JMさん「遠心力をどうするのか、
 どう考えているか によって 大きく違うのですね。」


店長「はい。
 スイングにとって 遠心力は
 利用しない訳では無いですが、
 遠心力という 円の外に対し
 直線的に膨らもうとする、逃げようとするチカラは
 『いつ どの場面で使うか』によっては
 スイング軌道の円に対し、邪魔、
 必要以上の不可抗力を生み出すコトになってしまいます。
(からだの回転と腕・クラブ_Moment(3)

 手打ち 手振り と言われている方の多くは
 スイングの軌道、円弧を 遠心力で
 と言う意識がありますから
 本来、ここらへんで使うといいんじゃない
 と言う箇所に比べると かなり遅い です。」

JMさん「振り遅れて。。。いるというコトですか❓」

店長「結果としては そう見えますね。
 遠心力は 運動、この場合はスイングの円弧の進行、
 その場、その場では 90度異なる、
 外へと膨らもうとする直線的なチカラ です。
 クラブや腕に掛かり易いですので
 それを利用するのは
 曲がった、短くなった腕を伸ばすのに 利用
 助力させるのが一番良い利用方法でしょう。

 となると このタイミング です。
中島20202_Moment
 バランスボールで言うと
 ボールを 打ちたい方向に投げる のではなく
 ココに落とす、
 ココに落ちるように「放す」が近いでしょうか、
 
 クラブを投げる必要はないですが
 遠心力を受け止める必要はありませんので
 どこかで 「放す」とすれば
 この赤丸に行くように 「放す」感じになると思います。」

JMさん「だいぶ 手前になりますね。」

店長「はい。
 右打ちの人であれば 右の靴の前 位、
 その先 跳ねる、転がるボールが
 場合によっては 後ろ目に転がる位でも良いかと思います。」
2022-06-17_13-39-40_Moment








JMさん「それと比べると 今までの自分の『放す』
 リリースは やっぱり クラブ自体を目標に投げる
 タイミングなんですね。」


店長「そう言うことです。
 遥かに遅いですし、
 ソコで遠心力を放ってしまうと
 それを支えるため からだは、
 この場合多くが からだの左サイド ですが、
 止まってしまいます。
 止まる反動で リリースする、
 そんな感じになってしまいます。

 スイングの体の回転、
 クラブのリリース、
 そういうのを この感じで掴んでいる人、
 少なくないと思います。

 腕やクラブに掛かる遠心力を利用するタイミング、
 「放ち」のタイミングが遅すぎる とともに
 クラブ自体をリリースしては 安定しませんよ。」