店長「からだの回転で打つに移行するにあたって
 幾つか 注意点があります。

 スイングは円弧になるんですが、
 ヘッド部分は その外周にあたる部分なので
 ヘッドを多く
動かすのか』と言うと 答えは NO です。


 テークアウェイ時に
 ヘッドを多く動かす は イコール
 フェースを開くコトにつながりますので
 後々 それの修正 を「手でしなくてならなくなる」ので
 手打ちに逆戻りします。
会田20210701_Moment
 円弧と考えずに
 からだの向きで移動するグリップの その移動量、
 そして ヘッドの移動量をよく考えておく必要があります。
 基本は ヘッドの移動量はグリップの移動量とイコールです。


 また テークアウェイ時の体重移動ですが、
 肩で廻る・胴体をひねる と
 骨盤で廻る では若干異なりますが、
 右を向く は 時間によって
 自分にとっての右の方向が変わって行く
 と言うのを念頭においてください。
(グリップの移動 〜先端は振りません_Moment(4)(グリップの移動 〜先端は振りません_Moment



 アドレス時の右は 自分にとっての右 ですが、
 テークアウェイのゴールの右 は
 アドレス時で言う背後 になります。
 ボールから離れていく方向ですね。

 ボールから離れろ とは言いませんが、
 テークアウェイ、トップの位置で
 少なくとも ボールに近づく というのは
 正しく 右向きが取れていない のと同じです。
((廻る方・向き方を変えてみましょう_Moment
 コレも 比喩表現で 実際にしろ と言う意味ではありませんが、
 ドライバーのインパクト時の衝撃、重さは
 成人男性のソレ では 1トン近くになります。
 ボールに離れながら ソレを受けるのと
 ボールに近づきながら ソレを受けるのでは
 受け止められるチカラも相当違うように感じます。
【ゴルフスイング】遠心力とリリースの勘違い_Moment
 ボールからいったん離れて
 近づきながら インパクトを迎えるのと
 ボールにいったん近づき
 離れながら インパクトを迎えるのでは
 どちらが強く受け止められるかは かなり違うと思います。

 沈み込みながらインパクト とまでは思いませんが、
 テークアウェイでいったん離れたように見える状態から
 ダウンスイングで 元の距離間に戻る のが
 そう見えるのは すごく自然なコトだ と思います。


 最近では 伸び上がりながら… 地面を蹴って…
 地面反力なんて言葉がレッスン界では聞かれたりしますが、
 そう言う打ち方も有るとは思いますが、
 50歳を超えるようなアマチュアが参考に出来る部分は
 多くないと思います。
【対決】ヘッドの返し派 VS からだの返し派_Moment(3)

 また、ドライバーは ティーアップしていますから
 その分、インパクトポイントが左(右打ち)、
 地面のボールを打つよりも 時期が後、遅い のです。
 つまり その分、左を向き始めている、向き掛かっている
 タイミングに属するのですから
 結果、あくまでも結果としてですが アッパー気味になります。
 それを理解しておく必要があるかと思います。」