生涯を通してスイングを悩ます一番の問題 になるのです。
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よくある話だと思いますが、
例えば スイング改造のゴール(目標) が
●体の正面でボールをとらえる、
●伸び上がらないでボールを打つ、
●体を開かないでボールを打つ、
●ディッシュアングルを保つ、
●インサイドアウトに振る、
 のいずれかだったとします。
(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment

それらは全て 技術的な改善 が要らない
 とまでは言えませんが、
少々大袈裟には、技術的な改善がほぼ無くても
 ゴールには行き着ける、
逆に「
技術的な改善だけ」では絶対に行き着けない

  と考えて良いと思います。




⇩⇩⇩ 以下 あるお客様から頂いたメールです
       ;ご本人の許可を得てメールより抜粋



「スイングが完成したとは到底、言えませんが、 
スイング改造に着手し始めた頃と比べると
だいぶ マシになってきたと感じます。
(こすり球克服ドリル_Moment(2)

幾つかの段階を経てくると
実感するのは『スイングの改造』は技術的なものではなく
おっしゃる通り、過去の自分のゴルフ歴の中で
形成された「思い込み」や漠然とした「スイングの概念」
の書き換え、上書きがどこまで進んだか

 というコトに尽きると思います。

手打ち から からだの回転(まだまだ完成には程遠いですが)
に近づいてい来ると、まず、感じる(大変強く)のが
「インパクトまでの時間の早さ」
別な言い方の方が分かり易いかも知れませんが、
「インパクトまでの時間の無さ」 です。

ダウンスイングが始まってからインパクトまで
腕をこうしよう、
スイング軌道はココを通そう など
そんな事をする時間がありません。
まったくありません。
そもそも ダウンスイング という期間 がない感じです。
切り返した途端、インパクト‼ に近い感じです。
何かをする時間がありません。

今までは切り返してから
ダウンスイングでこうしよう、
足はこう、
手はこう、
クラブ(ヘッド)はここを通そう
ヘッドの姿勢はこう、

そんな事を考えていましたが、
それが出来る、それをしようとする事自体が
手打ちなんだ
 と気づかされました。

素振りや練習していない時は
体の使い方は考えたりしますが、
からだの回転で徐々にボールが打てるようになると
インパクトまで、だけでなく、
スイング動作そのものの時間が短いので
いざ ショットとなったら
考える事、考えられる事は フェースの下向き、
フェースをボールに向けるコト(上下関係)だけ
と言っても、言い過ぎではないかと思います。」

 ★ー☆―★―☆




(店主)スイングはからだの回転を主にして行っているので
ごく当たり前に行えば
からだの回転通り…なら 必ずインサイド から入りますし
トップとインパクトの関係から考えれば
当然、上から ヘッドは入ります。
(参考映像)ヘッド「は」振らない_Moment(2)(片手での素振り と クラブの格納_Moment(4)






それが アウトサイド から入ったり
下からしゃくる 煽るように入ったり する
という事は 何らかの理由で
約束の場所(ボール)に 遅刻 しているのです。



その最たる例が(コレも何度も書いていますが)
腕とクラブに長さがあり、
その先端に重さの付いた構造 がゴルフクラブ です。

手であっても、からだの回転であったとしても
自分がグリップを 180度向きを変えても
ヘッドに重さが有る分、シャフトは180度回転しません。
運動分、重さ分 180度よりもかなり少な目
おそらく 90~120度程度 しか角度運動しません。
それが 万物の物理法則 です。

8658a3e6-se00bf7e6






それを 自分が180度回転したら
クラブも180度回転する としてしまうと
90~120度の回転運動と、当然、別な動き になります。
このような 角度運動が途中で変わる場合、
 多くの場合は 棒の途中にトルク(別なチカラ)が掛かる訳ですが
棒は必ず支点ズレ を起こします。
グリップの移動~向きの変更/回転に対し
 本来は その重さ分(長さや運動も積算で加え)
角度運動は少なくなる場合は
人間の動作の軸 が形成されますが、
途中で 棒(この場合はクラブやシャフト) にトルクがかかり
別な角度運動が発生すると
人間の軸は そのトルクとほぼ反対の方向にズレ
スイングの場合、向きと前傾姿勢があるので 少し立体的にズレます。
 軸が右に倒れ、軸自体も右にズレます。

MVI_0878(2)_Moment(3)MVI_0878(2)_Moment(5)MVI_0878(2)_Moment(6)
←間違いの元

ですので 振り始めた、トップの位置 で
想定していた 最下点 は 右にズレ
しゃくり軌道やあおり軌道 になる訳です。
想定した最下点よりも 先 でインパクトする、
という事は アウトサイドから入る に相当します。

さて これを治すにはどうしたらよいでしょう?

☑右にズレるコトを想定してボールを置く
まあ これもあるでしょう。
☑ヘッド軌道だけをインサイドに変える
別な更に深刻で、複雑な問題にすり替え となります。
☑変えない
無難です。ただし、コースでの実際のショットでは
ダフリ、トップの頻度は高いですし、
距離が出にくく、飛ばそうとした時、弾道が高くなり、
上手く当たっても 引っかけの恐怖はつきまといます。

物理法則を無視し
無理やり ゴルフのスイングの定義に当てはめれば
苦労するのは本人以外何物でもなく、
そこには きちんとした対処法は存在し得ません。

当り前 と思っているコトがスイングを苦しめるのです。
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【言語化するのはとても難しい…ですけど】
これはあくまでもイメージというか、
打撃の概念 に近いモノ だから
全員に適応するか、どうかは分かりませんが
スイングを造る、スイングを変える において
打つボールの「場所」「位置」
 そのイメージも影響するかもしれません。


リリース〜刷毛塗_Moment

 当たり前…ですが、
アドレスをした時、そのポスチャア(姿勢)に対し
「打つ」ボールは からだの前、からだの正面にあります。
そして 見た目(あくまでも傍目に…ですが)には
ヘッドは地面と平行に ボールと横の関係で衝突します。

0e363453ボールはよく言われる スイングの軌道上、
ヘッドの軌跡上に あります。

こう見ると スイングの軌道は
平面上の円軌道に見えますが、
そのスイング軌道の土台は
からだの向きの変更と前傾姿勢 によって
傾いた立体的な軌道です。
(アプローチ) 比較映像_Moment(3)

ですので テークアウェイ時の
その進行方向には 上(高さ) が伴いますし
ダウンスイングでは 下(低さ)
インパクト以降では また上 が伴います。
正直、横になるのは 一回だけ。。。
 それもゼロに等しい、ほんの一瞬です。

その 進行方向が横 になる一瞬が
 スイング軌道、ヘッド軌道 では最下点に当たる訳…ですが、
ソコを「インパクト」に設定、イメージしておくと
ホンの一瞬のズレ…
ドライバーであれば
ボールとヘッドの接触時間は 1/2500秒以下 です

によって 下軌道の場合も、上の軌道の場合も発生するので
逆球の出る確率も高く、
距離や方向の安定が出し難く おススメ出来ません。
ゴルフショットは ミスの連続 ですので、
想定できるミス、使えるミス にしておく必要が高く、
両方が出る選択ではなく、ミスしても片側しかない方が
ミスをしたとしても計算が立ち易くなります。

まあ それは兎も角、
理論上、理想的には トップの位置からインパクトまでは
俗に言われる「ダウン」スイングは その言葉の通り、
低さの伴う 下への進行方向に当たります。
 そして それは 手でクラブを、手でヘッドを下に振るコト
 が創るのではなく、からだの向きの変更と前傾姿勢 の
 組み合わせによって、 進行方向である左サイドが
 右サイドよりも低い時間 というのが創っています。

スイングは総じて
 意志 ⇒ 実行  にタイムラグ が発生するため
下を打とう を行おうとすると
  結果、横、もしくは上 に振るコトに
横に打とう を行おうとすると 
  結果、上に振るコト に、

からだのメカニズムやクラブの仕組み、偏重性から
非常に上を向き易く、下の時間の確保が難しい です。


BlogPaint そ こ で   あくまでもイメージですが
トップの位置で このボールを打つイメージ
 本当に存在する 自分のからだに対し 左外にある
 このボールを 『横』 に打つイメージではなく
この位置 のボールを打とうとすると
まず からだの姿勢をボールに向けて  。。。から
クラブを振り始めますので
結果、上に向かって振るコト になりがち です。

ターゲットとしてのボール
トップの位置、右を向いた時の
左股関節の前あたり、茲○○ま の前にあるボールを
(ボールの位置はぼやッとしたもので良いと思います)
下に、
地面に 
向かって打つ
 イメージで
軽いショットなり、素振りなりをしてみて下さい。

そこからダウンを始めて
ボールを打つ時間の間に からだは向きを変えるので
実際のボールを横向きに打つ 感じ になります。



✋✋✋ココでのポイントは二つ です。

1.からだが捩じられると 斜めの軌道の意味を失います。
 しっかりと骨盤が右を向く、 胴体がひねられないコト

2.ボールを 下方向に、地面に向かって打つ のです、
 ソールでなく、フェースで打たないと 当たりませんよ


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ミスを減らす、安定感を増す、
距離を伸ばす、弾道を良くする など
ショットやスイングを改善する と言う点において
根源的な「勘違い」や「誤った思い込み」 の
影響は 技術的なモノ を遥かに上回ります。
正直に言えば スイング改造は
 からだの動かし方の問題よりも
 頭の中にある情報の誤った解釈を修正するだけ
とも言えます。



Rさん との会話の中でも出てきたのですが、
『体の正面で打ちたい』と思っている  のなら
体の正面にクラブを固定して置いて、
クラブは動かさず(クラブと体の関係は変えず)、からだを回せば
良い球になるか、どうかは別として 課題はこなせます。

それをクラブを振って、
⇒からだに対して クラブを動かして
タイミングや技術、通り道などで
体の正面、からだがボールと正対したタイミングに
 インパクトを作る のとでは 全く意味が異なり、
本当は必要の無い技術を一生懸命練習することになります。
まだ 完成!とは言えませんが、
多少なりとも からだの回転で打てるようになった Rさん
今までよりも 腕の振りで打てるようになった Rさん
「こんなにもクラブを動かさないんだぁ…」 って
いやいやいや からだの回転で打つ、
体の正面でボールをとらえる って そういうことでしょ!
体に対してクラブを動かさず からだの向きで円弧描くんだから
そうなるに決まってますよ…



これは一つの参考例…ですが、
グリーン周りなどの短めのアプローチを
振り子のアプローチで行っているゴルファー が
「ダフリやトップのミスを無くしたい…」と願う場合、
あなたを迷宮へと誘う『振り子のアプローチ』_Moment1あなたを迷宮へと誘う『振り子のアプローチ』_Moment







そのミスの確率が高い、
特に現場で、傾斜が絡んだ時などに
ダフリやトップのミスが出がち…な訳ですが
その理由は
☑振り子の動作が故に
 回転式のアプローチよりも ヘッドの上りが急激
☑振り子の動作が故に
 軸がその重さによって振られるので
 俗に言う最下点が右にズレがち 
   なので
根源的には 「振り子のアプローチ」そのものの誤解 が
 一番の修正ポイントは筈、です。
(東西アプローチ対決_Moment(東西アプローチ対決_Moment(2)






スイングは向きを変えるから そう見えがち なのであって
実際に 大元の「からだとクラブ」の相関関係は変わらず
自分が向きを変えているだけ な筈なのに・・・
からだの回転 と言いつつ、からだは固定して
肩と腕で作る三角形を揺さぶって からだをきしませている、
回転ではなく 肩を上下に揺さぶっている、
肩と腕の三角形を動かす事が「からだの回転?」

その手の誤解を解くことが 一番の処方箋 です・・・・が
ダフリやトップが多いから
◌左肩が上がるのを抑制したり
◌右肩が下がるのを抑制したり
◌イマイチ どれがそうなのか分かりませんが 茲諒匹魄媼韻靴燭
◌軸ブレ 軸の倒れが起こるからミスるので それを制御したり
 と
どれもこれもが その「振り子のアクション」ソノモノを
 否定する動きで 修正しようとしています。
良い悪いは別として
 肩と腕で作る三角形を 肩を上下に揺さぶって
 振り子をしなければ ボールが打てないのに
 肩を揺さぶっている訳ですから
 左肩が上がったり、右肩が下がったり
 その三角形を振り子にした分、軸点に相当する頭が傾きますから
 それらは動き ソノモノ・・・なのに
 それを抑制したら どう動いて良いのやら…。



とは言うモノの
多くのゴルファーは そこまで根源的な修正は求めておらず
チョちょっと のアドバイスで改善することを望んでいる のも確かで
そういうトコロ… 全国のレッスンプロの方々は
 どう対処しているのか、アンケートを取ってみたいモノ…です。

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ボールから目を離すな

 と言いますよね。 

これって 一見すると
 ずっとボールを見て置け って意味に
捉えられますが、真実は違います。

からだの回転で直にボールを打つ人
(胴体をひねらない、肩と骨盤を一体に回す人)
にとっては
見ていても 見ていなくても 大きな差はありません。

実際、テークアウェイ時は
視線誘導して置き 顔や視線ソノモノを
右に向けた方が 右向きがし易くなります。
ボールを見ておく、 もしくは
ボールを視界の中に留めておく
と言う意味で からだの回転で直にボールを打つ人
(胴体をひねらない、肩と骨盤を一体に回す人)
にとって ボールを見ておく、視界に入れておく
と言う意味の ボールから目を離すな です。
  どっちでもいいですけどね…。
20191006_Moment20191006_Moment(3)







ところが 捻転派、胴体をひねる人 にとっては
ボールから目を離すな は その言葉の通り
ボールと目との距離感が重要になります。
前の記事 の通り、
捻転、そしてその解放 で打つと
からだは一度縮み、元の長さに戻ります。
伸び上がりながら、からだを開きながら
ボールから離れながら の打撃になります。
その最たる例、が 「地面反力」 だったりします。
(地面反力 = 地面を上に蹴るチカラ)

ですので ボールと目との距離を維持して置かないと
上手く打てない…維持して置いても難しいと思いますけど
その言う意味合いなので 中身は異なります。

目と言う左右にある構造上、
動作中に 奥行きの何センチの差 は
見ていても 把握出来ないでしょうし、
把握出来ても その修正、間に合わないでしょうから
なんか もっと 深い意味あるのか 考えますけど
どれもこれもが 実効性の無い、自分の為 というよりも
人に見せるためのスイング、教えてくれる人を納得させる為の
ハードル に近いので 答えは出てきません…。

ararara_MomentIMG_0302_Moment








からだで直に回る、
胴体をひねらない に移行したい人の
始めの難関は
テークアウェイで からだ、そして視線が
いったん ボールから離れる、この場合は距離、
いったん ボールから遠くなるコト なので
そこは素振り などで 視線誘導し、
その距離感を認識、掴んでいた方がいいかも、知れません。

テークアウェイは確かに ボールを打つための準備行為 ですが、
動作の勢いをつけるための モノでは無いので
ボールを打つための準備ですが、
その場所(トップ)に行くための 助走路 に近いので
スピードも不必要ですし、
まして 息を止めるような勢いは全く必要ありません。
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ちょうど4年前に
育児を優先するためにゴルフを休眠しました。


ひょんなことからラウンドの予定が入ったので事前練習レポです。

 

約1年前からフリーウェイトの筋トレ
(バーベルに円盤状の重りをつけるトレーニング)を始めました。

筋トレにおけるBIG3種目、
デッドリフト5RM140kg
スクワット1RM130kg、
ベンチプレス1RM100kg
(1RMRM換算表で1回だけ上げられる最大重量、5RMなら5回)
などなど筋力アップして
全てのバランスが崩れたのでおさらいからじっくりと取り組みました。

 

グリップ・ボール位置から
再度考えつつ50球ほどウォーミングアップ。

良い球も悪い球も安定せずに出ます。

 

どこからか声が聞こえて来ます。

「クラブに逆らってはいけません、クラブの声を聴くのです」
はい、そうでした。

 

このあたりでYouTubeにて
ハミングお兄さん達
(店主:オジサンたち)の動画視聴タイム。

とても勉強になります。

スタンス、広角打法

体重移動、軸足に乗る

初動の目線移動

鼓笛隊

刷毛塗り

じっくりと240球ほど打って、
なんとなく思い出してきました。


Image20201006185024 (002)

 

自分の感覚では

「かつてのゴルフスイングとは全く異質な、
グリップエンドを目標に突き刺す様な感じ」が感触としてはしっくり来ます。
※その時はアイアンで何球打っても同じ弾道で同じ着弾。


体重移動と回旋の連続の中で
外から見るとちゃんとスイングになるけれど、
先輩方のスイングを真似して打とうとしても
別のスイングになるという感じでしょうか?


やっていることと結果がこんなに違うのは異次元で有り、
魔術で有り、大混乱です。


しかし、組んで頂いてから
何年もたつのにいつでも新鮮な気づきが有るので素敵な相棒です。


もう少し筋トレと練習しつつ、うれしはずかしの本番レポもしていきます。

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手打ち にしたくて してる人 は
多くないか と思うのです…が
そこに行き着くまでの経緯 には
なにか 大きな誤解や勘違い、覚え違い
  が幾つか あるような気がします。



✋アドレスのクラブ姿勢 と インパクトのクラブ姿勢✋
【静的スクエア と 動的スクエア は 似ているけれど 大きく異なります】

これは結構大きいかも知れませんし
 代表的な覚え違い です。

教えている人も ココを良く掴めず
単に動作として教え易い と言う理由だけで
誤ったコトを教えている人も見かけます。

独学の人にも 誤解されている人 多いと思います。


今回のこの件 に関しては
飛ばし〜こすり〜つかまえ が深く関与しますので
主に ロフト姿勢 です。

造語ですが、ゴルフクラブにはIMG_0524
静的(止まっている時の)スクエア と
動的(動いている時の)スクエア があります。
 …代表的な静的スクエアは アドレス とお考え下さい。
…理解出来れば 二つは同じモノ ですが、
誤り として ショットのインパクトは
静的(止まっている時の)スクエアに戻すモノ と思っている⁈


参考例 ですが、
30度のロフトのクラブ
 FWでも、UTでも、アイアンでもなんでも良いのですが、
その30度のクラブ の そのロフト効果 には
0度(絶壁)でなく、30度フェースが倒れているというコト とともに
そのクラブなりの 長さ によって
入ってくるヘッドの角度の作用 の二つの複合要素 です。

奥行きの有るウッドと平べったいアイアン では
ヘッドの機能〜特性が異なりますので、
上がり易い構造 + ロフトの少ない FW には長さが必要ですし、
上がり難い構造 + ロフトの多い アイアン には長さは要りません。
df713d9f-s

長さ があると ヘッドの入ってくる角度は緩くなり
打ち出し角度は取り易くなりますが、スピン量は減り気味になります
逆に 長さが無いと ヘッドの入ってくる角度はキツクなり
打ち出し角度は取り難くなりますが、スピン量は増え気味になります。
・・・その入射「角度」も含まれますが、
動的スクエア とは
入ってきた角度に対しての フェースの倒れ具合 です。

簡単な数値の例 で言うと 10度上から入ってくる30度のロフトのクラブは
見た目、地面に対しては20度の形を取るコトが 動的スクエア
そのクラブなりのスクエア な状態 です。

☆FW・UT・IRON など
シャフト(クラブ)の長さによって 入ってくる角度は異なりますので
インパクト付近のヘッド姿勢は同じにはなりません。

動的スクエアは アドレス時の静的スクエア に比べると
大雑把に言えば
シャフトが飛球線方向 右打ちの人 で言えば
 茲坊垢い進 ロフトが立った形 になります。
これが そのクラブの 機能としての スクエア な状態です。


どの位 左に傾くか(右打ちの人) は
 そのクラブの長さ、長さなりの入射角度、
 長さなりの前傾姿勢で決まってきます。
ヘッドを振る行為 は その入射角度も
長さ ではなく 自分で決めてしまうので
クラブの機能が活用出来ません。

IMG_0727

先ほどの 30度のクラブ で考えると
本来は 茵僻球線)に10度傾いて 地面に対しては20度になる筈の
クラブを アドレスの状態に戻そうとすると
10度分 シャフトを、
 ヘッドを振るコト【ヘッドを出してしまう】 になります。
その10度分は スピン量 → 打ち出しの高さ に変わり
ボールスピードが下がってしまう原因にもなります。
そして ここで忘れられがち なのは
 ゴルフクラブ は そのグリップエンドが指す向き 指す場所
に 自分のからだ はあります。


IMG_0777IMG_0776

前者:
茵僻球線)に10度傾いて 地面に対しては20度になる状態 では

シャフトは 左に傾いていますが

後者:10度分 ヘッドを振ってしまう動き の場合
シャフトは 右に傾く過程 の中で インパクトを迎えるので
後者の方が からだは右に残る・傾きます。
◌上に振ってしまう 〜しゃくり打ち・煽り打ち
◌スイングの最下点が右にズレる可能性

が生まれるのです。



弾道 で言うと
空中に 静的スクエア(アドレス状態)で固定したクラブに
ボールをぶつけてみる のに近いです。

動的にスクエアな状態 では
地面と平行にボールをぶつけてみる(飛球線方向から) と
 そのボールはロフトなりに上向きに跳ね返ります。
アドレスの状態に戻そうとしたインパクトは
 やや下向きからボールをぶつけた状態で
 もっと上向きに跳ね返り、ボールの速度も緩くなる…。
そんな違いと思って良いと思います。



初歩的な勘違い ではありますが、
左右にヘッドが開く そちらの方向のスクエア は
よく話題に上る訳ですが、
ロフト、つかまり、こすり に関連する縦方向の
ロフトのスクエア というのは 無視されがち なので
知っているコト とは思いますが、書いてみました。
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フォローの出し方の藜蝓Ν蚣咾離ぅ瓠璽検扮β任舛凌諭砲
莠蝓左腕のソレと比較すると、より顕著に表れます。




からだの向きの変更で クラブは移動した方がいいですよ、
の理由については もう何度も書いていますので
別な機会(今回は割愛します) にしますが
手で振るにしても
 どこかの時点で からだを回し、
腕自体でなくとも 腕の付け根 である 肩は移動させます。


ですので その動力源
(初期だけでしょうけど)は からだ です。

右打ちの人が 切り返し 以降、V字を維持してみよう 上編_Moment(2)
ダウンスイング〜インパクト〜フォロー
右から左、
スイングを上から見た時の 反時計周りの移動、運動 に対し
右手は最-後方に位置します。

そして このイメージでは
右手一本でクラブを持っていますので
そこに クラブと言う 先端に重さの特化した
長さの有る棒という「負荷」を持っています。

ですので、動力源のからだの向きの変更、簡単には移動
に対し、思いっきり 遅れて然るべし という位置と負荷です。

実際の 両手でのスイングの中 では
主な重さは 左腕、そして 左半身にかかっていますので
右手の役割は クラブを倒さないコト の方が大きくなりますが・・・・。
それは兎も角、
多くの人は インパクト以降、フォロー箇所において
腕とクラブが一直線に並ぶような イメージを持っています
(フォローの取り方・出し方 右手編_Moment

「フォローを出そう」
「腕を伸ばそう」
「真っ直ぐ飛ばそう」

などの意識の表れ、だと思うのですが、
よくよく考えると 一番後方にある 重さを持った右手 が
からだを追い越すことは 物理的にも、肉体的にも
(位置として からだの右から左に横切る)
かなり無理がある と言うか、
『運動の主動力源である
 からだの向きの変更が止まってくれない限り』

それは 不可能 です。

つまり そのイメージが
✋✋✋からだの回転を止めてしまう
✋✋からだの回転と腕を分離させてしまう
✋腕で振ってしまう

要因になりかねない…… なっている人も少なくない でしょう。

インパクトは 誰もが 最大の加速状態 もしくは
最大速の状態を望んでいます。
アドレス時 には 手首の縦(ライ方向)の角度  …ディッシュアングルを維持し
それ以降 無くそう・・・一直線にしよう‼
 なんて都合の良いことが出来るはずもありません。


アドレス時は ディッシュアングルがあるお陰で
腕の付け根、である肩からヘッドまでの距離が
当然、腕とクラブが一直線の状態よりも 短く して構えていますが、
それを 一直線 にして、長くしてしまえば
それを通せるだけの空間が「多く」必要になりますので
伸び上がるコト になるのは 必然 と言えます。


インパクト付近で ディッシュアングル なんて言う
手首の角度を 「維持しろ」 なんて できる筈 もなく、
(スイング動作の中での最も小さな筋肉箇所 であるのと
 ライ方向、縦方向 の手首のコッキングは 実際には手首の角度
 ではなく 腕の橈骨と尺骨の長さ調整・位置調整している動きです)
実は フォロー側のイメージ によって それは
いつの間にか存在していた 
無意識に維持されていた と言うモノ 
とも言えます。

実際には 意識しなくて構いませんが、
手首の縦方向のコックアングルが維持されるコト ではなく
手首の横方向の左手首が手のひら側に折れている
その折れ具合が残っている「間に」 → インパクトが終わる
が ディッシュアングルを維持させる方法 です。
(意識してやると 痛める可能性があるので 知識として留め
 トライはしないで下さい)


まあ もっと 安易な間違い を修正しましょう。
画像をご覧ください。
見る角度 によっては
 腕とクラブが一直線 になって見えますが
見る角度 によっては
 腕とクラブには角度 が残っています。

(フォローの取り方・出し方 右手編_Moment(3)

理由は省きますが、からだの向きの変更を
最初から最後まで クラブの、特にグリップ移動の
動力源にした方が 飛距離と安定性、そして再現性
飛距離を出すショットとアプローチの共通性、同一性が創れます。
(フォローの取り方・出し方 右手編_Moment

腕とクラブを一直線にするイメージが良いのか
それとも 何らかの形で 腕とクラブには
『常時』 なにがしかの角度が有った方が良いのか

動画の見方から変えてみましょう。
それ 結構 大切 です。
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昨日の記事の続き、流れ なのですが……
http://hbs.livedoor.blog/archives/2001632.html



人によって ではありますが、
インパクト以降、フォローの取り方 も
手打ち、フェースローテーションの原因、
からだの向きの変更で打つコトの出来ない原因、
ボールを上から抑えられない原因に成り得る
 と思います。
(こすり球克服ドリル_Moment(こすり球克服ドリル_Moment(4)










インパクト以降、
実際には 動作は減速に入ります.
その結果として
ヘッドには運動の慣性が残っていますから
見た目、グリップを追い越す ような形 となりますが、
(自然に追い越してしまうのは放っておいて良い…ですが)
意識としては
グリップの方が高く、ヘッドの方が低い、
からだの回転でグリップの高さは増して行きますが、
インパクト地点にヘッドは置いてくる〜
ヘッドにかまう必要はありません。
◉グリップエンドはずっと 上向きのまま終わる
 と言う感じです。
 慣性の残っているヘッドに
 追いつかれないよう からだの回転でグリップを
 動かし続ける方が 安定性もあがりますし、
 結果として ヘッドスピードを上げる最大の方法となります。


多くのゴルファーのスイング、
特に 素振りなどを見ていると
インパクト以降で振っている ように見えるのです。



この動画 (⇑) はちょっとオーバーではありますが、
ヘッド単体を動かさない
その代わり、体の左向きでグリップの移動を意識する
素振りを強調しています。



◉ヘッドスピード・・と言う言葉がある通り、
ヘッドを速く、もしくは大きく動かすコトは大切なポイントですが、
それは グリップを移動させるコトで実行する必要 があります。
グリップを止めて ヘッドを動かすコトは
スピードは上がったとしても
 ロフトを増やす行為 や ヘッドの上下移動を激しくするコトになり
スピードは上がっても それが距離につながらない や
スピードを上げたせいで ミスショットになってしまう可能性を上げてしまいます。

ヘッドスピード…は からだの向きの変更速度 で上げるべき で
ヘッド単体で上げようとすると からだを止めねばならず
それはイコール 手打ちへの道 になってしまいます。







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 "逮捕する"
ゴルフ業界での 『ぼーるをつかまえる』 の隠語ですね。


まあ… 要は『ロフトを立てればいいんです』…
このロフトを立てる を ちゃんと理解するトコロから
始めてみましょう。

良く思われている
 ロフトを立てる → ハンドファースト
は 半分合っていて、半分間違っています。
誤解を生み易い です。

このロフトを立てる、 形でなく効能としての「ロフトを立てる」 は
分解写真〜静止写真 ではなく、 連続写真〜動画 の考えが必要です。
ヘッドには ボールに対して、入ってくる方向〜角度 があります。
この場合は アウトサイドインとか、インサイドアウトとかの左右、ではなく
上下の角度 です。
IMG_0607

◯ドライバーはクラブの中では一番長いので
 その入ってくる角度(入射角度)は緩くなり、
傍目からは 掃(はら)って打っているように見えます。
◯ウエッヂはクラブの中では一番短いので
 その入ってくる角度(入射角度)はキツクなり
傍目からは 上から潰すように、よく言う「ダウンブロー」に見えますが
両者は 長さ による 円弧の大きさの違い なだけで
特別な差はありません。 技術的にやるコト ではなく
同じコトをクラブを替えるだけで行える というコトです。

厳密には クラブの長さ…というよりも
それによって 構え、前傾姿勢が違うコトとクラブの長さの複合 によって
その入射角度の差は生まれます。



ゴルフクラブは 正しく扱う前提で
上から入ってくる分 シャフトは前(飛球線方向)に傾きます。
例えば ロフト角度30度6番アイアン で
シャフトが ハンドファースト状態、
 前に10度シャフトが傾いていると
当然、地面に対してのロフトは 20度 ですが、
入ってくる軌道に対しては オリジナルの 30度 の状態です。
これが 基本となる 「ロフトの立った状態」 です。
そこからは 個人差があり、ややキツイ入射 で立った人もいれば
やや緩めの入射で ロフトの立ちもその分、緩やかな人もいます。

ココの理解が難しいのかも知れません。
【分からないコトが分らない/分かり難い のです】
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スイングは原則、からだの向きの変更 で行われ、
それには 前傾姿勢と言う条件が付帯します。

→からだの向きを変えるコトでショットする と
クラブ、ヘッドの描く円弧は その前傾姿勢分に相応し、傾いています。
と いうコトですから それで ヘッドは上から入射してくるわけです。


→ヘッドに適切(以上)な重さがあり、
シャフトに適切(以上)な柔らかさ があれば
ヘッドはそれに対し 遅れますので
放っておいても 入射は取れ、ロフトは立ちます。
重いヘッドほど、柔らかいシャフトほど
より入射をキツクし、
より見かけ上のロフトを立てることが可能ですが、
そこらへんは お好み次第 です。

「上からボールを潰す」
「ヘッドを上から入れる」

 を勘違いし
てさばきで ヘッドを、シャフトを、クラブを 下に振ってしまうと
その遅れは 無くなってしまいます。
手で円弧を作ってしまうコト によって
そのクラブの長さなり、長さに対する構えなりの入射ではなくなり
入射角度、上からヘッドが入ってくるコトを無くす動き です。
左グリップを支点に シャフトを振る、クラブを振る、ヘッドを返す
動きは フェースが上からボールを見て入ってくる動きを
横から、もしくは 下から に変えてしまう動き です。
からだの回転の移動 だけで 移動するヘッド に比べ
手先のリリースは ある段階までは ロフトを増やす動き です。
これは悪い意味のボールを上げる〜すくう動きになり
昔から ボールは手で上げるな、クラブに任せろ と言う言葉が有るのです。
IMG_0665

グリップをヘッドが追い越すと
ヘッドは左を向き始めますので
ロフト自体は立つ・・・と言うより 数値として少なくなりますが、
その度合いを比例して、からだは左向き、上向き
ヘッドも上に動き始めますから
少なくなったロフトを 左足上がりで打つ状態に近づき
 オリジナルの
「上から入ってきた分 フェースは下を向く(ロフトが立つ)」とは
全く別物になってしまいます。


ボールを逮捕するコト を実践するのは 実は簡単です。
精神的に? か、従来の自分のゴルフ理論から逸脱? 脱却し
ヘッドにかまわず、放置して置けば良いのです。
どの道 ヘッドはシャフトでグリップとつながっています から
重さ分を差し置いても
 グリップが動かした量、動かした方向に移動します。

鍵になるのは 
精神的にかどうかは分かりませんが、
 従来の自分のゴルフセオリーを捨てられるか、どうか
要は脳内革命を起こせるか、次第 です。
 技術的にも、肉体的にも作業は圧倒的に減ります。無くなります。
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ボールをつかまえる
 というコトを 履き違えて覚えてしまうと
ゴルフは大変。


【つかまえの作法】_Moment


ローテーション ヘッドを返すショットも
多くの人は 開いた(右を向いたフェース) を
閉じる(左に向ける) と大いなる勘違い をしている人が
ほとんどだけど 基本はロフトを閉じている コト、
ロフトを閉じようとしているコト
 自体、本質は同じ。


でも 言葉の通り、
 開いて →開いていないモノを開いて
 閉じる →開いているモノを閉じる

と言う行為は その性質上もとても複雑で
副作用も非常に多い。

約束の時間に 約束の場所
それを決めているのに
不安になっているからと うろうろと探し回るようなモノで
その約束の時間と場所を信じて
そこにいるのが 最善と考えて良いと思う。

V字を維持してみよう 上編_MomentV字を維持してみよう_Moment






振り子のアプローチ_Moment(2)振り子のアプローチ_Moment(3)





からだを回す
それに応じて 重さは遅れる というコトであれば
右打ち として
重さがあり、長さもある ヘッドは
右向き→左向き に対して
 からだの右に残ります。留まるとも言える。
からだの向きを変える から それが円を描く訳で
開いて閉じる というコトは
その遅れである ヘッドを
重さの法則に反して からだの右から左に移し替えないと
打つコトが出来ないのですから
からだの回転とクラブを切り離さないと出来ないのは
どう考えても明白なのです。



ヘッドも、クラブも、まして腕ですら
重さがあって、長さもあって、
運動が加わると その重さは積算で増すから
遅れようとするのは ごく自然なコト であって
その 物理的に、自然法則で発生する「遅れ」
そのまま 利用する方が 再現性は当然高くなる。

自然法則に乗っ取って、
そのまま「遅れ」を "ロフトの立ち" に変える方が
からだには断然楽だし、
アプローチなどの 距離を調整するショットにも
非常に簡単に応用できる。

フェースローテーション、手やヘッドの返し は
その 遅れを取り戻そう とする行為に当たり
それは クラブやシャフトの使い方・選び方にもつながっていきます。
遅れを放置し ロフトの立ち にするのと
遅れを取り戻すコト を前提にしたのでは
選ぶシャフトの硬さも異なってくると思います。
遅れを放置するのなら シャフトはある程度、柔らかい方がいいし、
逆に その遅れを取り戻すなら
シャフトの硬さに応じて、その量、行き帰りの作業、作業時間の長くなる
柔らかいシャフトは当然、選ばれない。

達人のココから盗め_Moment(5)


からだの回転 その動作速度が
 イコール ヘッドスピード になるのか
ヘッドを振ってボールを打つ では
 からだの動作速度と関係なく 腕先のヘッドの振り感
 を 距離感にするのか
その差になると思うのです。

また ヘッドを振る ローテーションでのショットは
 からだの姿勢も含め ロフト効果、ロフトの変化が激しく、
からだの大きな動作速度とあまり繋がりの無い
 ヘッドスピード調整が当然 より微妙になります。


正しいショット とは言えませんが、
 ロブショットを打つ時の感覚に近く、
大きく 速く振らなければいけないのに 飛ばしてはイケナイ
そんなに振っているのに 飛ばさない(飛ばせない
というのが 通常のショット になるのは
ちょっと 辛いんじゃない と思う訳です。


確かに アプローチなどのショットには
 その「わざと飛ばさない方法」を駆使しなければいけない場面
もあるにはあるけれど、それを通常のショットに使うには
あまりに複雑で 再現性が低すぎる としか言えない。
言葉遊びの様に感じるかも…だけれど
「飛ばさない」と「飛ばせない」は一文字違いだが
大きな違いになると思うな…。

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手痛いミスショットをした とします。
その原因は
クラブ選択を間違えた のもミスですし、
スタンスの向きを間違えた 、
風の判断や距離の判断を見誤ったのもミスです。
ショットを上手くできなかった ミスも
物理的、機械的に間違えたのか
集中出来ていなかったのか
欲をかいていたのか
商談が上手く行かなかったのか
奥さんに浮気がばれてしまったのか
それらも ひっくるめて のミス です。


野球やテニスで 練習では打てるけど 本番では打てない
と言うのもありますし、
接触型の対人スポーツ のサッカーやラグビーなどでは
より その差は大きい と思います。

サッカーで言う 技術、テクニックとは
ボールをける、止める、運ぶなどの個々の技術 で
それを試合の中で「実行する」技術、
相手があり、欲や感情が強く影響する場で「発揮」するのは スキル と呼ばれ、
諸々の理由・事情はあるので 一概には言い切れませんが、
日本のサッカーテクニックは 世界水準 であるが
日本のサッカースキルは まだかなり課題がある と言われている、そうです。


アマチュアゴルファーの 生涯ショット数の9割以上 は 練習場で行われる、
と言うデータがあります。
アライメント

ゴルフにとっての 技術論は まさにその「練習場」での技術 であって
現場へ出た時に それが「発揮」されるためのモノ
 になっていないと思います。

現場へ出た時に 発揮される スキル には
コースの読み方 や 自分の状態も含めた状況判断、確率
自分の感情、欲求、その対応に仕方 や 自信 も含まれ、
スイング動作としての技術は その一部分に過ぎません。
確かに 練習場で数多く、頻度多く、球を打つコトは
 現場での自信につながりますが、
現場で より「ミスの幅の狭い」「ミスの幅の狭くする」
「使えるミスの確率アップ」「使えないミスの確率ダウン」

を目指した 技術論、テクニック ではなく、
まるで 練習場の為の練習のような
「実戦で発揮できそうもないナイスショット」を追い求める技術論
を追いかけている傾向を非常に強く感じます。

昔、名古屋グランパス(サッカー)の監督をしていた著名なヴェンゲル監督は
「日本人選手のボールテクニックは非常に高く、世界でも有数だ。
しかし、シュートも含め 接触があると その技術レベルの落ち幅が大きすぎる。
それが 世界との差のように思える。」と言っていました。
日本のゴルフテクニック論も、それに非常に似ていると思います。

ゴルフでは 相手という対人はいません。
ボールも止まっており 毎回、ペナルティキックやフリーキックのような
静止したボールから始まるセットプレー状態 です。
が故に 余計、自分の思惑や欲望が入り易く、
それが、ある意味、自分の頭や心の内の接触プレー、対人プレーに
成り得る訳です。
(アプローチ) 比較映像_Moment(3)

フェースを開いて閉じるショット は
インパクトのその瞬間の状態にかかっています。
使えないミスが出た時も、使えるミス(ナイスショット)が出た時も
再現するための 材料、修正するための 要素が
あまりに瞬間の、あまりに複合要素な為
言語化するコトが出来ません。
言語化出来ないので 再現性はいつまでも 良くなりません。
まさに 練習場の為の技術論 と言って良いと思います。


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「球体であるボールをつかまえる」方法の違い

●フェースローテーション
 開いて閉じて ボールを打つ方法

●フェースの下向きを作って 地面に押さえ込む方法
この二つの違いは大きく、まったく違うモノ
これを基にした スイングは 全く異なるスイング になる
と考えて良いと思います。

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私個人の目 からすると
どんなに スムースなスイングをしていても
フェースローテーション、開いて閉じてボールを打っている人の
スイングは 単にゴルフらしい形を繕っているだけ、形を真似ているだけ、
型だけで見ても その多くがトップとフィニッシュの型だけを作っており、
その間は そのトップとフィニッシュの間としてつながりがなく、
どうして その形になるのか
どうして その形が良いのか

が まるで見えてきません。とても奇妙です。

ゴルフを覚えたての人が 見よう見真似で
ゴルフクラブと言う 長い棒を振り回している のに熟練し、
ゴルフスイングらしく 見えるようにしているだけに 感じます。



スイングの悩みの殆ど、と言っても良いほど
「フェースの下向きを作って 地面に押さえ込む方法」から見ると
ほぼすべて要らないコトで悩んでいる、苦しんでいる と言えます。


この例えは 今風な話では無いかとは思いますが、
こんな違いです。

昨今では 車を持たない、運転免許を持たない方も増えています。
運転も自動運転技術が盛んに研究されている時代です。
昔の車は エンジンをかけるのに チョーク(死語)を使ったり、
マニュアルミッションのギアを変えるのに、
 回転数を合わせないと入り難かったりしました。
そう言う車を今も好きな人はいるでしょうし、
 車でレースをしたりするのが好きな人もいますが、
大抵 の人にとっては 車は単なる移動手段です。
車の運転そのものより、モノや人を運んだり
 車で「何を」しに行くか、「何を」するか、「何処」へ行くか の方が
重要と言うか、それが車の役割なんじゃないかと思います。
ですので 車でレースをして速く走るテクニックは
 知っていても損はないし、役立つコトもあると思いますが、
普通に車を使うのであれば 知らなくても問題ありません。
カウンターを当てる、逆ハンドルを切る、なんて言うのは
雪道などには応用されますが、それを避ける、そうならないようにする、
そうなりそうな時には乗らない 方が一般的 だと思います。

ハードな、オーバースペックな(軽いヘッド/硬いシャフト)のクラブは
昔の いろいろと神経を使う車に似ています。
自分の体力、年齢に応じた(重めのヘッド/柔らかめのシャフト)は
ごく普通の今どきのオートマチックな車 です。
車好きにとっては ナンバーの付いたゴーカート と思われるかも知れませんが、
ゴルフにとって 打つコト、ショットは 車で言う移動『手段』であって
ゲームそのものをする『手段』に過ぎません。

その上で
一般に車を使うのに まるで レースをするようなテクニックを追いかけ
それを神経を使う車、しかも それをねじ伏せるような使い方 をしているのが
今どきの フェースを開いて、閉じる打ち方 に感じます。

なぜ 必要もない、目的に即していない 無駄な技術を追いかけ
それを 神経を使うクラブで、機能を無理やりねじ伏せて使おう とするのか
なぜ そんなに難しく ボールを打とうとするのか……  謎です。




一度 正規なつかまえ方 を知ってしまえば
生涯を通して、スライスに悩むこともありませんし、
逆に 適度な範疇であれば スライスでも気にする事はないでしょう。

フェースを開いて、閉じて使う というコトは
かなり色々なモノ(特に角度)が常時、変化しているので
弾道の高さだけを治したり、
弾道の曲がりだけを治したり、
弾道の方向だけを治したり、
箱根細工のように 何かを治そうとすると 別なモノが壊れます。

(こする つかまえる)_Moment(2)
ヘッドをturnさせる というコトは
ロフトが変化し、ヘッドの向きが変化し、ヘッドの高さが変化し、
それらの複合した影響で自分の姿勢も変わります。


勿論 正規なつかまりであっても ミスは生じますが、
その度合いや、確率、修正方法の複雑さが格段に異なります。

(こする つかまえる)_Moment(3)


確かに 長年の経験から
フェースを開いて閉じる と言う打ち方でも
ある程度のゴルフは出来るでしょうし、
痛みや故障の問題が耐えられれば
続けていくことも可能だとは思いますが、
一旦、悩みが深くなったら その解決方法は
タイミングがすべて、
瞬間芸の中でのコトなので 自分自身でしか解決出来ません。
そして その反復性はものすごく低い と言わざるを得ません。

痛みや故障が耐えられなくなったら 逃げる道は多くありません。


是非 意を決し、
ゴルフショットにとっての
本当の始めの一歩 の
つかまえ」を理解し、正規な「つかまえ」にトライしてみて下さい。
そこが ゴルフショットのすべて と言っても 決して過言ではないのです。


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