店長「Yさんのケースは 私の経験上、
 非常に多くのアマチュアゴルファーの共通の悩みと言うか、
 課題の代表みたいな感じですので
 過去の、上手く行かなかった理由の復習も兼ねて
 説明していきたいと思います。」

Yさん「お願いします。」

店長「ダウンスイング〜インパクト、要するに
 ボールをさばく、打撃の部分ですね、
 ココの部分を 右打ちの人の場合、
 曲がって短くなっていた右腕を伸ばすことで
 左グリップを支点に クラブを回転させる、
 スイングの弧、円軌道を手さばきで造る、
2023-03-19_10-42-17 - frame at 0m5s2023-03-19_10-42-17 - frame at 0m52023-03-19_10-42-17 - frame at 0m5ss







 ハンドリリース、悪く言えば 手打ちなんですが、
 この形式のショットを覚えてしまう、慣れてしまうと
 多くの場合、テークアウェイは浅くなります。」

 Yさん「何故…なんですか❓」

店長「ものすごく簡単に言うと 
必要がない から です。」

 Yさん「!!!!!」

店長「全員が、じゃないですけれど
 右打ちの多くの人は 右手・右腕が利き手・利き腕です。
 〇ハンドターン・ハンドリリースの場合、
 その利き腕を 伸ばして クラブをターン・回転させます。
 腕の曲げ伸ばしが クラブターンの要になります。

 一方、からだの向きを使う人は、
 結果は似ていますけれど
 クラブをターンさせるのではなく
 クラブを持った自分がターンして ボールを打つので
 からだの向きが クラブターンの要
です。
Snipping Tool 2023.03.31 - 22.10.35.01 - frame at 5m16sSnipping Tool 2023.03.31 - 22.10.35.01 - frame at 5m38s







 ハンドターン、ハンドリリースする人にとって
 利き腕を伸ばす為に 利き腕を曲げる、たたむ、短くする、
 クラブを起こす為、右ひじを曲げる、

 これがテークアウェイの意味 打撃の準備 なので
 からだとしての右向きは特に必要ありません。


 利き腕・右腕を曲げるために 少し右を向く というか
 右腕を曲げたら からだが捩じれちゃった と言う程度で
 それらをする為の姿勢が からだとしての右向き、
 それが 自分にとってのテークアウェイですから
 『からだが回って無いヨ』『しっかり右を向いて』
 と言われて 右向きを深くしようとしても
 結局のトコロ、
必要のないモノ なので
 直ぐに淘汰・削除されてしまいます。」

Yさん「あああああああ。」

店長「からだの回転でクラブをしっかり動かす には
 からだの回転が無いと ボールが打てない、
 ボールに当たらない状態、条件が必要です。
 必要だから 仕方がないから からだを廻す、
 ソコに至らないと 手打ちからは解放されません。


 手でからだの仕事を奪ってしまっている限り、
 からだの回転はものすごく『必要』な動きではないのです。
 つまり 手で円を造るのを辞める という
 ハードルを乗り越えないと 次には進めない
 というコトになります。
スクリーンショット 2023-03-29 010121
 手で円を造るのを辞めたら ボールが打てない、
 ボールに当たらない、届かない のが
正解

 だから からだを廻す、
 仕方がないから✋✋ 必要だから✋✋
 からだを廻さざるを得ない環境を造る、
 その頭の切り替えがとっても大切。

 今のスイングに何かを付け足して…
 手打ちを辞める のではありません。

 ソコに気付くのがとっても大切です。」