店長「少なくない人が
 スイングの『最下点』と言う意識や
 トップしたり、ダふったり と言う意識があるので
 グリップ "も" 一番低くなったところが インパクト
 インパクトは『からだの正面だから』 そこで『待つ』
 のような意識があるんじゃないか、と思うんですね。」

質問「です✋です✋」

店長「コレには スライス防止 って意図も有ったりしますが、
 多くの方、アマチュアのスイングを見ていると
 インパクト付近で 右打ちで言う左上腕が止まる、と言うか

 『止めてます✊』 意図的に!
202252_Moment
 インパクト時の、左脇の締まり、左上半身の絞り、

 みたいのが 正しいインパクトの目安 になっているんじゃないか、
 と思うんですね。」

質問「はい。はい。」

店長「トップの位置から ダウンスイングで
 前ナラエのように 高くなっていた左上腕が下がる、
 そのまま行けば、同じように『上がっていく筈』…なのですが、
 ソコで止まる、上がらなくなる、 と
 左ひじを支点として 肘から先、
 前腕とクラブが急激にターンしたり、

 上がらないの場合では
 急激に、今までの軌道と異なり、急な角度で上がります。

 ヘッドは返して打つモノ として
 ゴルフスイングを覚えてきた人は
 この『左脇の締まり』『左上半身の絞り』
 スイング習得・レベルアップのヒトツの
 関所 だったのかも知れません。


 急激なターンが起こりますので
 スライス防止としては有効だったのだと思います。
(ハンドリリースサンプル集_Moment(2)
 スイングは 上げる下げる ではなく、
 からだの向きと前傾姿勢があるので
 基本的には グリップも、ヘッドも、高くなり、
 低くなって、また、高くなりますが、
 それは 向きを変えるから であって
 そこで 左上腕を止めてしまうと
 スイング、クラブターンの支点が 左ひじになってしまいます。
 半径が小さくなるってコト ですね。

 また 動かしてきたモノを
 止めて、その反動で打つ ような形になるので
 先端の重さ・ヘッドの重さの効果が 悪い形で発揮されます。

 その分、急激にヘッドも上がりますし、
 同じく フェース・ロフトも上も向きます。
(腕とクラブはLOCKんロール 2022523_Moment
 フェースが上を向くと 見た目のロフトは増えますが、
 軌道そのものが上に向かっているので
 ボールに与えるスピン効果は減ります。

 弾道で言うと 打ち出しは高くなりますが、
 スピンの量そのものは かなり劇的に減ります。

 コレが ボールが上がらない の正体 でしょう。」