クラブには2種類の落ち着き場所がある

       ☆運動していない時の ゴルフクラブの原型

       ☆運動している時の ゴルフクラブの姿勢

この二つの差異が ゴルフクラブの取っての 謎解き である。

これがある意味 クラブ扱い・ゴルフスウィングの謎解き でもある。


前回も述べたが ゴルフクラブは偏芯・偏重している
 テニスラケットや  野球のバットとは少々異なる
この 偏芯・偏重が上記二つの差異を作っている のだ

この差異が不必要なら 500年を超えるゴルフの歴史
コンピューターが発達した現代までに 当然 淘汰されてしまっただろう

そして その偏芯・偏重を支えているのが シャフトの硬さ・柔らかさ なのです。

運動している時のクラブの姿勢は(正しく機能させるために)
    グリップの延長線上に クラブヘッドの重心点が並ぶ姿勢 です。

この姿勢を作る為の物理的な条件が シャフトの軟度  なのです。
使う人の動かすスピードに応じて シャフトが運動し その一直線化を作る
硬いシャフト、動かせないシャフトを使ってしまったんでは
アドレス時のクラブの原型から運動を加えてあげてもクラブはあまり動きません

また シャフトを捩じって動かしてしまうと 軟度が十分でも
   一直線化は起こりません


そう考えていくと だんだん 
   シャフト・クラブの使い方が見えてくるのでは無いでしょうか
   
     ☆運動していない時の ゴルフクラブの原型

     ☆運動している時の ゴルフクラブの姿勢


運動が終息化 減速化 していくと
 クラブは元の原型に戻ろうとします。

運動している姿勢  →   元の原型


 この動きを シャフトの走り と呼んでもよいでしょう。

 横方向には飛ばすための動きとは反対の動き

  重心深度分 前に出ているヘッドが戻る動きですが

 縦方向には 重心距離分トゥダウンしている動きが

  トゥアップ方向に跳ねる動きで終わりに向かいます