◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重いヘッド&柔らかなシャフトに特化した〜オーダーメイドゴルフショップ 簡単に、軽く振って、傷めず、飛ばす 【スイング再生工場】【クラブから学ぶゴルフスイング】 営業時間 12:00~19:00 (水曜定休) 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 電話:046-804-1480 メール:hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp. ホームページはコチラ👉https://www.hummingbirdsporte.com/

2015年05月


ゴルフクラブに形は独特で
ほかの打撃に道具を使うスポーツと少々異なっています。

そして、打撃部分(ヘッド)の重さ というのが
普通に流通しているクラブでも 全体重量(総重量)の5割強
弊社の悶絶クラブと呼ばれているものでは
全体重量の7割強が長い棒の先に装着されています。
004

クラブ、クラブヘッドの形とこの重量配分
というのが ある意味ゴルフクラブをどう扱うか、
これが 一般的には「ゴルフスイング」と呼ばれます。

形に関して言及されているレッスン書や雑誌は
とても少ないですが、先端に集中する重さに関しては、
「遠心力を作るため」と思われていることが
少なくありません。

遠心力というのには当然方向が伴います。
グリップやゴルフグローブを
油でぬるぬる、つるつるにしたら
その遠心力の方向はボールを打つこと、でなく
ボールを打たせないことに働くでしょう。
それを必要以上に多く生み出してしまえば
ボールを打つこと、
ボールを目標「方向」に打つことが困難になって
しまうのは、理解できるでしょうか。

クラブが作り出す遠心力には
その場その場で方向が付いて回ります。
ボールを概ね目標方向に飛ばす、飛ばしたい方向
その方向と一致する スイングでのクラブ扱いは
本来ボールを打った後 フォローの位置になる訳です。
勘違いしている多くのゴルファーは
トップオブスイングからインパクトまで
この区間に出来る遠心力の方向は右斜め下辺りに
放射線状に働きますから
ボールを打ちたい方向とは
魔反対とは言わないまでも かなり異なっています。
もしも グリップもグローブも油でつるつる状態
になっていたとしたら、ボールを打つ前に
クラブはすっ飛んで行ってしまいます。
スナップショット 1 (2014-12-11 18-09)

どうも私にはクラブの構造
それを利用して遠心力を使って打撃する方法論は
ボールを打つことのためでなく
より遠くに「クラブを放り投げる」と言う競技に
おまけでボールを打っているとしか思えないのです。

ゴルフのショットには
確かに遠くに飛ばす と言う魅力、目的もありますが、
出来るだけ正確に、出来るだけ繰り返し打ちたい
というのがほぼ等価で存在するわけです。

遠心力を使って打つ と言う打撃論には
ヘッドの重さというのは考慮されていても
「ヘッドの形状」というのは考慮されていません
無視されています。
5cd72f36028c2f578c994ebcd97f91a7
ゴルフクラブのクラブヘッドは重量の中心点が
握っている棒よりも右にずれています。
特に ドライバーやフェアウェイウッドなどでは
そのずれは 3センチ以上になる訳で
そのずれと遠心力を掛け合わせてしまうと
より クラブは開くことになります。

遠心力を無理に作り出さないスイングよりも
より ヘッドの返し、ヘッドの回転(ローテーション)は
必要になるのに、遠心力を多く作り出していることによって
より それが難しくなるのです。

クラブヘッドの形には
勿論 ボールを打撃するという直接的な
理由もありますが、スイングをガイドする
誰にも教えてもらえないタイミングを伝える
と言う役割があるのです。

それには よく覚えておいてもらいたいのは
スイング中、動作中、 クラブヘッドの重さは
ヘッドをそのものを動かすことよりも
グリップ(クラブ)を動かす〜動かさせる という事に
使われるための形状であるということです。
例えば ダウンスイング中、
ヘッドの重さでヘッドを下げてしまえば
クラブの形状やその重さは打撃に利用できません。
そのヘッドの重さでグリップが動かされてしまう。。。
移動させたいという方向にグリップが動かされてしまう
クラブ位置、ヘッド姿勢を作ることが重要になるのです。
スナップショット 1 (2014-06-24 14-49)

ある場面で 自分が思い描く次のグリップの位置
移動方向、移動場所
ヘッドの重さによってその方向、その場所に
誘われないという事は その場面での
クラブの位置やヘッドの姿勢が間違っている
ということになる指針です。
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


ゴルフクラブは体の幅の中に収めておきたい。
そのためには 
インパクトまで右腕は伸ばしたい
下げてからまわるドリルでは当然 先に右腕は伸ばしておきたい。
スナップショット 6 (2015-01-18 15-58)

製品のオリジナルロフトでインパクトするには
右腕は伸びておきたい。
右腕が曲がっているといことは⇒クラブは寝ている…。

と理論上、ここまではいいけれど
多くのゴルファーは右腕を伸ばす、右腕を使うことに
なれていない、右腕を使ってはいけない
とまでのイメージをもってさえいるみたい…。
そんなゴルファーが右腕を使おうとする、
右ひじを伸ばそうとし始めると
右サイドを下げて、体を折って
グリップの位置を低くした感じが
右腕を伸ばしていると錯覚
しているパターンが多い。

右腕を伸ばすことは大切
だけれど、これも同じく
動いていく方への前輪駆動イメージ が大切。

グリップは当たり前だけれど、両方の手で握っている。
下げて(一呼吸おいて)体を回すドリルであっても
普通のスイングであっても、グリップを下げる
体を回す という双方で前輪駆動は左側ということになる。

シャットが作られていれば
クラブの重さやヘッドの重さは主に左グリップに
かかっている。
それを利用しながら前輪駆動イメージで動かしていくの
だけれど、ちょっとしたコツがあるのかも…。

シャットを維持すれば
左手は動かされやすい、動きやすい
スナップショット 2 (2015-04-18 18-57)

そのきっかけ、もしくは維持のために
左のグリップを
シャット方向に 左手小指〜薬指で握りなおしてあげる
そんなイメージを持つといいかもしれない
(左手のひらが空をむいていくような…)


それと同時にやはり
下げて(一呼吸おいて)回るドリル、トレーニングで
右腕を伸ばせる 右サイドの高さを作ることも重要かと思う。

インパクトまでに右腕を伸ばせない人は
『それでもボールに届いてしまう右サイドの低さ』 に
慣れている。
それは結果、傾きはあれど
地面に水平に近い回転、横の動きを
縦の動きに、斜めの強い動きに変え
煽り打ちや体重移動の不能、ダフリ、トップ
の原因になってしまっている。
スナップショット 4 (2013-12-05 18-39)

右サイドの高さ
理屈上は
 インパクトまでは左サイドよりも右サイドの方が高い
という その感覚も
下げてから(一呼吸おいて)回るドリルで
慣れていく必要があると思う。
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


一般的に やさしいゴルフクラブ と呼ばれるものは
✪ドライバーであれば
  ✪深い重心
  ✪
大きな慣性モーメント
 と言うところだと思う。
007

ある意味、これらはヘッドが大きくなること…
重量の中心点と重量が離れていることを示しています

まずは、深い重心 から。。。

重心が深い
ヘッドの重量の中心点が
打撃面であるフェース面よりも
奥深くに位置しているということの基本発想は、
動的なスイングの中で
クラブは、重量の中心点がシャフト軸と
一直線になる働らき による。
これによって 深い重心のクラブは
ヘッドが前に出ようとする働きにあり
ロフトが増え、簡単にあげられるようになる。
と同時に その働きによって
ティーアップして使うドライバーショットの
ヘッド軌道がナチュラルに、無意識に
ややアッパー軌道になるので
打ち出しは高く、スピンは少ない と言うのが実現できる。

ここまでわかりますか?

カタログやCMなどの うたい文句では
最後の部分
「打ち出しは高く、スピンは少ない」
ここだけを抜き取って 使うのですが
実は一番重要なのは
「シャフトの延長線上にヘッドの重量中心点が来る」
ということで、この条件を満たしていない限り
「高打ち出し、低スピン」は生まれません。

要するに フェースローテーションをして
ボールを打つ人にとっては
重心の深いドライバーヘッドは
百害あって一利なし とも言える訳で、
ゴルフクラブ、特にウッドヘッドは構造上
重心が深くなる ということは
同時に 重心距離(シャフトから重心点までの距離)
も長くなってしまいます。
5cd72f36028c2f578c994ebcd97f91a7
シャフトを軸に、ヘッドを回転させよう
とする人にとっては、深い重心=長い重心距離 の
クラブヘッドは非常に扱い辛く
言ってみれば、狭い敷地の中で行う
ジムカーナとか、峠道を
ホイルベースの長いキャデラックに行うような
ことになってしまうのです。

まあ、 故に最近のドライバーや特にアイアンは
重心距離の短い実質小ぶりなものばかりになってきてます。
ある意味、ゴルファー全体のクラブ扱いを
物語っているとも言えます。


そして 慣性モーメント です。

慣性モーメントはまるでマジックのように
数値が高ければ曲がらない、優しいと考えられていますが
実際にはその数値はほとんどのゴルファーの役には
たっていません。

慣性モーメントとは
ヘッドの重心点を軸に
いかにヘッドが回転「し難い」かと数値化したものです。
故に、重心深度の話を同じで
ヘッドを回転させて使おうとしている人によって
それを妨げるもの そのもの ですから
その数値が大きいものほど扱い辛くなってしまいます。
9df38f18

また 大きな慣性モーメントはその姿勢を持続する
その運動を継続する と言う意味も含まれていますから
ヘッドローテーションをする
腕で小回りなターンをする というのには
元来 適していないとも言えるのです。

パーシモンからメタルヘッドに移って
慣性モーメントは 1000台からスタートしています。
現代のドライバーは 昨今低くなったとはいえ
4000代後半〜5000
テイラーメイドの初期メタルや
ブリヂストンのJ’sなどから比べると
3倍以上もヘッドのモーメントが高くなったのです。

にもかかわらず、現代のゴルフスイング潮流は
その時代のものに回帰してしまっているのですから
ゴルフクラブとスイングのかい離はどんどん進んでしまい
運動性能や練習量の豊富な人のみが
進めていける クラブとスイングの関係になってしまっています。
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

001
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


L型ブリストルパターの最大の特徴は
やはり そのヘッド重量にあります。

平均的な市販のパターヘッドのヘッド重量は 300g前後
重いと言われているものであっても 330〜350gです。

470gを超えるヘッド重量は
さまざまな恩恵をもたらします。
006

まず ストロークの始動が簡単になります。
比較すれば 非常にわかりやすいのですが
軽いパターヘッドでは 自分自身がずっとパターヘッドを
動かさなければならなく、なかなか始動するきっかけが
掴めません。
このヘッド重量があれば パターイップスには
ならないと思います。

次に 重量、重心が見た目通りです。
そのおかげでストロークが非常にスムースに出来ます。
どういうことか というと
昨今流行っている 重心の深い、モーメントの高い
パターヘッドは、理屈上は重心が深いとわかっていても
いざ ストロークする段になると、人間は
打面であるフェースに意識が行きます。
その打面よりも重心が何センチもずれたところにあると
動かしたヘッドに対し、遠心力などは
重心のかかるが故に、重心部が膨らもうとする
働きがかかり、結果 ストロークがループすることに
なってしまいます・・・。
2595cdb2

パターは特に 空へとボールを飛ばす必要がないので
重心が深い。。。とか 重心が低い というのは要らないもの。
フォローが出るから なんていう謳い文句にのっとって
重心が深いもの、慣性モーメントの高いものを
選ぶ人が少なくないようですが
うまくいっている人を見るのは少ないですねぇ・・・

もしも フォローが出るというのであれば
重心が深いが 重量が軽いものと
重心は浅いが 重量の重いもの
いったい どっちが そうなんでしょうね…。
c534b357

ヘッドが重い というのは
ボールを移動させる〜飛ばす能力に優れている
と言うことでもあります。
故に ストロークが小さく、遅く することが可能ですので
慣れてくれば、安定度は抜群です。
BlogPaint


ボールのころがり に関してですが
使われると理解されますが
非常に 直進性能が高く
1〜2mのパットであれば、ラインや傾斜などを
殺してしまい、カップの中に打っていい
そんな直進性能を持っています。

意外かもしれませんが、下りや速いグリーンにも
非常に強く、万能選手とも言えますし、
ラフがないような冬の芝状態であれば
グリーン周りからのアプローチにも威力を発揮します。
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


スイングというか、クラブの扱いを改良する際
逆〜逆と考えていった方がいいのかもしれない。

多くのゴルファーは
ダウンスイング〜インパクトまで
下半身(左足)から動かし、体を回してから
クラブを振る(腕でクラブを振る)
       回ってから⇒クラブを振る
簡単に言えば、体⇒腕の順番 で打撃する。

それをドリルによって 逆の順番にしてみたい。
スナップショット 1 (2015-04-06 2-07)

ここの問題は 回ってから(体)、振る(腕)という
順番でボールを打つための準備を
テークバックの時点でしていることにある。

そこの部分を改善するために
直接テークバックを直すのを後回しに
まずは トップの位置からグリップを下げ
それから回ってアプローチするドリルをして
体の向きの変更でボールを打つ ということを
掴んでから、それをするためのテークバック…
と言う風に考えた方がよいと思う。

実際、100%に近いアマチュア
ハンディや経験などを問わず、ほぼ全員に近いゴルファーが
体を先に回し、後からクラブを振る という打撃。。。
特にアプローチでゴルフをしている。

ヘッドのことをあまり考えず、
逆にヘッドをトップの位置に置き去りにするつもりで
グリップを位置をベルト付近まで下げてあげる。
この時点で概ねの腕の仕事は終わりだから
多少の補助はあるかもしれないが
あとは体の向きの変更だけでボールを打つ!
ということをしっかりと練習して貰いたい。
スナップショット 1 (2015-04-14 13-45)

腕でクラブを振るアプローチ とは
常時ロフトを空に向けて
ボールの下をこするショットになるので
スピン過多になり ショットそのものも難しい ばかりか
スピンを一定の幅に収めることが非常に難しい。
せっかく クラブには固定のロフトがあるのだから
クラブを体の向きの変更以外で
 丸く振ってしまっては
尋常な練習量では距離感を養うことが非常に難しい。

グリップを下げてから、一呼吸おいて
体を回すだけで打つアプローチドリル

なんとなくできるようになってくると
距離感と言うのは足でつくるもの ということも
見えてくると思う。

このドリルをやると
自分の今までのゴルフスイングが
体を先に回し、後から腕を振る という
全く反対の動きであったことに気付くのではないだろうか

そうすると、今までのテークバックは
体を先に回し、後から腕を振るためのもので
その反対にするのには違う方法を考えるようになると思う。
そして、それはアドレスやグリップにも
なんらかの影響を与えていくと思う。
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


言葉や文章では非常に言い表し難い ですけれど
ボールをつかまえる とは、単純に球体であるボールの
逃げ場所を失くしてしまうコトです。

その上で、ひとつ大きな勘違いをしているのでは
と思うことがあるのですが。。。

IMG_0006

ロフトとは クラブの持つ破壊力を
特別なテクニックを要さずに
距離の打ち分けをする クラブの機能 です。

*注意
ココにも勘違いがあると思うのですが
クラブの長さによって ヘッドスピードが
距離の打ち分けを作っている 
と考えている
ゴルファーは少なくないと思うのですが
例えば考えてみて下さい。

クラブを使って 氷の塊を壊そう とする
とします。

39インチ 230gのヘッドの3番アイアン
35インチ 300gのヘッドのウエッヂ

どちらが 壊しやすいと思いますか?

水平方向に対し 垂直方向
そしてスピンは 同じ1m増やすのにも
数倍破壊力は必要とします。

ですから 低い球で170ヤード飛ぶ
3番アイアンよりも 高い球で 数倍の
スピンの必要なウエッヂの方が
ボールを打撃するエネルギーは必要なのです。

それに長さによる スピードの差異を
加算したとしても 殆ど破壊力は変らない
もしくは やはりウエッヂの方が上 です。

5381cd3c-s


話を元に戻します。

ロフトとは クラブの持つ破壊力を
特別なテクニックを要さずに
距離の打ち分けをする クラブの機能 です。


です。

ロフトの角度は クラブの機能 です。
ですから 使う側の仕事 ではありません。

立ち方の際、(アドレス・ポスチャー)
ロフトに応じて ライ角を考える
というのが 最初で最後の そして最大の
使う側の ロフトに対する仕事 で
一旦 動作が始まったら
願わくば 全てのクラブを
ロフト ゼロ度… シャフトと平行
ロフトゼロ度と考え 扱って欲しいのです。

アドレスでの対応を除けば
すべてのクラブを ロフトを無視し
扱って貰いたいのです。

ちょっと 伝わり難いとは思うのですが
多くのゴルファーは ロフトに沿って
振ろうとしています。

特に ロフトの大きな ウエッヂなどは
その例が顕著です。

よくある光景なのですが、
クラブを持たず ゴルフショットやスウィングの
会話をしている際、ウエッヂなど
何気なく ヘッドの軌道に沿って
ロフト・フェース面でなぞる
そんな 素振りを見かけるのです。
ゴルフショットが ソールで打撃するのなら
いざ知らず フェース で
ボールを打つとなると その素振りは
ロフト90度 ロフトの無いクラブで
打つのと同じになってしまいます。
動かしている軌道にたいする ロフトが
稼働、動作ロフトですから
普段、クラブの無い時でも
心掛けて頂けると 良いかと思うのです。

繰り返しになってしまいますが
入射角度。。。 ボールに対し
ヘッドが下がってくる角度〜坂
その坂を ロフトでなぞる
ということは ロフト90度 のクラブで
打つのと変わりがありません。
ほんの少し ロフトが有ったとしても
85度とか それでは ボールに推進力が
つかず だるま落としのような
抜けた球になってしまい、
打撃のエネルギーが 望まれる距離を
満たすことはないのです。
上手く当たることは勿論ですが
ショットの目的、ロフトの意義は
望んでいる距離を満たすことですから
ロフトはクラブに任せ
自分はいつも通り 動かしてくる軌道に
対し 同じ姿勢(ロフト0度)を
維持して頂きたいのです。


ヘッドの下がってくる坂は
出来るだけ 直線のイメージが望ましく
その直線に対するロフトが動作時の
クラブのロフトです。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


下に振らない
下に振る感覚を持たない

というのは、易しいようで易しくありません。

e968a0ac視覚的に 地面に有るボール
トップの位置では2mを超える高さになるヘッド
これを器用な腕さばきで処理したくなるのは
心情として理解できますし、映像などでは
そうやっている”ように”見えます。

まして そのダウンスイング後半の半円を腕捌きで描き
ナイスショットをした経験のある人に
ショット、スイングの醍醐味である斜め下への半円捌きを
辞めろ と言っても、地面のボールに届かないばかりか
飛ばないような気がするのですから、尚更 かも知れません。

前傾姿勢を解き、ディッシュアングルを解き、
体の向きを左、そして上に向けさせる
ダウンスイングの半円捌き は諸悪の根源とも言えます。


まず、ヘッドは手よりも高い位置にある というコト。
lesson 2009_10_30_21_19_49-91フレームショット

そして 前傾姿勢があるお蔭で
膝〜腰 の高さを通せば(ヘッドを)十分 ボールに届く
ということ。
lesson 2009_10_30_21_19_49-763フレームショット


ですから 下に振る コトを辞める
ということは 下に振るコト、そのものを辞めるのではなく
前傾が維持されてしまうよう
ディッシュアングルが維持されてしまうよう
すること と言う少々回りくどい、間接的な解決方法に
あるわけです。


先日、お客様と ボールの方向とフェース面の向き、
と言う話題になりましたが、
前傾姿勢とディッシュアングル というのは
ボールの方向と密接な関係にあります。
15cf26df-s色々な理由によって
ゴルフのスイング、ゴルフクラブは
多くの斜めの線によって構成されています。
単純化するのに、地面を基準として
縦横と考えてしまいがちですが
そうはいきません。
前傾姿勢を解けば
クラブを持っている腕の付け根は
高く、ボールから遠くなってしまいます。
人間の反応 と言う意味では、届かせようと
手をボールの方に伸ばそうと する訳ですから
ディッシュアングルは消え、本来のフェースの向きは
違うものになってしまいます。

フェースターンでボールの方向性 というのは
地面に縦横の動きで考えているか
人間の動きを機械のように固定されたものと
判断しているかの どちらかです。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ