彼はアイアンをパンチショット ドライバーをマン振り そうしてしまうのは彼のクラブ選びに原因がある

デビューより 10年以上が立ったのだが まったくセッティングが変わらない。加齢による体力の低下や経験の増加、スポーツ選手としての過渡期がきても未だクラブセットは進化するどころか、退化の一方。
 空前の契約金による N社のクラブはそのセッティングを更に強調していく。ドライバーはより大型化、彼にとって大きな慣性モーメントは無用の長物な筈
よほど意識していないと ボールは右に飛び出してしまうだろう。

 ゴルフクラブがブランドとして定着していくのには アイアンのヒットが不可欠!
しかし 彼のアイアンは相も変わらず 日本製の軟鉄鍛造。
N社を欲しがる人にとっては 中途半端で購入意欲を湧かせない。
今となっては N社のアイアンは 安売りクラブ のイメージが定着してしまった。

 運動能力の高い人間とはいえ、年齢には勝てない。 パワー対決の土壌を作ってしまった自分が技巧派に変わる様子もない。 となれば 重心距離の長いドライバー、きついロフト、硬いシャフトで 最大限に飛ばさなければならない
遅れないヘッドを、しならないシャフトを遅れさせるには体だけ回し、「手遅れ」を作る必要がある。 振り遅れを作り 一気に手をターンさせなければならない ターンさせるとロフトが閉じる、フェースも閉じる これでは引っ掛けフックだ これを上に振ってあげれば 左に飛ぶフックを 前に飛ぶフックに変えられる。 結構アマチュアにも多い   この動き このスピードで行うと スローで見ると 怪物を通り越して 妖怪 だ。 我々一般的なホモサピエンスにはマネが出来ない。 悪い意味で 人間の動きを超越している 超複雑怪奇

この妖怪技、コンスタントにするには 人間離れした練習量が必要だ
多分、高校時代と変わらぬ練習量が必要だろう… それは自傷行為に等しい。
止った体、右から左に振る腕とクラブ、これを正面に行かせるのは すべて左足で受け止め 上にエネルギーを逃がさなければならない。
こりあ 壊れる。 人間 骨も 軟骨も じん帯も鍛えにくいからね。

アイアンはそのまったく反対のショットをする。
重心距離の短い軽いヘッドのアイアンだから 普通に振れば 届かないので 下に振ろうとする。 彼のアイアンは俗に言う 綺麗にターフが取れている のではなく 全ショット ダフっている、正確には地面に刺さっている。これではそこで辞めないと腕が壊れてしまう。

私のような 田舎のクソ親爺が彼のことを述べるのは大変、非常におこがましい。
どんな努力をしても お金を使っても 絶対に彼の足元にも及ばない。
 しかし ごまめの歯ぎしりで言わせてもらうと 彼は金まみれのクラブ選択の為 自分の肉体も壊してしまい 底辺にいる我々のゴルフも壊しかけている。

彼のプレーを見ても ゴルフを楽しんでいるようには見えない。 やたらガッツポーズばかりが取り上げられるが プレー自体は非常につらそうに見える。
結果ばかり求められている受験生のようだ。
年々 無表情になっていく、そんな風に感じるのは私だけだろうか…。

そして 世界中のジュニアが 親の金儲けの材料にサーカスに売られていく…。
今のジュニア養成を見ていると 公私ともに金の亡者を追いかけているように感じる。
 
 プロサッカーでも良く有るのだが 莫大な契約金に目がくらみ本来 行かないほうが良いチームに移籍してしまう
自分のプレースタイルやリズムが合わないリーグに移籍してしまう。 良く有ることである

 自分の短いプロスポーツ人生の何年かを無駄にしてしまい、忘れ去られてしまう。
まだ ビッグクラブへ行く 体力や技術 メンタルも備わっていないのに 嬉しさ半分 大金半分で 移籍してしまい ベンチ生活を送る。  野球やバスケでもよく有るのだと思う。

 ゴルフでもよく有る
ちょっと活躍する・大手メーカーからオファーが来る・契約金がデカイ!・活躍出来ない・消えていく…。


 きつい言い方だが 20歳や25歳のプロスポーツ選手は普通以上に「子供」「幼稚」である。 Jリーグの選手契約した選手は みんなポルシェを買い ピアスを入れ タトゥーを入れ 六本木や渋谷で夜な夜な徘徊している。 
契約金が高いことは良い。 夢を売る商売だから 豪邸に住み フェラーリに乗るのも良いだろう。 ただ その契約が将来 その子の為になるか どうか 見定めるのは 親であり 兄弟であり 代理人だろう。 その手の人々が金の亡者になってしまうと その選手には 早期引退、地獄の第2人生が待っている。

  昔で言う 大人はどこに行ってしまったのだろう?