◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 11:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2017年09月


一般的なシャフトの硬さ/柔らかさ を振動数で
お知らせしましょう。
rad-04

ゴルフクラブは 同じ硬さであっても
長さが長くなったり、ヘッドが重くなったりすると
数値としての 振動数は低くなります。

1W  220
cpm
3W  225
5W  230

UT  240

5I  250
6I  255
7I  260
8I  270
9I  275
PW  280
SW  275


こんな具合に長さに応じて
規則性を持って、数値は変わります。
数値の差異(ピッチ)はシャフトの長さの変化だけでなく
シャフト特性によっても違いはありますが
規則性があるのはとても重要です。

使いにくいセットは この硬さの流れが
ばらついていたり、逆転していたり、
番手の流れが乱れている セットです。
  
…市販のセットではとてもありがち…です。

cea9c3ea


ドライバーの振動数であると
標準的市販品の Rスペック(45インチ基準)は

1W 240cpm 位

やや高齢者向けの ゼクシオ クラスで

1W 220cpm -R 
   225cpm -SR
 位でしょうか

ゼクシオクラスから比べると 振動数 240cpm
のスペックは Xシャフトの硬さ と言えます。

フジクラや三菱など 後付けのスポーツタイプのシャフトだと
アール(R)シャフト と言っても
1W 250cpm を超えるものも多く、
機種によって 差がありますが、
メーカーでは フジクラの方が数値は低め です。
後付けのシャフト の Sシャフトクラスになると
振動数 270cpm を超えるものもたくさんあり
この硬さは ほとんどモンスター 棒です。

体重もあり、筋肉や関節に柔軟性がないと…
若くないと この硬さは自分を蝕みます。
手首・肘・首・腰 の故障の原因になります。


004

ハミングバード的に言うと
ゼクシオクラブの 振動数220cpm -R
この硬さが平均的な成人男性の使えるぎりぎりの硬さ
シャフトの良し悪しまで出しきれない 硬さ でしょう。

1W  200cpm

この位になってくると シャフトの性能が出てきます。
シャフトで弾いて飛ばしたいタイプの人にはいいですね。

1w  190-180cpm

ここから辺まで そう言う振り方でイケます。

弾道が低くなりがちですから
あまり 厳しいロフトは使わない方が良いです。


市販品のクラブの 最も大きな弱点(ネック)は
やはりアイアンなのです。
販売単価を下げるため 現在はどの機種も
軽量スチール採用です。
となると シャフトの硬さは限定的…。

5機 。横沓cpm -R表示
IMG_0504

最も柔らかい軽量スチールでこの硬さ です。
数値で言うと これに相当するドライバーは

1W  250cpm 前後

平均的な成人男性には Xシャフト以上…。
シャフトを使ってなにがし…
シャフトの助けて貰う…ということの
全くできない硬さ。
運動不足のおじさんには故障の原因になります。


ドライバーを飛ばす為
振動数 220cpm にしても
交互に使わなくてはならない 相方のアイアンが
振動数 270cpm では
まったく異なる別な道具。

アイアンに慣れた後、ドライバーを打てば
ダフリ・天ぷら・引っ掛け・スライス
ドライバーに慣れた後、アイアンを打てば
トップ・引っ掛け は必ず訪れます。
👉ハッキリ言えば コースで交互交互に打つことを
 前提とすると ドライバーを上手く打たせないためのアイアン
 アイアンを上手く打たせないためのドライバー 
 という組み合わせ です。


この二つの硬さの違い では
同じボールの位置で打つことは出来ず、
ドライバーを左、アイアンを中〜右に置かなくてはならず
ゴルフを『より深い迷いの道』に誘います。


           お気をつけあそばせ

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入射角度とロフトの関係を理解するには
バンカーショットが分かり易いかも知れません。

例えば そこそこあごの高い
10m位のバンカーショットがあるとします。

56度のウエッヂを持っても
❶ヘッドを振る 角角度でスイングする場合
❷骨盤/上半身の回転でグリップを動かし打つ場合

では 球筋が異なります。
スナップショット 1 (2012-12-07 17-08)

❶は 高く飛び出て 遅め、スピン少な目の弾道 です。
良く言えば フワッと飛び出る弾道ですが、
推進力が付きにくいですから
シンプルに10mのショットを打つ力加減では
ショートするばかりか
打ち出しは高くとも飛ばないので
バンカー内に落ちる可能性も秘めています。
スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)スナップショット 4 (2013-03-29 22-29)






スピード というか、チカラが必要です。
チカラは ウエッヂのヘッド重量で補えますが、
市販の 超軽量ヘッドではスピードが必須でしょう。
バンカーという足場の安定し難い場所で
必要以上に速く振らなければならない というのは
非常に難易度が高いです。

また このショット…ヘッドを振る・シャフトを振るスイングの
最大の難点は 速く振れば振るほど
体が上を向く可能性が上がり、
スピードを上げても それ相応の距離の増え が生まれず
単に打ちだし角度だけが高くなり、だるま落とし
のような弾道に近づくことです。
017

足場の緩いバンカーではそれは顕著になります💦

女性など力に自信のないゴルファーが
今どきの軽量ヘッドのウエッヂを使うと
この症状に陥り易く、バンカー嫌いになり易いですね。

鶏と卵の関係なのですが、
✋ヘッド軽いから たくさんヘッドを動かさなくては飛ばない
✋ヘッドをたくさん動かすから 軽いヘッドが振り易い
この関係から逃れられないのでしょう。
👉ただ 出すだけでいいのなら ヘッド重量次第です。
 少なくとも バンカー嫌いにはならないでしょうね^^


一方 正規なショットである❷は
❶のショットに比べ、弾道はややハーフライナー気味
やや低め〜中弾道になります。スピンはしっかり入るので
弾道の割に ブレーキはかかるので心配いりません。

ボールの位置とアゴまでの距離の把握をし
安全マージンを取れば 断然こちらの打ち方で行くべきです。

wedge-bounce


また ヘッドを振るスイングの場合
インパクトのイメージはシャフトが地面に垂直
ヘッドとグリップが同位置にある状態です。
そして 次の段階ではヘッドは上方向・上昇軌道に入ります。
ウエッヂにはバンス角度というのがあり、
ソールには10〜18度位、フェースと反対のソール側が
この場合下に出っ張っており
ロフトが立つ方向に角度が付いています。
ヘッドを振るスイングでは
この出っ張りが邪魔になり、
インパクト以前に ソールは設置することになります。
次の時点でヘッドが上昇軌道に入る状態で
ソールが接触すると ヘッドは思っているより跳ねます。
バンスが活きてきません。
IMG_0496

体でグリップを動かしていれば
自然と バンス角度の分、シャフトは前に倒れる形に
なりやすいので バンス角度が一定のヘッド姿勢を
保ち易く、バンスの効果が発揮されます。

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夏休みにようやく2Rの実戦投入できましたので、

以下雑感と伴に報告いたします。

 

IMG_0504

まず全体としては、ヘッド重量効果が素晴らしい。

これだけの重量があると、そもそも振ること自体無理で、

丁寧に、丁寧に動かさざるを得ない、

しかし当たった際のボールのつぶれ感はハンパ無く、

ボールの初速に打った本人はびっくりするほどです。

 

一方で、タイミング(いつボールを打つか)については
非常にシビアであり、

トップからは「グリップ先」を頭に叩き込んでおかないと、
えらい目に会います。

 

慣らし練習中には薄々感じていましたが、

正しいタイミングで打つ場合、
出玉は以前と比べかなり右となりました。

これは、今までは「正しくない」タイミングで打っていたが為に

「正しくない」出玉方向だったと理解すべきでしょうか。

本番では、この出玉方向の修正に苦労しました。

今まで、ともすれば左にいきがちの球を
打っていたわけですから、

それを左に向かってアドレスして打たなければならないのは
相当勇気がいることで、

ここの違和感はまだ払拭されていません。

👉ここはアドレス、スタンスの向きとボールの位置の修正
 慣れが必要なのだと思います

005

また、ライによるミスが、より顕著に出ます。

例えば、左足下がりで、ボールに届かない、
つま先上がりでの左ひっかけ等。

特に左足下がりは、
以前は全く苦にしなかった(というより得意だった)

左足下がりでボールに届かない現象が出たことは、

もう少し自分なりに考察が必要な課題です。


👉重いヘッド・柔らかいシャフトでは
  ヘッドを、シャフトを振れば振るほど
 重さは右にかかります。 その点に注意が必要かも…です。



個々のクラブ雑感としては、

1W: 練習場では苦労しましたが、確率低いものの、

ようやく当たりが出てきました。左には行きにくい反面、

失敗ショットは、ものすごい右への吹け球となるのは要注意。

FW: 以前のセットはヘッドが2種類混在していましたが
今回共通となり、
それだけでも安心感が違います。

距離の長いミドルでは頼りになります。
距離が出るだけに前述の通りアドレス方向要注意。


・アイアン: 楽の一言。
超重量級のヘッドが全てを助けてくれますが、

ミスの際の「お仕置き」もすごい。
FW同様アドレス方向に注意が必要。


・ウエッジ: LWのボール潰し能力は
慣らしからわかっていましたが、
本番でも同様でした。

バンカーショットは出すだけならオートマチックです。

距離の打ち分けにはもう少し時間が必要ですね。

005

・パター: 本番で一番の収穫はこれですね。

なぜかはよく分かりませんが、
とにかく距離が合う、方向が合う。

気を付けなければいけないのは、

超ロングパットで「距離を打たなきゃ」
という意識が出たときに大失敗が起きること。

グリーンエッジからパターの二度打ちやりました。

 

2Rを終えたまとめとしては、

前セットに比べ、
タイミングや動かし方に対しシビアとは思いますが、

逆に言えば、正しく丁寧に動かせば
クラブはそれに応えてくれるわけで、

そういう意味では、より練習いらずの実戦向きセットと
感じました。

 

しばらくしましたら、また報告いたします。(^_-)-☆

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問い合わせが多かったので
もうすこし突っ込んでお話しします。

昔から
 ✋「ボールは自分で上げるな!」
 ✋「クラブ(ロフト)に任せろ!」

と聞きますが、
多くのゴルファー、プロでもそうですが、
無意識なのだとは思いますが、
自分でボールを上げようとしています。
8a862ab6

これはどういうことか というと
もしもアイアンのロフトが絶壁 0度
後々の説明のために付け加えると
このクラブのバンス角度 0度
フェースとソールが直角
フェースがシャフトと平行

の実験的なクラブがあったとします。
20090801 2009_08_30_20_03_19-80フレームショット

ロフト0度のクラブで
ヘッドが ちゃんと体の回転で上から入ってきた時
そのヘッドの入ってきた角度分だけ、ロフトはマイナス に
なります。
実際のクラブでは
 その製品のロフト角度に入射角度がマイナスされるのが
平らな地面とインパクト時のロフト
 の関係です。
20090801 2009_08_30_23_19_09-646フレームショット

ゴルフ用語では これを「ハンドファースト」と呼んでいますが
小手先にて グリップが左にズレたのでは無く
体が回ったこと、向きを変えていく過程で
アドレス時に比べ、体が左に
ズレた結果 によるものです。

ここで ❓ と思う人がいると思うのですが、
手を返す ヘッドを返す スイングをしようとする限り
ヘッドがグリップを追い越す
もしくは 同列になっているところがインパクトで
形としての ハンドファーストは永久に訪れないことに
なります。
BlogPaint

このインパクトを造ろうとする過程
前段階で、ヘッドとグリップは
ヘッドの方をたくさん動かすことになりますから
インパクト以前の段階で
ロフトは入射角度以上に増えますし、
入射角度そのものも
ちゃんと体で動かしてくるのに比べると
緩いものになります。

まあ メカニカルにはイメージし難いかと思いますが、
要するに まるでダメだ! ということです。

手さばきでヘッドを振って
大きなロフトを造り、緩い入射角度にして
上を向いて 上に振りぬく・・・
それでは飛ばないから フェースを左に向ける…


失敗の可能性、ミスの可能性を飛躍的に増やし
その上 複雑で無意味な
テクニック」です。
これを スイングの技術と呼ぶのならば
そんな技術は要らないと思います。

000009



先の ロフト0度 バンス角度0度
フェース面とソール面 直角のヘッド のイメージで
少なくとも トップを半減、消失させる方法は
上がり軌道になった時にも
視覚的ヘッドがスクープソールになっていることです。
上がり軌道になっている時に
バンス角度が付いているのがトップの原因です。
20090801 2009_09_02_15_09_49-1007フレームショット

分かりにくいからもしれませんが
ゴルフクラブを 体の回転でグリップを動かし
その分、ヘッドも動く。

体の回転でグリップが移動する

移動して行く進行方向の左サイドが低いうちにインパクトに入る。

これが守られれば
ヘッドの移動してくる 入ってくる(入射角度)分、ロフトは立ち
そして同等にソールはスクープ(視覚的)になります。
20090801 2009_09_02_15_09_49-62フレームショット

例えば バンス角度5度のクラブを
入射角度5度で入れて来れば、視覚上インパクトの時のバンスは
地面と平行になっているという事です。
バンス角度0度のモノを入射角度5度で入れて来れば
地面との関係はスクープ5度になっているのです。
番外論ですが、その入射角度が自分のアイアンや
ウエッヂのバンス角度選定の条件…が本当の話なんです。
今風なウエッヂ、今風なバンスの無いウエッヂは
バンスをちゃんと使えず 寝かして入れてくることの証です。


トップのミスは ソールで打ってしまうミスです。

クラブの扱いが間違っていて
ソールの地面との関係がバンス状態になっていれば
ソールはボールを向いていますが、
ソールがスクープ状態になっていれば
ソールはボールに向いていません。

そういうことなんです。
20090801 2009_09_02_19_13_32-588フレームショット

ですので、打った後
ヘッドは上がり軌道になって行きますが、
上がり軌道になっても まだ スクープになっているように
扱っていないと トップのミスは増大します。

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ボールは打撃された時、その破壊力/打撃力は
音や温度などを除けば 単純に
 ✊速度
 ✊回転
 ✊方向
(主に打ちだし角度)
に分散します。
007

クラブの長さも含めた ロフト角度の効果は
その分散の割合を変化させるものです。
ロフトの効果、ロフト角度そのものが大きくなったり…
になれば その割合は 回転/方向に強くなり
ボールの移動速度は落ちます。

意外に勘違いされがちですが、
クラブが長くなって ヘッドスピードが上がった方が
創り出される 打撃力(破壊力)は劇的に増える 訳ではなく
クラブは長くなる程 破壊力の一部であるヘッド重量が
軽くなるため、一番長いドライバーも一番短いウエッヂも
その破壊力の差に長さ程、ヘッドスピード程の違いはありません。

もう一つ 勘違いされがちですが、
ゴルフクラブの長さは
ヘッドスピードを上げるため だけではなく
その使うロフトを活かすため という方が主眼で
その長さによって作り出される入射角度が重要です。

長さが長くなると 入射角度が緩くなり、
打ちだし角度を取り易く、その分回転量が減る
と考えて間違いないでしょう。
例えば ロフト20度位のものであれば
長いモノは 打ちだしが高く・スピンは少な目
短いモノは 打ちがしが低く・スピンは多め
といった感じです。




そこで ちょっと想像力を働かし
『ロフト1度と79度のクラブ』を考えてみましょう。
おそらく ここが飛ばない理由に結び付くでしょう。

ゴルフクラブの正しい使い方は…
別な言い方をすれば ロフトの正しい使い方は
ゴルフクラブを動かさず
ゴルフクラブを持った自分が動くこと です。
つまり どのタイミングであっても
 ロフト姿勢はいつも同じ ということになります。
スナップショット 3 (2017-06-28 19-07)スナップショット 6 (2017-06-28 19-07)






自分が移動してグリップが動く動かし方であれば
「ロフト1度のクラブ」は
入射角度マイナス一度の角度で飛び出ます。
長さにもよりますが、それはマイナス方向ですから
すぐに着弾し、一度分のスピン量が入っています。
スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)

逆に グリップを支点にヘッドを振る ような
シャフトの『角-角度運動』をさせるような動かし方 では
この ロフト1度のクラブでも
緩い入射角度、場合によっては
ヘッドの上り傾向でインパクトしている可能性もあるので
正しく扱ったものに比べ、ボールは少し上がります。
しかし スピンはほぼゼロに近く
ぽっこんと飛び出て、ボールの推進力は上に逃げてますので
正しく扱ったものに比べると
転がりの量・移動の量そのものが少ないですね。
スナップショット 3 (2013-03-29 22-28)

ロフト79度のクラブの場合
正しく入れて来れば その長さによる
入射角度マイナス79度分の打ちだし角度・回転は
確保できます。
ヘッドを振っている角角度のものは
殆ど前に飛ばす、ほぼ真上上がります。
それに比べると 前に進むでしょうね。
ヘッドの厚み(板厚)が無ければ
くぐり抜け〜だるま落としも十分あり得ます。
ここで バンスの角度や幅などの
効果が発揮されたりもするんですが…。
IMG_0627
ヘッドを振る スイングで79度のロフトはまず使えません。
ロフトが65度を超えると打ちことはかなり難しいでしょう。
その手のスイングの持ち主がロブウエッヂを持っているのは
ブラックジョークかとおもってしまいます…。



本来、ゴルフクラブは
その長さによって入射角度と打ちだしの基本角度
そのロフト角度によってスピン量と打ちだし角度
が設定されている モノ なのですが、
自分で好き勝手に軌道を造るスイングでは
色々な打ちだし角度やスピン量が生まれてしまうばかりか
正しい距離を生み出すことも出来なくなってしまいます。


ここが 多くの人の悩む「飛ばない」理由なのでは
無いかと考えます。

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ゴルフクラブ、特にクラブヘッドの進化は
慣性モーメント増大の歴史とも言えます。

006


近年、ルールの設定によってその拍車に制限がかかりましたが
ドライバーヘッドの大型化
アイアンヘッドの中空化やキャビティ化の
目指すところは その「慣性モーメント値」を増やすことを
主の目的としています。


メーカーのカタログや雑誌などでは
慣性モーメントの働きを簡単に説明するために
慣性モーメントが大きい=スウィートエリアの増大
という表現を多く使いますが
現実には少々異なります。

慣性モーメントは
その運動を持続し続ける力
その姿勢を維持する力

を指します。

ボールという質量は
クラブ、クラブヘッドの移動にとっては
その運動を阻害する要因になります。
その姿勢を阻害する要因になります。
関係モーメントの値が大きいと
その阻害要因のボールの質量を負荷として受けても
そこまでに続けていた運動を持続しようとする力
そこまでのクラブヘッドの姿勢を
維持しようとする力が強くなります。

フェース面上のどこかにボールを当てる
というものとは微妙にニュアンスが異なります。

ですので 当てるところがどこかに存在し
そこを目標に動かすことが慣性モーメントを活かす
方法ではなく、
出来うる限り ある一定の変化の少ない移動
ある一定のクラブヘッドの姿勢を続けることの方が
その効果を活かしやすくなります。
001

当てる場所ありき でスイングするものと
運動の持続、姿勢の持続ありき でスイングするものでは
クラブの扱い方は異なってくるでしょう。

慣性モーメントは質量の総合形態です。
同じ質量のモノであれば 重量の配分が
外側に広がっているものの方が大きく
同じ形状のモノであれば 質量そのものが
その慣性モーメントを大きくします。

よって ヘッドの大きいモノ、質量が重たいモノは
慣性モーメントが大きくなりますので
ヘッドをターン クラブヘッドの姿勢変化が激しい
使い方と相性が悪くなります。
フェースターンは姿勢だけでなく、運動の方向も
それをしないものと比べると激しく
それを嫌う大きな慣性モーメントクラブでは
やはり相性が良くありません。

慣性モーメントはミスによる方向だけでなく
飛距離増大、飛距離の均一化にとっても
とても大きな助力になりますので
それを利用した方が打ち手としては明らかに楽で
慣性モーメントをどう上手に利用するかが
アマチュアゴルファーのとって
練習(訓練)頻度やメインテナンスを減らす
体に優しいスイング論になって行きます。

もうすこし具体的に言えば
慣性モーメントを利用するスイングは
 ゴルフクラブ単体を動かすのではなく
 クラブヘッド単体を動かすのではなく
 クラブを持った自分が動くことが
 慣性モーメントを活用する最大の方法
 です。

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腕の使い方とは
基本 上腕の上げ下げです。
肘の曲げ伸ばしは それによって生まれます。

腕は曲げることによって短くなり
伸ばすことによって長くなりますが、
それは上腕を上げ下げし 肘を外めに張って置くことで
自分とグリップの距離を一定にしておくこと が出来ます。
スナップショット 4 (2017-06-28 19-07)

グリップがややズレているとは言え
ほぼ同じ場所を握っている
別な言い方をすれば 位置が拘束されているのですから
片方の腕の長さが、
もう一方の腕の長さを束縛することになります。


ここは少々気になる点ですが
インパクト時に両肘を絞るようにイメージしている
ゴルファーは少なくないようです。
インパクトの衝撃は800繊腺鵜徹幣
ボールの飛球線、ボールへの導線を考えると
両肘を突っ張らかった状態でそれを迎えると
その衝撃を逃がすのには上方向に逃げを造らざるを得ず
前傾姿勢を失います。
失うばかりか 強くはない左手首・左ひじが
その衝撃をモロに受けますし、
上に突っ張る、体は開き左を向いているのに
ボールを見ようとする首を痛めることにもつながります。
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インパクト時に 左ひじがやや曲がっているような状況が
望ましく、そのイメージが結果として前傾姿勢を維持しますし
左肘が曲がっている という事は逆に
右の腕が伸びている という事です。

インパクト付近で右の腕が伸びている ということは
右サイドが高く維持されていることを指し
左サイドが低くなっている時間がある ということですので
それは同時に体が開いていない ということになります。

イコール ではありませんが
腕も含めた、左サイドが高い、左腕が伸びている 突っ張っている
ボールから離れている ということは 高さだけでなく
体が開いている ということでもあり
理想的なインパクトとは言い切れません。
MVI_0670Trim(2)_Moment

結果としては やや伸び気味 かも知れませんが、
イメージとして インパクト付近で左腕〜左ひじが曲がっている
というのに悪いことは何もなく
とても恩恵の多いモノです。

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