店長「まず コチラの動画からご覧ください。

 薄い紫がかった画像での
 テークアウェイをご覧ください。

 テークアウェイには 確かに右向きがあります。
 からだも右を向いている。

 しかし、
 その右向きに 意味と言えば良いのか、
 役割がありません。
 言葉悪く言えば ただ右を向いているだけ。

 右を向くコトで クラブが動かなければ、
 クラブを動かす為に右を向く 筈なのに
 ただ 形として右を向いただけ…。

 動きに役割が無ければ 無意識の中では、
 また 疲れた時、当然 その動きは省かれます。


 要は 『からだの向きが無ければ 打てない から
 からだを回転させる、向きを変える』
 のであって
 スイングっぽい形に見せるための
 アリバイ右向き、アリバイ回転 は 意味を成しません。

 これはダウンスイングでも同じです。

 左を向くコト が 打つコト に成っておらず
 腕を振る為、その位置を確保する為の回転では
 手打ちの位置を造る為や
 その勢いを増す為 だけの 回転ですので
 本来の意味の 『からだの回転で打つ』に成れない
 と言うか、始めからゴールが違う気がします。

 からだの向きを変える
 その向きを変えることでボールを打つ

  には ちょっと発想の転換が必要です。

酒巻202301 - frame at 0m54s

 なんと言えば良いのでしょうか、
 例えば バスケットやサッカーで
 動いている味方にパスをする場合と
 止まっている味方にパスをする場合のような…。
 動いている味方であれば
 パスを出すタイミングやそのパスの速度・距離、
 その選手の走る方向やスピードに応じて
 未来の流れを予測して行動しなくてはなりません。

 からだの向きを変える は
 どんどん方向が変わって行きます。
 例えば アドレスでの左右は そのまま左右ですが、
 からだの向きが変わる時間を加えると
 アドレス時の 右 は
 テークアウェイ時では 背後、
 ボールから離れていく方向になります。

 からだの回転は
 その向きの変化を使って グリップを移動させ、
 その結果、ヘッドを移動させ、ボールを打つコトが目的です。

 ですので テークアウェイでは
 右を向くコトで
 グリップを右に動かすのではなく、
 時間進行を考慮して、
 グリップを ややこしいですが、アドレス時での背後、
 ボールから離れていく方向に動かすコト が目的です。
〇からだの回転〜

 アドレス時の右 に動かすコトではありません。

 ココの部分、動きが小さくなるアプローチなどで
 間違えている人が多いと思います。」