昔 工具マニアだった
スナップオンは勿論 プロト マックスボーマン 工具を何でも集めた。

それぞれの得意分野があって
一番有名な スナップオンは メガネとか ラチェットは良いんだけど
   (ショートハンドルやコマラチェット、プッシュ式も有名)
ドライバーとかは 酷い  まったく使いモノにならん…
ドライバー系はマックスボーマンが一番モチが良くて 使いやすい お薦め

メガネ 片口メガネ なんかは高価だけど プロト が一番使いやすい
あの薄さ と 重量感 何とも言えない
工具マニアにとってはあこがれの逸品

日本京都ツール 通称KTC も結構悪くない
ミラーツールシリーズなんてなかなか、コストパフォーマンスもいいし。




で またマニアなもんだから 必ず 同じものを二個づつ買う

ひとつは使って ひとつはしまっとく
尾崎亜美さんのCD も必ず2枚 
一枚は聴く用、もう一枚は未開封で保存用


仕事の道具も必ず二つ

オーダーメイドショップでここまで機材を持っている処は
 日本中探しても まず無いと思う

振動数計は常時3台 稼働している
それぞれ 微妙に癖があるから 週に一度は測定用のクラブで調整する
今回の 悶絶シャフトはものすごく敏感なんで
自分で加工した2台の振動数計を同時に使って
 振動数の「1cpm」のどちら側なのか調べてる
このシャフト 普通のシャフトの3倍 手間と時間が掛かるんだよね


ライ・ロフトマシーンも2台使っている
 やはり癖があり それぞれ得意な分野があり
  片方はパターの調整には使いやすいけど ロフトの多いものにはちょっと…
   実はうちにある最新型は 開店当時からカウントすると6台目
    2〜3年に一台 買っているペースで
     すでに マニアなお客さん二人がお下がりを持っている。


ボール盤も2台あるけど 置く所がないから常設は一台
 最近は軟鉄の加工が多いので 結構使う
  センターボリングバイス って便利な物があるから楽チン
   穴あけ作業も結構コツがあって
    素材の硬度・軟度によってキリの硬さもスピードも
     微妙に調節しないと綺麗に空かない
      ツマンナイところにこだわっちゃうんだけど
       金属加工の専門職の人に見られても
        恥ずかしくないように加工したいしね。


グラインダーやポリッシャーも2台ずつ持ってる
 それぞれ 回転方向が違うので 使い分けている 


スウィングウエイト計なんて 使ってないものも含めれると5台ある
常時3台使ってるんだけど 最近は非常識な数値を測るから ちょっと改造
ばね式のタイプは温度に敏感だから 夏は使わない
やっぱり 人力調整の古いタイプが一番 頼れるね



でも うちに唯一 一台しかないモノがある
 これがなくなったら 仕事にならない
  あの達人 Kさん 憧れの シャフトカッター である
       でも 実は二台目なんだけど…

     一台目をすこ〜し 変更して貰って 改良版かな。


    
 自慢しちゃうけど 多分 日本のゴルフショップ でこれを持っているのは
  多分 ひとケタ  5人位? かな  どう○橋さん。
   大手メーカーでも使ってない(下請けさんが持っていない)ところも多い

普通のショップだと サンダー か 金ノコ
 切り口汚いし シャフト繊維が引っ張られる
  店はカーボンのキリコだらけになるし 絶対 イヤ


水を掛けながら 高速で回転させた紙の薄さの砥石で切る
  何と  0.7mmの厚み。  らくらく 1mm単位 で切れる
    
   最終仕上げで 一ミリだけ切る ことも楽勝!

水を使うから 熱も発生しないので シャフトへのストレスも少ない
 切断面の美しさ 芸術に近い

また殆ど機械的な振動もないので 切断時の感触が分かり
 シャフトの質 シャフトの性格 使っている繊維の性格 もよく分かる

強くて 安い繊維 は 厚みがあっても 切り感は軽く 何の感触もない
 量は少なくても いい繊維 弾性の高い繊維が入っていると 粘る感じ

切断音も僕にとってはすごく重要
 音によって 性格が想像できるし つぶれ感も感じられる

10本のアイアンセットを作るのに 多分60回以上切るから
 自分にも シャフトにも ストレスのない この マシーン
  
     僕には 最高の相棒なんです
クラブ造りって 僕にはすべて作品なんです。

 材料の吟味

  素材の選択

   基本セッティングの設計

    個々の個性や性格によるアレンジ

     どの位の未来に対する座標を置くか


 そんな諸々の事を夜独りになってから考えるんです。
決して 安いものではないです。
ボーナスやへそくりを(こっそりと)頂いている訳で
その人の未来への設計図として しっかりとしたモノを
創り お渡ししたい。

  だから 誰もいない  誰にも邪魔されない
 夜にひっそり ひとりで 造るのです。
 正直 自分のゴルフにはまったく興味はありませんが
 モノを作る喜びは 誰にも負けないかもしれません。
 
 秘められたメッセージが伝わるまでに
 少し時間が掛かるかもしれないけれど
 きっと いつか それを読み取ってくれる


だから いろいろな意味で メールやコメントで来る
たくさんのメッセージは僕にとっては非常に大切。
良いコメントばかりではなく たまにはお叱りもありますが
すべて 僕にとっては 大切な宝物 なのです