☆フェアウエイウッド
☆ユーティリティクラブ
☆ロング〜ミッドアイアン
どの番手〜どのロフト を組み合わせするのか
悩むところですね。
簡単な基本構造ですが
同じロフト表記であっても
重心深度が深いモノほど インパクト時に
ヘッドが前に出やすいので 実質ロフトは
多くなります。
重心深度が深く、シャフトの長いクラブは
打ち出しが高くなり スピンは少な目
重心深度が浅めで、シャフトの短いモノは
打ち出しは低め、スピンは多めになるので
同じ距離を打つにしても 弾道は異なる。

例えば 7番-21度 9番-24度 11番-27度
このロフト構成のFWが 有ったとし
アイアン 4番27度 5番30度 6番33度
これを組み合わせるにしても
本当に、人によって大きく異なる。
ロフトの立てられる ヘッドスピードのある人に
(37ms以上ある人)
とっては ロフトの大きなFWは距離が出やすいので
人によっては 11番ウッドですら
5番アイアンで飛ぶ人も少なくない
ヘッドスピードが速くても、ローテーションで打つ人
にとっては FWは厄介な代物で
シャフトからの重心位置のズレが少なくない ので
(ウッド形状が故に 重心が深い)
ロフトが増えるだけでなく、ヘッドは遅れ
右に向きやすい… ハイボールスライスになり易い
アイアンに比べ、ヘッドの奥行きがあるので
開いて入ってくると バンスが邪魔になり易い ので
ミスヒットの頻度が高いから 嫌い! になり易い。
そのような人にとっては 9番ウッド=6番アイアン
の距離になってしまう場合もある
これにまた ユーティリティクラブが入ると
複雑で、実際には ユーティリティクラブは
ローテーションをする人にとっては
FWではソールの奥行きがダフリの原因に
なって使えない というのが使われる 一番の理由で
使用用途と言う意味では非常に曖昧な存在だ。
蛇足ではあるが、過去に一世を風靡した
ロイヤルコレクションのFW は ソールのエンドが
カットされている事が 人気の原因だったと思う
逆に ロフトを立てられる人にとっては
ソールの奥行きは ミスの修正やロフトの安定
にもつながるし ウエッヂのバンスと同じ働きだから
フェアウェイウッドは重宝すると思う。
FW: 重心深い 重心高い
UT: 重心中位 重心低い
IR: 重心浅い 重心中位

こんな違いがある。。。
ボールは上がり易いが スピンは少な目
というのが ユーテイリティの特徴で
距離のコントロールと言うか 一定の距離が
打ち難いのが一番の問題点と言えるし
重心距離と重心深度の関係があまり良くないので
ボールは右に出やすい
(それを防ぐために 引っ掛けも出ると言うコト)
やはり ダフリが出難い のが利点なのだろう
(ローテーションをする人にとって だが)
また あまり 話題にはなりませんが
ユーティリティには ウッドのシャフトを使うモノと
アイアンのシャフトを使うモノに 分かれます。
ヘッド重量とシャフトの長さに大きな違いが出ます
ウッド用のモノは ヘッドは軽く 長め
アイアン用のモノは ヘッドは重め 短め
双方の対比 ではあるが
ウッド用のモノは 出球が高めで スピン少な目
アイアン用のモノは 出球が低めで スピン多め
ウッド用のモノが 前進目的で
アイアン用のモノが 距離を作るのが主目的
と考えるのが妥当だろう。
ですので、同じロフトであっても
それぞれ 異なる弾道になりますし、
用途も異なってくる と言えると思います。
オチの無い話になってしまったが
現在、ハミングバードでは
重心高めのユーティリティ
を開発中。。。 基本はアイアン型で
重心深度 15mm強 重心高さ 22mm強
ロフト角度25〜26度 位
重心距離は 弊社オリジナルHBS-10 よりも短く
FWよりも長いモノを設定中
FWの 9番と11番 の中間のモノ
しっかり弾道の高さが取れて
5番アイアン程度の距離を打つモノ
を 開発中〜〜〜です。
来月には発表出来ると思います。