店長「スイング全般も含め 右向きが足らなくなってしまう、
 からだの回転力が利用出来ない、
 からだの向き変更不足に陥る、
 そうなると 『手で振らざるを得ない』
 『手さばきで円弧を造らざるを得ない』事態に陥ります。
R

 好きで手で振っている人を除き、
  …今は 手で振るコトを公に奨める教えもありますが…。
 だいたいの場合、手で振らなければ打てない、
 ボールに当てられない状況に陥る のが現状だと思います。

 ラウンド中、緊張感の伴う場面や疲れてきた時など
 そういう状況は多発すると思うのです。」

質問「ですねー。」

店長「ですので まずは
 からだの回転 は 肩でまわる と思っている方は
 自分の思う からだの回転が本当にからだの回転なのか
 要するに 肩のある胸、胴体が向きを変えているのか、
 それとも胸や胴体は動かず、肩〜肩甲骨〜腕 だけが
 動いているのが 本当の自分の回転なのか を
 ちゃんと認識・識別する必要があると思います。

 コレ 予想以上に多いケース だと思いますね。」

質問「自分ではからだを廻している と思っているのに
 実際には 腕だけで行っているのですからね。」

〇肩を廻せ_Moment2〇肩を廻せ201808_Slomo_Moment〇肩を廻せ_Moment(2)







店長「はい。肩は位置としては 上半身の中にありますが、
 独自に動くコトの出来る 腕の一部です。

 そのケースでは 右向きを増やしても
 腕で動かしてしまっている、移動させてしまっている量は
 変わらないですから 腕で5 からだで2 動かしているのが
 腕で10 からだで4 になっただけで
 その多く 手さばきで動かしてしまっているズレ分、差分は
 手さばきで解消しないと。。。
 つまり ボールを打つところは手でさばかないと
 ボールに当たらない、打てない訳ですから
 一番始めの 肩を廻す、ちゃんと肩を廻す を
 修正しておかないと 永遠に続く追いかけっこになります。
〇肩を廻せ_Moment
 で、本当の意味での肩を廻す、胴体をひねる は
 ちゃんとやってみると すごい『キツイ』んですね。
 胴体をひねる んですから。

 普段、ほとんどしない 自発的な胴体のひねり は
 かなり 年齢や運動性能に左右されます。
 そこは 頑張って訓練するか、
 いっそのコト、もう少し楽な 骨盤の回転に移行するか、
 どちらか だと思いますね。」

質問「骨盤の回転の方が楽ですか❓」

店長「と思います。股関節は 立って、歩いている限り
 関節として ボールジョイント的な機能も持っているので
 そう言う機能の無い 背中・胴体をひねるよりは
 ずっと恐怖感は無いと思います。
 勿論 機能的にも可動域は十分ありますし。

 背骨や胴体はひねることに対する耐性はあっても
 ひねること自体は機能にありません。
 よって 無理にひねろうとすると
 腕やクラブを横に振って 誘導・先導するコトになり易い。

(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(3)(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(4)202176_Moment






 もしかすると ちゃんと肩を廻す の間違い も
 ソコから発生している可能性があります。
 ・・・正直なところでは ある年齢を越えたら
 胴体をひねるのはキツイかな、ソレにトライすると
 結局、手で上げて 手で振るに収まっちゃうかな とも思います。

 胴体をひねる は
 その行為自体 無理があるので
 どうしても それを誘発するための
 『勢い』が必要になり易い・・・。
 それが クラブや腕振り につながる。
 で、あれば 脚と言う動力源の有る
 勢いの要らない 骨盤の回転の方が量も確保し易いし、
 安定してし易いと思うんです。

 ですので どうせ変えるんであれば
 骨盤の回転に移行するコトを私は勧めます。

 ま、それでも 腕を振ってしまうのは
 出来るだけ 無くす方向に意識をしておかないと
 ズレは解消しないですけどね。」