俗称「鼓笛隊打法」をトライされている方
ブログをお読みの方の お悩みの一つに
「ヘッドを下げるな!」 「振るな!」
というのがあるでしょう
お気づきの方もいらっしゃると思いますが
実は 先日(どれかな)の記事は大きなヒントなのです
ゴルフを始められた方が
ショットをするための グリップやアドレスに
違和感を強く持たれたと思います
他のスポーツや日常にはあまりない握り・姿勢から
始める ゴルフショットは そこに大きな意味を持っています
ヘッドを下げるな!
では その反対の テークバック時にはどうしたのでしょう?
テークバックの目的の一つに
クラブの先端に付いた重量物〜ヘッドを重力に逆らい
高くし 位置エネルギーを確保する
というのがある訳ですが
他の運動等でもそうですが
上げたものは 放っておいても 下がります
わざと下げる必要はない訳です
ゴルフのショットの場合
その下がるエネルギーを
適切に 適時に ボールにぶつけてあげればいい訳で
自分から 下げに行く必要はない と断言できます
よく考えてください
アドレスには前傾姿勢が存在します
そして それを絶対条件に体の向きを変える訳で
傾きを維持したままで 体の向きを変えれば
その行為だけで クラブヘッドの位置を高くしたり
低くしたり することが可能です。
多少 普段と違う 不自由な姿勢から始めても
その理由は絶大で 大幅に スウィング動作を減らし
本来ある クラブの基本性能を引き出すことの出来る
前傾姿勢と向きの変更
クラブの横の動きも概ね上下の動きも
クラブの動きの殆どを 一挙に処理出来る
この基本ルールを守ることが 大変重要なのです
腕の仕事は 言ってしまえば
その動きを阻害しないために
クラブの長さを格納収容し そして適時に開放する
その程度の役割で
アマチュアが覚える過程では
利き腕 利き肘は 簡単で重要ですが
その 真の目的をしっかりつかまないと
結局のところ 動作を覚える
自分の運動の枠の中から抜け出すことは出来ないのでは
ないでしょうか
2010年08月
クラブはインサイドから?!
スライスが出るのはアウトサイドインだから
そんな言葉を普通に耳にしますよね…

この言葉自体が間違いを持っているのに
気付けているでしょうか・・・?
実は スウィングを構築するのに
この部分 非常に大きな要素なのです
クラブの水平な移動
単純な言葉にすれば クラブの横の動き
これを司っているのは
スライドを伴う 体の向きの変更
一般的な言葉で言えば 体の回転です
クラブの横の動きは
体の向きでしか 動かない
のが 普遍のルール だとしたら
クラブが アウトサイドから 入ったり
インサイドから 入ったり
種類が発生してしまうこと自体に
疑問を抱いて当然だと思います。
現実的には アウトやイン
色々な種類になるのは 確かなのですが
それは 体の向きの変更 →体の回転
の方法やタイミングが間違っているからで
決して 腕さばきの問題ではありません
腕 肘や手首などを使っての軌道の大きさを
変えることは可能ですが
軌道そのモノは
腕の動きとは全く関係ない のですが…
改善しなければいけないのが 体
なのにも係らず それを別な腕の動きで
修正してしまえば 問題そのものも
そしてそれに伴い派生する別な問題も
より複雑に多岐に渡ってしまいます
よく 誤ったレッスンで
クラブは置き去りにして
まず 腰(体)を回す! 腰を切る!
の動きを 正しく実践すれば
クラブは アウトサイドイン の軌道に
なって 正しいのです
その体幹の動きをそのままで
クラブヘッド軌道をインサイドからに
変えるのには クラブを寝かし
ロフトを開き ヘッドを自分の背後に
回り込ませなければならず
ショットするための手段の一つの「軌道」
の為に ヘッドの向き ロフト
そしてフェース面とボールの関係を
より複雑にした上に
インパクトまでの時間を失い
ものすごい 瞬間的な時間の中で
軌道を創るために 出来たツケを
補わなければならなくなります
クラブの動きをシンプルにしておけば
長い棒の先に ちょっと偏重した形状の
ヘッドと言う重りが付いた物質・・クラブを
重力に逆らい 水平に動かす
一番 自然の摂理に反する行為を
大きな筋肉な上 やや鈍重な部位
脚やお尻で 行えば
非常に リピート性能の高い動作に出来ると
言うのに それを 繊細な上
小さな筋肉・・・耐疲労性能の低い部位で
行うのですから
わざと高度 というか 難易度を上げて
今日は出来ても 明日は出来ない とか
練習の始めはいいけれど 終わりになってくると
とか リピート性能が低くなるように
自分から仕向けている と言えるでしょう。
結論から言うと
クラブは ボールの内側
・・・自分側から入ってきます
しかし その軌道は クラブの長さ等によって
あらかじめ 決まったもので
その軌道を確立するのには
正しい 体の向きの変更方法
そして クラブを持つ腕や肘等の
動く順序によって 決まっていくものです
スピードの罠
スピードを上げることで 飛ばそうとする
には 必ず ロフトの罠が待っている
スピードを 人為的に 上げれば 上げるほど
ロフトは開きやすくなる訳で
それにはライ角度や方向の問題と伴う
一生懸命 スピードを上げても
殆どの場合 骨折り損のくたびれ儲け になる
と 頭では 分かっている のよね
でも 結局 スピードを上げなければならない?!
のでしょ?!
ってことは 待ち合わせの場所
約束の時間に遅れているか
待ち合わせの場所か時間を 間違えているか
どちらか ってことだよね

まず テークアウェイ(バック)で
どうだった???
切り替えしの場所で 時間と場所は???
そこまで だいたい OK?! だったとしたら
インパクトに向けての 場所はどう?
忘れないで欲しいのは
おおむね すべてのものが右から左に動いている最中に
行う行為なのだから トップの位置から
目標にしている場所は
結果として 右にズレテいくんだよ
少し大げさに 左
合流地点を左に取っておかないと
結果的には 場所は右にずれるんだよ
そして 時間
これ 結構 忘れがちだよね
同時進行なんだけど
ヘッドも グリップも 体も
長さによる位置の差は合っても
同軸線上に同じ割合 動くんだよ
ヘッドの通る道のり グリップの通る道のり
それが 大きく 多く なっただけで
もう 合流地点には間に合わないよ
間に合わなければ 人為的に ブースト かけるしかない
そこがポイントなんじゃない?!
クラブヘッドは重さもあるし
シャフトも撓るから 遅れる よ
その 遅れを ねじれに変えない
横の遅れは そのまま 横の遅れに
ねじれに変えなければ 遅れて 縦から 入ってくるヘッドは
フェース面がボールを向いた状態で入ってくるでしょ
遅れ → ロフトの立ち というか 入射になる というか
ほら もう一度 Kプロのビデオ 見て

↓ ↓
↓ ↓
↓ ↓
参考になるかな?
これは 練習日
ラフからの6番?アイアンのショットだと思います
残り170ヤード位
プロ らしい振り応え ですね
やや低い弾道で
手前ワンクッションのナイスオン です
ややスロー再生が掛かっていますが
この位の振り感 で
アマチュアの飛ばし屋 位は
行ってみたい モノですし
重いヘッドのクラブであれば可能です
クラブヘッドを下に振らず
自然に落ちてきて
遅れてくるヘッドを
縦に遅らせ
ロフトを立てられる
日本の最後のプロかもしれません
パターテスト…
パターテストも大詰めを迎えました
トップブレードを少しぼかし気味にして
ライ角度 ロフト角度 バンス角度を
すこしセッティング変更しました
メッキも数種類の中から
検討中です
数種類のシャフトをテストした結果
このパター専用のシャフト を
作ることになりましたので
いま しばらくお待ちください
テスト用のボールに
ピナクルのゴールド
レイグランデ EXディスタンス
DDH ツアースペシャル
を使いましたが
まったく硬質感はありません
小さなストロークで
舐めるように転がるサマは
本当に独特で
ゆっくりと遠くまで転がる
同じラインをトレースする性能は
世界でも これ一本と言えるでしょう
一般的に L型パターは難しいと言われますが
やはり そこに基本が隠れているんだと思います
パターの変遷は L型から始まり
ピン型 へ となっていきますが
ヘッドをターンさせることを
容認した ピン型が
ゴルフの本質を歪めてしまったのかも
知れません
振り子式に振る人
タップ式に振る人にとっては
距離だけでなく 方向も
魔物 になってしまうかも…
オンリー刷毛塗式のみ です
データ的に見ても
今回の ハミングバード L型は
通常のピンタイプよりも 遥かにミスの寛容性が高く
やはり クラブヘッドにとって
重量と言うのは 本体価格 で
それ以外の 重心位置とかは
消費税 みたいなモノなんだなぁ
と実感します
思いっきり 完成の遅れの言い訳ですがね
体の向きの変更って・・・

例えば ですよ
ティーショットをミスって
ボールが 強烈なつま先あがりに止まっている
そして そのボールの高さは
ベルトと同じだったとします
グリーン周りのショットで
ボールはバンカーの淵に止まっていて
自分のスタンスはバンカーの中だったとします
ロフト ライの関係はちょっと逆転気味で
ロフト角度の方向に飛んじゃったり しますが
それは さておいて・・・
振り子で振りますか?
グリップを支点とした ローテーション使いますか?
ベルトの高さの傾斜に止まったショット


アドレス時の
自分から ヘッド(ボール)までの距離
セットした状態を基本に
腕も含めて クラブの長さを大きく変化させてしまうと
短ければ 空振り
長ければ モロに地面をヒットすることになります…
どのように打っても たくさん飛ばすことは
かなり難しいのは確かですが
この時 前傾はほとんど取らず
腕は伸ばしっぱなし
バランスの取れる範囲で
体の向きの変更で打ちませんか?
打つ距離の加減によっても 異なるとは思いますが
基本的には いつも フルショットで行っている
上半身の捩じりや遅れなど 作らず
俗に言う バッタンとドアスウィング しませんか
正しく 骨盤で動かせているか どうかは
別として 体の向きの変更でのみ
打とうとしませんか
多少 ロフト角度分 ボールは左に飛ぶとして
クラブを遅らせて ダウン?スウィングしたり
しないんじゃないですか?!
距離はある程度 あきらめて
クラブが長くなったり 短くなったり
遅らせたり 先に生かしたりせず
まずは 確実に ボールとヘッドが
コンタクトすることを優先するんじゃありませんか?
この場面で 欲張って スピード
回転のスピードを上げたりして
失敗した経験、ありませんか

*上の写真を 前傾分 傾けてみました
その時のショット 傾斜にあるボールを打つショット
と自分の通常のフルショット
手順は同じですか


ダウンスウィング での 手順は同じですか

二つを比べ 自分の回転する 向きを変えるスピードで
飛ばそうとしていませんか?
腰は動かしたのに クラブは置いてきていませんか?
ダウンスウィングで タメを作ろうとしていませんか?
ヘッド重量 それが落下することが 打撃エネルギー
本当に それを信じていますか?
その傾斜のショットに比べると 自分のアクセル加減で
ボールの飛ぶ距離を作ろうとしていませんか?
ボールの手前は空中 ボールの先は地面
その関係は同じなのに
アドレス時と比べ その空間の間合いや
腕の長さも含めたクラブの長さを変えようとしていませんか?
僕の知る限り
その傾斜でのショットと通常のショットを
ほぼ 同じ感覚で打てる人(距離の大小はともかく)は
数人いるか いないか で
刷毛塗は出来る(と自分で思っている)
でも フルショットとつながらない
フルショット出来るけど 飛ばない人 は
概ね この二つのショットは 別なモノ 別な力加減
別なスピード 別なエネルギー 別な動作 だと思いますがね
この 傾斜にあるボールを打つ ショットは
打てる最大の距離の大小を除けば
(重力エネルギーが使えない)
通常のフルショットとなんら変わりはないし
この傾斜のショットには 体の向きの方法や
刷毛塗の極意 前傾の意味 など
ものすごく 多くの秘密が隠れている
ヘッドとグリップの運動量
悶絶クラブを使って 飛ばそう
ってのは 何も「脳みそ筋肉のアンちゃん」のように
筋肉が引きちぎれる程 振って 300ヤードを
目指すわけでもないし
実際 コースの下りとか打ちおろし とか
ヤーデージの逆算とか サービスヤーデージとか
除けば 平らな所で 300ヤード打つ アマチュアは
ある種 アマチュアとは呼ばないしね…
おじさんたちの目指そう ってのは
そうね ドライバーだと語弊があるから
7番アイアンで140ヤードとか 130ヤードを
誰よりも軽〜く
遼君の 1/3位の振り応え で打ってしまおう ってので
簡単に 確実に 繰り返し
まるで 人を馬鹿にしたように 打ってしまおう
っていう奴です
で スピード≠飛距離
ってのは 言ってきたけれど
もうひとつネ
これ 更に難しいよ
技術的に と言うよりは
人間の欲求っていうか
飛ばしたい って気持ちと
真逆な行為だからね

タイトルにも書いたけれど
ヘッド(先端) とグリップエンド(後端)の
運動量を同じにすること
縦にも 横にも
クラブの長さ分の差はともかく
決して その長さで起こる差 以上の
運動量をヘッドにもたらしてはいけない!
横方向のイメージは割に付きやすい
と思うけれど
縦方向のイメージは難しいでしょ
クラブを縦にスライドさせる
これ 出来れば 完成みたいなもんだし・・・
特に縦の制御が難しいのは
より一層 視覚情報と脳内イメージに差があるからで
縦にスライドさせても
実際にボールを打てば
ヘッド部の方がたくさん動いて 見


出来かかっている人にとっては
このトリックは簡単に見破れるんだけど
現在 ダフリまくり
上がりまくり 当たらない
クラブが重〜い を体験中の方にとっては
Mr.マリックさんだよね
ここも 実は クラブを腕 右ひじで
先に動かす感覚が重要になってくるんだけど
それを乗り越えても ヘッドを縦に
シャフトを縦に振ってしまう人にとっては
難しいんだよね
その 俗に言うキャスティングの動き
よ〜く考えると 対処法 あるでしょ?
ヘッドを シャフトを縦に振るのなら
グリップを下げれば いいジャン?!
クラブは構造上 自分の方に鎌首をもたげているんだから
クラブヘッドの重さは クラブ全体を下に
動かす形状・・・
ヘッドや シャフトを縦に動かす形状じゃ ない!
その形状を利用して
そして 動かす順番 を考えれば
先に 右ひじを動かす つもり(程度)であれば
左にグリップを送る動きは = 下方向も伴う でしょ
先に行えば! ね
まだ 体が右を向いているうちに 動かし始めれば
→左 は ある種 →下(斜め)
更にね 良く頭を整理して貰いたいんだけど
前傾姿勢&体の向きの変更
これが 正しく保たれ 行われていれば
右向き → 正面向き
これだけの動きで グリップの位置
手の位置は下がる?? 低くなる訳じゃないですか…
クラブの重さ、ヘッドの重さ、そしてその形状
が加われば 下方向には
逆らわない限り プラスアルファで より下がるんでしょ
ヘッドを下げてしまったら
手は グリップは下げられないよ
ヘッドを下げてしまえば
まず 間違いなく 前傾姿勢は失うよ
そこ よく頭を整理しようよ

補足説明
直立脚を作る・・・
この行為は同時に
骨盤と大腿骨(軸足の)を切り離す行為
でも あるのです
飾りのない部分・・・
色々な事柄は 結果や表面のことの方が
当然 話題になりやすい

クラブだって 中身はほとんど無視され
お店でヘッドを上にして 売る時のため のみに
装飾が施され 視覚に訴えたり
インパクトの是非に限らず インパクト音などの
聴覚に訴える ことが今や主流である
オンプレーンスウィング理論と同じで
始めから アマチュアは正しく動かせない
それを 前提として 展開しているから
本当のクラブの機能、そしてそれを発揮させる方法よりも
正しくない使い方で 如何にゴルフをさせるか
という 商品が店頭に並ぶ
ある側面からすれば うまく使えないことを前提にする
クラブがあることは 決して悪いことではないけれど
それが メインストリーム と言うのは 少し寂しい…
ゴルフクラブだけに限らず
ボールがどのように飛ぶか 曲がるか 止まるか
確かに ゴルフの醍醐味はそこにある と言えるが
何でも ボールに近いところ
クラブに近いところで 解決しようとするのは
如何なものか・・・
ボールから一番離れた体の部位 脚
動きも鈍重な上に
効果もじんわりだし 退屈な動作 とも言える
クラブやボールも含め
上に乗っているモノ、すべての土台
上のものをすべて支えている動き
だから 上の動きがアンバランスであっても
それを 上手に下支えするだろう。
アクションと言う意味では
脚の微妙な動き と言うよりは
蹴り一発 と言うイメージが
脚の役割っぽいのかも知れない
そんなニュアンスやイメージがあるから
まったく動かさないことを良しとするか
非常にアクティブに動かすか
その どちらかなんだろう
正しい 脚の動きは そのどちらでもなく
ゆるりと動く
これから 出てくるであろう
股関節 と言う言葉があるけれど
人間の意志で 股関節その物を動かす訳では無く
左右の 大腿部(大たい骨) と 骨盤
の動き、そしてその差異 によって
股関節は稼働するので
動きとして 如何に 大腿部と骨盤を切り離せるか
という 地味で 退屈な動作が重要になる
そして それが
ゴルフクラブを水平に動かす
唯一の運動だと 言う認識を
片時も忘れないで欲しい
この動作は 何か別なもので
代替えすることも出来ないし
大きな部位がゆえに
ごまかしや飾りが使えず
地道に 刷り込んで覚えるしか
無いのかもしれない
ただ 人間の防衛本能に直結している部分でも
あるので それを 有効に使う手もあるだろう
Bristol-type
クラブの水平移動
クラブを横に移動…
スウィングを真上から見た時
背骨を支点とした 大きな円状の動き
は クラブ単体が動くことではなく
クラブを持った 自分の股関節から上の「体」が
向きを変えることによって 行う
これって昔から
レッドベターのボディターンスウィング でも
言われているし 100年前から不変の理論な訳で
もしかしたら オンプレーンスウィングなんかも
紆余曲折した形で それを表現したがって
いるのかも しれない・・・
コメントにも書いたけれど
本当は この部分をスキップして
刷毛塗りドリルの中に 内包したまま
通り過ぎてしまいたかったんだけれど
殆んどの 悶絶ゴルファーを見ていると
あぁ やっぱり ここが
全然 出来ていない〜〜〜
まるで 出来ていない〜〜〜
ここは スキップ出来ない〜〜〜
というところに行き着いてしまった・・・のだ
腕を振ってしまうのも
体が先に行ってしまうのも
クラブをスライドさせられないのも
ロフトを立てられないのも
前傾を維持出来ないのも
殆んどの 「出来ない!」
はここに辿り着いてしまうし
裏を返せば このキーワードで
頭の中が整理出来るかもしれない
確かに 覚えてしまえば
ヘッド重量やロフトなども
有効に使え 体を痛め難い
そして簡単がゆえ 繰り返し易い
という理想論が「鼓笛隊打法」だけれど
オンプレーンスウィングは開き直って
どうせアマチュアは体の向きの変更で
クラブを動かせない!んだから
腕でクラブを振らせてしまえ
という 短絡的で悲しいけれど…
技術的 肉体的難易度は高いけれど…
現実論なのかもしれない
腕(肩)は器用というか
万能選手だから そこに
覚えさせてしまえ
と言う意味では 同じなのかも???
もう 気付いているかもしれないけれど
刷毛塗りは ロフトを立て
クラブを上から入れる という
結果的なメリットと共に
クラブを短く使い
クラブやヘッドが重くならない様にし
その 体の向きの変更に
不必要な不可抗力を作らないコトを
内包している
だから 腕だけの
刷毛塗り単体は成功する人もいるけれど
いざ ショット! となると
その二つの動きが絡み合わない実例が
佃煮のように生まれて来る…
体の向きの変更が
打撃エネルギーのベクトル変更するのが
ゴルフショットだから
それを活かす為の腕さばきが非常に重要で
腕は小さな筋肉で
ゴルフクラブに非常に近い部位なので
直にゴルフクラブの不可抗力を受けてしまうから
重力に逆らい 横に重量を動かす役目を出来るだけ
大きな脚周りにさせなければならない
腕の漠然とした仕事は
昔の戦争で使った
大きな岩を敵の城に投げる
名前は良く分らないけれど
投てき兵器の先端部のような役割で
不必要な重さやベクトルを作らず
クラブを格納し 解放する
そんな動きが 刷毛塗り とも言える
この双方は 勿論密接に関係し
前傾を維持した上での
正しい体の向きが崩れれば
腕の生えている位置や高さが
本来の場所や関係で無くなってしまうので
双方出来なくなるし
クラブ位置や姿勢、長さなどを
不必要な不可抗力を生みだすように
腕を使えば
体の向きの変更に影響も出る。
上から見た時の
背骨からの同軸線上にヘッドがあり
同時進行で動いているコトを
基本に考えれば
余計な縦の動きの入り易い
クラブヘッドの動きは
道のりが立体的に長くなり易く
その結果、時間経過が合わず
体の向きの変更に対し
遅れて 体の右にずれて 捩じられてしまう
例えば ベルトのバックルに
洗濯バサミみたいなモノを挟み
そこに 針金や紙をくっつける
アドレス時に ボール方向
上の写真で言うと ← こちら方向を
向いているように 設営して
(その状態でボールを打っても差しさわりのない程度)
ボールをゆっくりと打ってみる…
僕もやってみたけど
殆ど同時 ちょっと通り過ぎた状態で
インパクトを迎える
自分の目線で その線(棒)は
常時 両腕の間から見えている
たぶん 悶絶している人の殆どは
この秀二棒と 腕で作る下への窓の関係は
左右にずれるだろうし
秀二棒がボールを向くのと
ボールを打つのとに 直接的な関係はないと思う
秀二棒が ボールを向いても
クラブはまだ トップの位置付近にあるんではないだろうか
飛ばない! と言う症状の方は
まず 間違いなく
右ひじを先に動かす
よりも 骨盤の上に乗っかった上半身を
骨盤通り 骨盤通り 骨盤の向き次第で
動かさない(無気力移動)ことが先決なのだと思う
右ひじを先に動かすのは その行程のもう一つ先に
あるのだから・・・
今は わざと遅らせている
(逆に動かしている)
わざとじゃないけど
そう訓練してきた
それを 同時・・・
イエイエ 骨盤の上に乗っているのだから
当然 骨盤の向き次第に移動する
→ 動かさない という事
それを 乗り越えた上で
今度は 今までとは反対に動かす!
二段階の訓練をしなきゃいけないってコトでしょ
back to BASIC
おへそ也、秀二也 がボールを通り越しても
ボールが打たれていないとなれば
好き! 嫌い! に関わらず
やりたい! やりたくない! に関わらず

で打つより ほかに選択肢が無い!
There is no choise! no other way!
想定よりも 速いスピードで振らないと 飛ばないうえ
早くしないと クラブは 落っこちてしまう・・・
この姿勢では あまりに複雑過ぎて
体の向きが一体 どこ?を向いているのか
分からないし 体に捩じりの動きが入っているから
横の向き以外に 上下の向きも発生している、
当然 前傾姿勢がどこにあるのかも 分からない・・・
シンプルじゃないあっち向いてホイ打法?!
右サイドは下がりながら
左サイドは上がりながら
右サイドは近づきながら
左サイドは離れながら
ボールをさばく のだから
ショットの是非はともかく 難易度は高い
その原因って 基礎中の基礎
クラブの横・水平方向の動き(前傾姿勢の角度)
を体の向きで行っていない からじゃないかしら…

ここは 一発 原点に立ち返り
前傾姿勢の維持 そして 体の向きの
正しい変更
と言うところに start all over
アドレスの姿勢を基本に
一切、腕を動かさず 肘も曲げず
素振り や 5mのショット。。。
*ここで 自分が ちゃんと
体の向きでクラブを動かせているか
*体で動かしているつもりで
腕の捻じりが入っていないか
*脚を使って 骨盤の向きを変えるのではなく
クラブの重さを使って 腕や肩で
体を誘導していないか
*両軸脚(直立脚) そして 向きの変更
その方法が理解出来ないのか
*その過程で 前傾姿勢が維持出来ず
体現出来ないのか
*それとも 腕の動きが邪魔をしているのか
*アドレスが悪いのか
*グリップのせいなのか
この基礎中の基礎の動作を
ゆっくりと ちゃんとこなせないと ね。
初心者であれば どの動作にしても
違和感があり これは「必須科目」と言えば
飽きずに 出来るまで 続けてくれるけど
一般的に そこそこボールが打てると自負する
ゴルファーに 違和感満載のこの基礎動作 を
出来るまで 身に付くまで 行え と言えば
形式上 数十球行い すぐに フルショット
し始めるでしょ・・・?!
楽しくないし 違和感バリバリだし
こんな事してまで スウィング改造したか ネエヨ!
って 殆んどのゴルファーは思うだろうな〜普通。
今のスウィング動作に ちょっと「味の素」振って
簡単に味付けを変えたい! って思っているのが
一般的なゴルファーなんじゃないかなぁ〜
その壁を乗り越えるか どうか って
技術力とか 身体能力とか 年齢では 無いと思うけど…
この動きが スウィングの憲法みたいなもので
それ以外の 法律や条例は
すべて これに従う これに準ずる
刷毛塗りは 主要な法律であって
スウィングの憲法ではないし
憲法を活かす為の 知恵みたいなものだと思う
この動作は確かに 基礎中の基礎だけれど
打ち手の行う動作の ほぼ85%の動きで
あとは 利き肘さばき だけ なのだから
スウィング動作の ABC であり
全てとも 確信を持って言える!
やっと"気付いた!" かな?!
通常は 2〜3週間前に 記事を書き
その時の状況に応じて 順番等を入れ替えたり
しているのですが
昨日の 質問 で 重要な部分に触れたので
そこについて 書いてみたいと思います
問題なのは 体の回転が先に行ってしまう
という事ではなく
体の回転 で クラブが動いていない という事では
ないかと思うのです
細かく 動きに ついて 順序付け していくことは
重要な様で 大した問題ではないと思います
理屈と言うよりも メカニズムを追い求めていく と
そうなる と言うだけで
メカニズムを無視して 順序だけ出来れば 良いという
のでは ないと思うのです

刷毛塗 の動きは
ロフトを変えず ヘッドの上下動も減らし
安定して ボールを捕まえるのには 重要な動きです。
しかし クラブ自体を移動させる
主たる動きではありません。
ゴルフクラブが 水平方向に移動する
主たる動きは スライド(左右の脚・靴・股関節)を軸とした
体の向きの変更です
体の向きの変更で クラブが 横(水平)に移動する
スウィング全体を真上から見たとき
概ね 背骨を軸とした 丸(円状)
*クラブや腕の長さ変化はちょっと棚に上げるとして
この動きのエンジンが
脚を使った 骨盤の向きの変更 で
行えない限り 順番も何もあったものじゃありませんし
例えば へそはボールを向いたのに
ボールを打っていない となると
後は 腕を振って クラブを動かして
ボールを打つ他 頼るものが無い!
刷毛塗 で クラブを スライドさせる訓練を
していたとしても
いざ フルショットになると
体ではなく 腕で
クラブを「振って」ボールを打つのであったら
刷毛塗の意味はあまりないし
その動きは ショットには反映されなくて当然だろう…
腕を右から 左に
ボールを横ビンタする動きで
ボールを打っている のが 当たり前
反復練習によって その難易度の高い動きを覚え
体に刷り込んだ としたら それを解除するのは
決して 簡単ではない とは思う
ゴルフショットを要約してみると
ボールを飛ばす 主たるエネルギーは
ヘッドの重量に 位置エネルギー(高さ)や
運動エネルギーが加わる、
→ 重量エネルギーの掛け算、
しかし 単に 重力方向にだけ
そのエネルギーを解放すると
ボールは地面に埋まるだけだから
体の向きの変更を同時に行うことによって
そのエネルギーを
水平方向にベクトル変換 してあげる
ゴルフクラブには ロフトや入射角度 という
エネルギーを 推進力・角度・回転 に分散させ
弾道や距離を打ち分ける機能が備わっているので
それを クラブごとに発揮させ
作ったエネルギーを
無駄なく 繰り返し 効率よく
伝えるため 刷毛塗 の動き
→ 右ひじのさばき
があり、また クラブは構造上
右から左への動きを得意としていないので
向きの変更に補足を加え
体から外れさせないためにも
刷毛塗は重要なのだけれど
あくまでも 主たる動きの補足要素が大きく
刷毛塗をする意味 というか
意義、大義 を失えば
やる必要も 実行することも出来ない
突き詰めていくと
クラブの横・水平方向の動きが
体の向きで行えていない
という事なんじゃないだろうか…
世の中は凄いことになっていた!
完全引きこもりをしていた
ハミングバードの店主が 流れ着いたヤシの実に乗り
本屋にたどり着きました…
バブル期の 1/3になってしまった
日本のゴルフ人口…
800万人も居ないと言われて久しい。。。
にもかかわらず 本屋の店頭には
見た事も無いような けったいなネーミングの
ゴルフ雑誌が溢れている
結構 厚手な月刊誌? なのかしら・・・
中身は ファッション誌というか
カタログ系のPR雑誌になっていて
ゴルフクラブとか スウィングなんかの
取り扱いは極端に少なかったりする
また ホンモノ志向のゴルフ雑誌は
以前にも 増して オンプレーンスウィング理論全盛

まるで オンプレーンスウィングで無ければ
ゴルフじゃない! と言わんばかり・・・

確かに ゴルフ雑誌は
看板を掲げて ゴルフの技術誌ですと言っている訳でも
ゴルフクラブの解説書と言っている訳でもない。
ゴルフに携わる情報を 営業ベースで
ランダムに載せているに過ぎない
毎週、毎月、発行される数百ページを穴を開けずに
埋めるのには 原稿料を払って 誰かのレッスンを載せる
とか 新しいグッズが出たら それを総ざらいお薦めする…
ただ 単に情報を垂れ流しているに過ぎない
それが 種類に関わらず 雑誌本来の姿である
そうは思うけれど
一般のアマチュアゴルファーがそれを
上手に判別出来るとも思えないから
ちょっと それを真似てしまうアマチュアを
余計なお世話で 心配になったりもする
ゴルファーに限らないけれど
日本人は情報を鵜呑みにしてしまう傾向が強いから
せめて このブログの読者だけでも
クラブとスウィング、そして体の構造を
絡ませて 想像を働かせ 推察をして
読んで貰いたい とも思う。
改めて言うまでも無いけれど
公になる情報の基本スタンスは
流した側に有益 なのであって
受け手には単に「ダシガラ」で有るコトが多い
と言う事を 忘れないで欲しい
ただ 無人島から数カ月振りに 世間を見た
店主にとっては
あまりに偏った「スウィング論」や
物悲しい程に誉めちぎった「ニュークラブ」宣伝は
お金に魂を売ってしまっている業界を見るようで
ちょっと怖い気がするので
またも 無人島に帰ってしまった訳だ

質問コーナー
1)フェアウェイ右サイドの「急斜面」(極端な前下がり)でした。ピンに向かって、足元より低いボールを打とうとしましたが、全くボールに当たりません。ボールの下をくぐっているのか、上を空振りしているのかさえ分からないくらいどうにもなりませんでした。仕方がないので、PWで左足上がりにして真横に向かって打ち出しておきました。
極端な前下がりの対処法をご教示ください。
ここら辺の質問 現場にいくと遭遇するわけですが
もう一つ 刷毛塗 鼓笛隊ショットを
深く理解していくヒントかもしれません
傾斜に応じて 前傾姿勢を変化させる必要性は出てくると思います
ただし その前傾姿勢の原則は 骨盤と大たい骨の角度であって
背骨を曲げることではない というのは忘れないでください
背骨を曲げないと 届かない状況の中では
すでにフルショットに近いものは 不可能だということ。
また 体の向きを変える動きには 人間の体の構造上
シフトの動きが不可欠…
端的に言えば シフトと向きの変更は
同意語であるという感覚、
ですから バランスを取れなくなるほど 傾斜がきつく なれば
”そのバランスを取れる範囲の中で” が
ショットの度合い と言うことに
なるでしょう。
正しい 前傾姿勢が取れる上で
アドレス時 ヘッドがボールの後ろにあるのであれば
この時点で ボールには届いているのですから
絶対に当たるのです。
背骨を曲げていない ある程度バランスの取れる状態
ということになれば 体の前にあるクラブ は
いつも体の前にある訳で その位置をずらさない限り
ボールには当たるはずです。
前傾姿勢を誤った姿勢で作ってしまい
誤った形で アドレスをセットしているのであれば
フルショットに近いショットが出来る余地がないのですから
頭を一度リセットする方法があるでしょう。
なんでもかんでも フルショット 出来るだけ前進
という気持ちは わからないでもない訳ですが
そこに打ち込んだ のは自分で
一打前のそこに打ち込んでしまったショットは
そのショットよりも難易度が低いにも拘らず
そこに打ってしまった のですから
そのショットの成功率は 更に低い
と言うことが原則論です。
正しい前傾も取れない
→背骨を曲げなければならない
体の向きの変更=サイドシフト すると バランスが取れない
ということになれば ショット というよりも
アウト/脱出 というのが優先事項になるのですから
刷毛塗 右ひじ版 を使って 前進する
その際ですが 距離と言う意味ではなく
ある程度 ロフトの小さな(キツイ)クラブの方が
……6番とか 7番とか
成功率も 距離把握もしやすくなるものです
なんでも ウエッヂ ウエッヂ という訳ではありません
☆補足
刷毛塗が上手くできているか
正しく出来ているか は
実は このような 不安定な足場で一番 露見してくる
*前傾姿勢を 正しい箇所で
取れているか は 絶対条件 とも言えるだろう*
上手くいかない人の場合
やはり クラブ シフト(もしくは回転)
の順序が悪いか
ダウンスウィングの始動を回転から 始めている可能性が
高いと思われる
また ショットが飛ぶようになった
と言う人も 単に ナイスタイミングで
アッパー軌道 上がり際にボールが拾えているだけで
このような 場面になると 途端に 手段がなくなってしまう
という事になると思う
スピードや力技で解決できない場面にこそ
このクラブ このショットの本領は 良い意味でも
悪い意味でも 発揮されると言えるだろう
2)これまた極端にアゴの高いバンカーに入りました。特に打ち方は変えずに打ったのですが、結果はアゴ直撃。状況によってはSWのフェースを開かなければいけないようなケースもあると思うのですがいかがでしょう?
正しい アドレス時での ロフトの開き方を知っていれば
いつも通りのショットで問題ありません
ほとんどの方のウエッヂでの
ロフトの開き方は フェースを右に向けているだけで
ロフトを開いているのではありません
ロフト と フェースの向きは
基本的に 別な機能なのですから…
3)「右肘の動かし方」ですがテイクアウェイの際、上腕を真横に上げる感じにしていますが、ブログを見ると「右肘は横に膨らませず、後ろにいる人に肘鉄する感じ」という記述があります。
どちらのイメージが正しいでしょうか?
言葉 と言うものは 難しいものですね
どちらも同じことを言っています
時間観念がない感覚では 真横
時間観念がある感覚では 後ろに肘鉄
そんな感じです
どちらも 腕立て伏せのように
肘を外に張るのですが
スウィングの時間の流れを考えると
結果的に 後ろの人に肘鉄をする感じでしょうし
体の向きを変更しないで腕だけの練習であれば
横・外に張るイメージ と言うことだと思います
基本はやっぱり単純発想…
こねくり回しても 結局は堂々巡りすることが多い訳で
単純な発想、もしくは 第一印象が一番 正解だったりする。
ゴルフクラブのヘッドは金属質 である
チタンからステン、炭素鋼
パターなんかも含めると 色々な素材がある。
アーメット鋼とかマレージング鋼なんて言うのは
ステンレス素材の亜種
昔は プラスチックのヘッドや圧縮した紙なんかも
あったんです。
そして ボールはゴム質
この二つの素材差を発揮させることは
実はシンプルだけれど 重要なことだと思う
それともう一つ
ボールの当たる フェース面は
バルジ とか ロール とか 有っても
基本的には 平面・・・平らな面で
ボールは 球体

双方の素材差と形状差 を考えていくと
平面で金属質のヘッド、フェースを
極端な円運動や支点運動させてしまうと
素材差も 形状差 も出てこないような気がする
丸いボールを丸く打ってしまえば
打つ部分が平らである意味合いはあまり感じられない
左右にも 上下にも 円に打ってしまえば
ボールには回転の運動が多く加えられてしまうので
ゴムと金属のゆがみ性能の特性はあまり発揮されない
打つ人が どう考えていようとも
ボールとヘッドの 素材 形状 は
それ以前の 大前提になる。
科学や演算技術が進んだ21世紀になっても
やっぱり それには大きな変化がない訳で
それを無視して 俺はこう打ちたいから!
って言われても まずは 現状把握が重要で
コンビニの前で タバコ吸っている中学生が
「お前には関係ないだろ!」レベルに等しいと思う。
ゴルフなんて遊びで そんなのどうでも良い!
とも思うけれど 少なくとも それを販売するメーカーや
ゴルフを教えて飯を食っている人は
そこら辺を踏まえたうえで ゴルフを語って貰いたい と思う。
上手くなりたい
出来る限り ゴルフを突き詰めてみたい
という オタクなゴルファーであれば
ウワベの カッコいい カタカナ言葉を気取るんじゃなくて
底辺にある 本当に単純な基本を見つめて欲しい と思う。
そんな宿題の解決の糸口は
必ず 逆の視点が考えてみること。
ゴルフクラブを使って ボールを打つ プレイヤー
と言う視線ではなく
ゴルフクラブを開発し これから ゴルフを普及させよう!
という 1800年代位の イギリス人にでも
なった気持ちで ゴルフクラブをどうすれば
より多くの方に 色々な種類の人たちに楽しんで貰えるか
そうするには どうしたらいいのか
そういう視点もたまには必要だと思うよ
肘使いをマスターしましょう
肘使いの達人が ショットの達人への一本道だと思います

両腕の肘は ゴルフのスウィングで
痛めやすい部位の代表です
体の動き という観点でスウィングを作った際
体 体 腰 腰 みたいに考えると
(一般的に言う 体って腰を同意語に感じられますが)
肘にクラブの重さや運動の負担のツケが回ります
そうではなくて
肘使いを主人公 に
体の動きを考えてあげる
そういう視点でもスウィングが構築できると思います
言葉で 文字で ニュアンスを伝えるのは
非常に難しいのですが
肘使い 特に 動かし方 よりも
動かす順序を考えた場合
早く動かすのと 速く動かすの では
大きく意味合いが違います
先日の記事をもう一度読んで頂きたいのですが
多くの人は 腕を一直線上にして
クラブが重くなっていくように 腕を伸ばしていこう
としていた のですから
遅いタイミングで 速く動かす 腕の感じを覚えています
*肘を伸ばすと クラブが体から離れていく
クラブが離れれば 長くなるのと同じですから
必然的に クラブは重くなっていきます
しかし 早いタイミングで動かすと
クラブが一番軽くなった状態で動かし始められる上に
ボールを打ちたい方向へと 重量のベクトルも働くので
速く クイックに動かす必要は一切ありません。
早く ゆっくりと 動かせば というか
きっかけさえ行えば 後は クラブの良い意味での
不可抗力が 腕の動きも司りますので
あんまり 自分で動かした実感は伴わないかもしれません。

遅いタイミングに動かして 重量感タップリ
充実感タップリで 倍加するクラブの重さと戦うか
早いタイミングで 無気力感を伴い
あまり実感のないショットをするのか は
始めの一歩 で決まってしまうでしょう
スウィングを会得しようとすると
多くの人は HOW ・・・どうやってばかりを気にして
WHEN ・・・いつ というのを おざなりにしてしまいます
スウィングのタイミング とか テンポ という言葉を
よく口にする割には いざ スウィングすると
どうやって動かすか ばかりに気を取られていると
タイミングとか テンポ なんて 自分以外
クラブも含めた他力本願になってしまう でしょう。
逆に どう動かすかは 不可抗力の影響が大きいのですが
いつ 動かすかは 自分で決めやすいと思うのです
素振りでも いいですし 10メートルのショットでも良いです
まず 肘の動き クラブの左へのスライドから
打ってみる トライ して見て下さい☆
想像力は大切だ!

この写真で 想像力を働かせて欲しいのです
一体 この次のアクションはどうなるんでしょう?
一見すると 十分体は回っているように見える?
まず そこが大きな誤り です
確かに 体はアドレスに比べると
正面向き では 有りませんが
この姿勢は アドレスから
肩から 左腕が右に動いただけで
それに 引っ張られて 体が動いただけ です
動いただけ と言っても ストレッチしたようなもので
前傾姿勢から考えれば 左肩は下がっていく…感じなのに
これでは 左肩は尖るように 上がっています
体の 側面で言えば
左サイドは伸び 右サイドは縮んでいます
左腕はクラブを支えているだけで
クラブの殆どの荷重は 右腕を通して
右サイドにがっちりと掛かっている訳で
もともと 縮まった右サイド
下がり目の右サイド に絡まると
もう 次のアクションは確定しているようなモノ!
上がっていく 左サイド
更に 下がっていく右サイド
ダウンスウィングの途中まで
フェース面は 空を向いたまま
ボールには ソールが向いている状態に
必然 で なります
ゴルフ と言うスポーツを見たことのない人にとっては
その光景は きっと ソールでボールを打つゲーム
なんだな って思う事でしょう
プロの スウィングに決して少なくないポジション です
さぞ 練習量のいるでしょうし
肘や首 腰へのメインテナンスも考えると
よほど 金銭的余裕がないと
選手寿命もあまり期待出来ないと思います
まして この方法は
パターストロークとつながりを持ちませんので
パターに多く悩みを抱え
中尺や長尺、変なグリップを採用することになるのだと
思います
肘 使 い
お悩みの方の平均値を取ると
体の上手な向きの変更 と 利き肘の使い方
に大きく分かれるところです。
・・・もちろん 複合技もありますが

典型的な右ひじの駄目な例ですが
腕の部位 肩 肘 手 が 一直線上
腕相撲のスタートの状態になってしまうと
腕を伸ばすのには 腕の中の筋肉を使う上
クラブを持っている手が自分から離れていく方向
即ち クラブが重くなっていく方向に働く
腕の中の小さな筋肉で動かす上 重くなるクラブ
→ これではうまくいく筈がありません
腕を伸ばしていく過程の中で
右の掌の向きが 開く方向、開く方向へと
動きやすく クラブを重くする
クラブの位置そのものも より右へずらす
原因になると言えるでしょう
正しくは この写真のように
腕立て伏せの右腕になると

主に背中側の筋肉によって
行われるようになります
二つの写真を見比べると
この次のアクションで
クラブがどんな姿勢差になるか 想像がつくと思います
右の掌が 始めから ボールを向いていて
その向きが大きく変わらず カメハメ波のように
運動エネルギーや重量が ボール方向に使いやすくなります
また左に動かす際に 前傾姿勢のせいで 左には 下
という 要素も加わっているので より負荷としては
小さなものを より大きな筋肉で 一点集中に
使いやすくなると思います
肘を曲げる 伸ばす という意識よりも
上腕を上げる 下げる という方が良いかもしれません。
とかく 日本のゴルフは 左腕を使え
右腕を使うな という縛りがキツく
多くのゴルファーには 右腕を使うタブー意識があるようで
なかなか うまくいかないと思いますが
ここは 鼓笛隊打法 刷毛塗ショット のカギに
なりますので その意識を乗り越えてください
また これを遂行するのには
どう動かすかよりも いつ動かすか の方が
主導権を握っているとも言えるでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=kQY4mhW1I3o
量を問わず 肘が先
肘がショットの始まり と意識して下さい
体を先にして クラブを出来るだけ重くし
小さな腕周りの筋肉で ボールを打つか
クラブの重さに釣られ 重力を利用して
少ない労力でボールを打つか は
スタートの順序で決まると言えるでしょう
視覚情報のトリック


傍目で見ていると
クラブは ← この方向から ↓
この方向に 振り子のように動きました。
時計の針で言うと 9時から 6時に動いたのですが
体の含め 今一度 見て頂くと
実は 打ち手は 前傾を保ったまま 体の向きを変えただけで
クラブその物 クラブ「だけ」を動かしたわけではありません。
傾きによる クラブの高低の差を除けば
クラブと体の位置関係は全く動いていない と言えるのです。
もしも 常時 体の向きの変化の外枠に位置するレールと
移動式な滑車か何かで 例えば バックルに磁石を付け
それの向きの応じて 撮る位置が移動するカメラがあれば
クラブはほとんど動いておらず ゴルフショットと見えない
ただのアドレス静止画に見えてしまうかもしれません。
では次のサンプルにいってみましょう


この二つの画像も
基本になる 前傾姿勢
そして 時間の経過に伴う 体の向きの
変更によって
あくまでも画像内の
クラブの位置が移動しただけで
体とクラブの位置関係は
上下の高さ関係ですら 意図的には
変化していない

画像内の ← → この方向には
基本である前傾姿勢が伴いますから
この状態であれば → こちらへは
下方向の作用が伴います
ですから 先端に重りの付いている ゴルフクラブは
基本になる傾き以上に 不可抗力として 下へと
移動しやすくなっているだけで
クラブヘッドは 自分の方に鎌首をもたげている形状に
なっている限り クラブヘッドの重量は
ヘッドその物を下げるだけでなく クラブソノモノを下げる
不可抗力としても働いているので
グリップの位置が 外力として下がり
この連続する二つの画像を作っているのです。
このショット ですら
利き肘の動き もしくは利き腕の上腕の下げ
そして 全体の重さに操られた 左足へのスライド
主として回転の伴わない左足方向へのスライド
それによって 自然なバランス感覚による
右向きのほどけ
その一連の動作が 意図とあまり関係なく
クラブの作り出す外力・不可抗力によって
流れを「作り出されて」いるのであって
体をアクティブに動かしている
率先的に動かしている訳ではないのです。
まして クラブは 左右 だけでなく
上下方向にも ほとんど動かしている感覚はないはずです
スペック って…
たかがスペック されどスペックだと思います。
重心距離がなんチャラ・・・
ロフトがなんチャラ・・・ フェース角度がなんチャラ・・・
って 正しいクラブの使い方をした時にのみ
効果がある訳で
最近 話題になるウエッヂの溝の問題だって
スピンって何だ?! スピンが利くってどういう事?!
って 分かっていなければ まったくナンセンスだと思います。

スペックって言うのは
クラブを販売する際の 単に宣伝文句の一つ で
決して 「魔法」ではありません。
角溝のウエッヂにすれば 自動的に
スピンが掛かる訳でもありませんし
ロフト8度にすれば 自動的に弾道が
低くなるはずもありませんし
シャフトを硬くすれば 飛距離が自動的に
増す訳もありません。
確かに 日本には 言霊 的な発想があるのは
理解できますが 願望として 角溝さえ持てば
スピンが掛かるのであれば 極論になってしまいますが
実際に 打つ必要 がなくなってしまうのと同じです。
ま 確かに 憲法9条さえ あれば 平和が保たれている
なんて のたまう人も後を絶たない国ですから
なんとなく 分かるんですが…
車であっても ブレーキ性能がよく アンチブレーキが付いていて
ICによる車間距離のセンサーなんてのも存在しますが
結局は そのメカニズムはすべて補助機能であって
やっぱり 運転者のモラルとか 当たり前のメカニズムを
知っていることが安全運転の第一条件だと思うのです。
お宅の車は こんなにうたい文句で 事故回避を全面に
押し出していたけど 結局は事故を起こした
訴えてやる! と言っているのと同じです
何でも スペック通りな性能が出るのは
それを 当たり前な使い方をした時 のみで
僕の見る限り ロフト みたいな単純なスペックでも
それを 表示通り 多少の誤差はあっても 表示通りに
使えているゴルファーは プロも含めて 絶滅危惧種 なのが
2010年の世界のゴルフ界の現状です
僕は 道具 というのは
その使う目的を簡単に達成できる
労力を軽減出来る
危険を回避できる そう言うモノだと思いますが
もう一つ 正しくその目的に沿った使い方を教えてくれる
という そのモノだけの大きな機能だと思っています
正しい使い方をした時に
よくやったね☆ って絶大な効果を発揮し
目的にそぐわない 使い方をした時に
はっきりと 駄目出し をすることは
専用の道具の 一番大きな機能だと思うのです。
最近のゴルフ用品界は お金の為に 買い手に迎合し
正しいことを正しい 悪いことを悪い
と言えなくなってしまっています。
ゆえに こすり打っても止まるクラブ
こすり打っても止まるボール
一見 便利かも知れませんが
正しく 扱い 正しく打った時に 効能を発揮しない
クラブでは ゴルフという文化
ゴルフという遊びを衰退させる 大きな原因になってしまい
ごまかしでも 打ててしまう ことは
正しくボールを打てる 本来の喜びを失わせてしまう
と僕は確信しています。
よく 車なんかでも ウワベだけの人ほど
馬力が幾つとか 何とか性能がどうとか 言うモノで
本当に車を理解している人にとっては
もっと 単純な基本の方が重要だと言います。
時代が変わり いずれ ゴルフにしても
そんなもの どうでも良くなってしまう かも知れませんが
先人達の残してくれたメッセージに
耳を傾けつつ 本当の娯楽を味わう人達がいても
良いのではないか と独り思うのでありました。
悶絶との初デート 二例
結果は… 店長の期待通り撃沈でした。
練習場では味わえなかった、本当の悶絶を経験してきました。
朝の練習では何とかなるかな?と思ったんですが、スタートすると、もう、どうにもならないと言った感じでした。当たらない、飛ばない、上がらない、上がりすぎる…etc
5Wでは2回も空振りしましたし、酷い時はソール当たったり、45度右に飛んだり、考えられないミスが出ました。ど〜しても打ち急いでしまったり、ボールを観すぎたりするんです。
ゴルフ人生で2番目に沢山叩いてしまいましたよ(+_+)
でも、たまにすごくいい当たりもあったりするので(5Wで220Yくらい飛んだり、ショートホール6Iで188Yをピン1mにつけたり)訳が分からなくなってしまいました…
新悶絶セット…… ほんとに恐ろしいですね。
仲良くなれる日が来るのでしょうか??
初ラウンドの感想を記します。
1.事前の準備
クラブヘッドのトウを上にして、縦振りを50回程度やりました。
結構動いたと思ってましたが、電話でお話した感じではまだまだのようですね。
2.ラウンド前練習にて
1W、9W、6番8番アイアンを持って行きました。
ウッドはともかく、アイアンは左へ飛び、巻くという感じ。距離も出ていない。
まあ、シャフトが馴染んでないのでしょう。
3.ラウンド
1Wは距離は出てないが、打ちやすい。球筋が大変美しい。
右プッシュで距離が出たのが1球。まあ、当たり前。
アイアンもそうでしたが、FWもダフリがなかったと思います。
ちょろも1球だけだった?
アイアンは距離が足らず、左へ行ってました。
今のところ、シャフトがばらけるまで待ちます。
前回のクラブでもそうでしたが、これまでに20回ぐらいしか打ってない番手
(サンドウエッジとか)がありました。
暑くて嫌だけど練習場行ってきますかね。
今週、水木、土日月と7ラウンドぐらいできると思いますので、ドライバーは
シャフトが馴染んでくると思ってます。
縦チーピンでるかな?夏休みの宿題 その2
2・縦振りしなくても、ヘッドはボールに届く?
前傾姿勢があるのでボールの高さは足元ではなく下腹部あたりにあるのは解ります。
トップオブスインングで右が高く左が低い事も解ります(=ダウンブロー)。
つまり、それはディッシュアングルをほどくな(=維持する)ということでしょうか?
禁止事項を七夕の短冊のように並べても
気持ちの良いものではありません
○○○するな! ではなく それをしなくても良い方法
スウィング中に掛かる不可抗力にあがなう、対抗することではなく
その不可抗力に誘われて 正しく打ってしまう方法を見つけるべきです
つまり オンタイムなそのものを修正することではなく
それ以前のクラブ姿勢など 準備、下ごしらえの時点で
成功し易い方法を見つけるべきです
今回の場合
前傾姿勢および 体の向きの変更が
クラブヘッドとボールを自然にコンタクトさせる
という行為なのですが
緩やかなショットで 加速を伴わないショットで
腕や肘などの クラブの高さ変化を作らない
その前傾と向き変化のみで
ボールを打ってみる というのはどうでしょうか・・・
それが 掴めるようになると
逆に 何が それを阻害するのか 見えてくるのではないでしょうか・・・
3.ワイングラスの左側でクラブを操作する。
おそらく、ヘッドは左腕よりも左側に落とす(実際はヘッド重量があるので遅れる)と同じ意味ですよね?
右から左への移動が苦手(ヘッドを振ってスピードを上げるとフェースが開く、重力方向に対してクラブが長くなる)も言葉としては理解しています。
[ハミングバードスポルテ]
クラブはいつも 左手よりも左側
この基本になるのは
クラブも含め 腕はいつも体の前にあるということ
そして 両腕はいつも同じ高さ関係にあるということです
おっしゃる通り 今回の3個の課題は
ある部分 同じことを言っていて
ロフトを立てて、もしくは 入射角度に対して正規なロフト
を達成できれば 同時に解決します
まずは 方法を問わず ロフトを立ててみる
右方向に低いライナーボールを打ってみる訓練は如何ですか・・・
乗り越えてしまうと アホらしくなるほど
簡単な方法で 答えは目の前に落ちています
特に、2と3について、ブレーク・スルーはないでしょうか?(1は2と3が解決すれば、解はあると思っています)。
習得プロセスについて....
ドライビングレンジで結果をもとに、スイングの善し悪しを判断する。
球数を打って上達する(というか満足する)。
は改めようと思っています。
夏休みの宿題 その1
毎日、ブログを楽しませて頂いています。
但し、いまだ悶絶中です(勉強中です)。
ブログで教えて頂いていることが、言葉の意味としては理解していますが、原理を理解していない&体感できていません。
(考える習慣がついていない事を痛感しています)
具体的にには
1. スピード≠飛距離であることを体感できていない(ご説明の意味(言葉として)は理解しています)。
[ハミングバードスポルテ]
スピード≠飛距離 と直接的なニュアンスではなく
スピードを出したとしても それが距離に転嫁出来ない方法では
その労力はあまり意味を成しません。
ゴルフクラブは その重量配分やヘッドの形状から
スピードをむやみに上げると ロフトが開く特性を
「強く」持っています
何度も説明していますので ご存じだとは思いますが
たとえば 135メートル ボールを水平移動させるよりも
高さ135メートルを出すことのほうがエネルギーが必要ですし
外周13.5センチの一回転を1000回転させるほうが
何倍もエネルギーが必要になるのです。
ダイレクトにスピードを上げないようにすること ではなくて
それともまったく発想の異なる 違う視点の部分に
ここの部分の解決方法があるように思えます。
→例えば ロフト・・・ ロフトはクラブの持っている機能です
重さやスピードなどのエネルギーを
スピンや高さ、飛距離に分配する機能ですが
傍から見ていると ロフトの大きなモノは
ボールの下のほうに入るように見えます。
しかし それは ロフトがそう見せているだけで
扱う側は 例え20度のロフトのクラブでも
60度のロフトのクラブでも 同じように扱う
が クラブの変換機能によって 弾道や距離が異なる
そう シンプルにするべきだと思います
ロフトの立ったクラブは ボールの上や横に入れ
ロフトの寝たクラブなどは ボールの下のほうに入れようとする
これでは クラブの機能と重複してしまい
本来の クラブの機能を果たさないばかりか
その影響は すべてのショットに及ぼされてしまいます。
7番アイアンで 通常130ヤード打っている方が
遊びで 160ヤードに挑戦する場合
30ヤード分 スピードを上げることではなく
160ヤード飛ぶクラブの ロフトでインパクトすることに
単純なる秘密が隠れていると思います
自分の本来打とうとしている距離を
最低限の高さ スピン スピードで
打つこと ・・・ それが練習なのだと思います
最大限の高さ スピン スピードで
打つ訓練・・・これでは毎回背伸びしなければならず
本当の距離や 練習そのものの意義も疑問符が付きます
インパクトの発想
長年 僕の考えている インパクトのイメージ
どのようにインパクトに入ってくるのか 迎えるのか
を説明してみよう。
僕はゴルフショットを考える場合
人間の動き、人間の動き先に有りき とは考えない
どちらかと言うと 物の動きや働きが先で
じゃぁ それを果たすのには人間はどうするの と考える
インパクトのイメージは
宇宙ステーションとか そういうもののドッキング
のようなイメージを考えている

ドッキングする という意味ではなくて
例えば 何年も前に打ち上げてソ連製の宇宙基地を
回収するため ドッキングしよう というプロジェクト
相手はドッキングすることを想定して作っていないから
何か工夫しなければならない
また そいつは 土星なりの周回軌道を回っていて
このチャンスを逃すと また数年後か
ことと場合によっては 永遠に回収チャンスを失う・・・
どんな方法が最善だろう?
絶対に。 なんて言葉は使えないけれど
一番 失敗しない方法はなんだろう。
ゴルフと絡ませて考えると
ボールがあって 打つ方向がある
打つ物の接触部は平面
打たれる物の接触部は曲面
打つ物は金属、打たれる物はゴム質・・・
一番確実にコンタクトし
互いの形状や素材も考慮に入れ
一番エネルギーのロスが少なく効率的に
遠くへ そして次のショットにつながる
繰り返せる方法はなんだろう・・・
ローテーション
直前まで 打つ面であるフェースが
打たれる物体ボールと正対しておらず
接触直前に 瞬間芸で向けるような
そんな方法を NASAは決して採用しないだろう・・・
できる限り コンタクト部同士が
長い時間 向き合い 角度などが合うように
ドッキングするような方法を模索するだろう
ジョイント部が凸と凹だったりすれば
その部分の角度がびったり揃うのは一瞬だ
宇宙空間では 双方回転していたりするわけで
非常に難しいだろう・・・
出来ることなら その凸凹接続角度と
同じ角度で 双方をコンタクトさせたい だろう。
いつも成功するとは限らないけれど
科学的にも 物理的にも そして常識的にも
一番安全な 確立の高い方法を目指すから
成功したのち それがフィードバックされ
技術になってゆくし 進化も遂げていくのだと思う
職人芸をなくしてしまえ!
という意味合いではないけれど
遠隔操作の瞬間芸のようなものを訓練するのは
ゴルフには適さないような気がしてならない
ドッキングする宇宙ステーションに限らず
モノ って 必ず使い方や動かし方に沿った
形状になる訳で
使いやすい様 動かしやすい様に作ります
それを無視してしまったんでは
その モノ を使う意味も失ってしまいます
Danny-Boy by George Benson
体の向きと出球の関係
まずはコチラをご覧ください
幾つか質問にも有りましたが
アドレス時の体の向きと
目標とするボールの飛び出る方向・・・
この画像のように 上から見た時の
シャフトの向き


この動きの原動力が体の向きの変更
・・・脚さばきによる 骨盤の向きの変更で
行われない限り
基本的には アドレスの向きの重要性は
低いと言えるでしょう
上から見る シャフトの向きの変わりを
腕さばき 腕のロール で行うのであれば
特に アドレスとボールの出球の向きに
直接的な関連性はなく
無限なバリエーションから 出球の方向が
生まれてしまいますので
ともかく 持続的な練習が必要です。
理想的には ヘッドの高さ変化は除き
体 上半身 骨盤 に対し
フェース面は直角な関係にある訳で
出来る限り スウィング中、動作中は
その関係を維持しておく必要があります
昨今 流行りの オンプレーンスウィングでは
この一番肝心な部分が 腕の役割になってしまい
スピードも腕で加速させる上に
ライ角度やロフト角度など
弾道を決める要素も 腕の役割になり
飛ばすには高速にしなければならず
高速にすると その調整が難しい という
ぐるぐるモンド の罠にハマってしまいます
何度も言っていますが
ゴルフクラブは無機質な物体で
機械仕掛けでも 電子仕掛けでもありません。
その形状や重量の配分 そのモノが機能で
最近のクラブの宣伝の仕方では
まるで 目に見えない機能が内部に詰まっている
そんな風に思っているのかもしれませんが
非常にシンプルな機構になっているのです。
オンプレーンスウィングの切り返しでは
フェース面が概ね空を向きます
ここから 人間は左回りの動きをしていく訳ですが
空を向いた状態のクラブは
自分の右側・・・背中側に回り込もうとしてしまいます
自分では 降ろしてきた「筈」のクラブも
実は 降ろしてきたのは「グリップ」だけで
ヘッドは置き去りになってしまいます
クラブヘッドは下がるには 下がりますが
その場で真下に下がろうとしてしまいますから
ヘッドと自分の体との位置関係は
より離れ 右に右にヘッドは回り込んでいきます

自分では ローテーションなんか するつもりは
一切無くても このままでは ソールがボールに
向いてしまいますので
90度 立体的にクラブを捩じり戻す必要が出てきます
面白いモノで その状態は
ゴルフスウィング中 一番クラブが長く 重く
動かない状態になってしまうので
動かそうとすれば するほど
自分の体の向きとのギャップは広がるのです
目標としてでは無く、結果としての自己ベスト更新
夏は高原ゴルフか早朝スルーに限りますねぇ。
先日来の反省を生かして、スコアにこだわらずクラブの声に耳を傾けてプレーしてみました。
するとどうでしょう、不思議なことにスコアが中々良いのです。
44・44の88(29)ベストを3つも更新してしまいました。
しかもそのベストはスイング破壊兵器で出したスコアです。
HBSクラブでは100がベストでした。
ボールは地面に無い事と秀二の向き、シンプルにその2点を意識して構えます。
ドライバーも楽に飛んでます。なんでそんなにゆっくり振るの?と言われます。楽しい。
アイアンも狙った距離は自分のレベルでほぼ打ててます。ワクワクです。
アプローチも楽しいです。
パターももちろん楽しいです。止まりそうで止まらないね、特に最後の1メートルが伸びるねぇと言われます。
SWで無理して上げずに9鉄で転がしたら、10ヤードちょいのチップインボギーが有りました。嬉しい。
後半OB後のプレイング4から93ヤードがp/sでチップインパーでした。何というラッキー。
HBSクラブのOBの特徴は、まっすぐ迷いなくOBに突き進むって事でしょうか。
構えが間違えてるんですよね。
ドライバーのOB弾3発その内1発はかろうじてセーフ。
FWのOB1発でした。
一緒に回った先輩が「ヘルニアだからさ」と言ってドライバーをラウンド中3〜4回しか痛くて振れません。
FWも届かないのが分かってるから力んでOB連発で痛たましかったです。
帰ったら整骨院に行くと言ってました。何の為に我慢大会みたいなゴルフするんでしょうねぇ。
楽しいゴルフライフをありがとうございます。
追伸*
初対面の方と組になると打つ前から大事なことを再確認出来るので有りがたいです。
相手「こんなぐにゃぐにゃで振れるんですか?」
私「振ると管理出来ないので、そのまま上げてそのまま下ろしたいんですそのためには前傾姿勢を保つ為に股関節と右ひじの使い方がキモになります」
相手「あぁ、このしなり戻りで打つんですね?」
私「いいえ、地面に有るけど地面に無いボールを拾ってくれるしなりです、しなり戻りで打つ訳では有りません」(ディッシュアングルを意識)
この再確認がクラブの声を聞くことに役立ちました。混乱させてると思うので「禅問答でごめんなさい」と必ず伝える様にしてます。
ありがたやありがたや(^人^)
ウフフフの続き
ちなみに 少数ですが 左用も作る予定… です
お勉強の時間です
無作為に 日本ゴルファー1000人を捕まえて
振り子 と ゴルフスウィングの 関係 と聞けば
9割以上の人が YES と答えるでしょう

この絵のような 状態で 先端にクラブを取りつけ
ボールとの関係を考えてみましょう
例えば 55度のウエッヂ
この状態で 地面に有るボールを上手に打つ? とすると
イメージしてみれば 分りますが
エネルギーの大半は ↑ 上に逃げます
スピンもそうですが この関係では
ボールがゴム質 ヘッドが金属質 である
その素材差も出ませんし
ボールは球体 ヘッドの打面は平面 であることの
形状差も出ません
エネルギーは ボールが球体である限り
回転エネルギーに 俗に言う ギア効果に逃げてしまいます
ロフトが 60〜70度 となってくると
ボールが後ろに飛ぶ、と言うか逃げてしまう可能性も
否めないところです
この絵では クラブがグリップエンドを支点に
ブランブラン と動いているのですが
少なくない人は この動きをシャフトの走り とか
本当は自分でも分っていない 用語を当てはめています
前にも何度も説明していますが
絵通りであっても ロフト変化 打点の高低変化
もし シャフトのしなり 撓り戻りだとすると
クラブの形状からして 左右の向きの変化
クラブの長さ変化 まで 伴う訳で
上手く打つ → それを繰り返し 自分のモノにする
のは 超難易度な曲芸 というか
人間の限界に挑戦しているようなモノ だと思いませんか
確かに ロフトの立ったモノで行えば
クラブの長さも長く 弧も大きく緩いですから
前に飛ぶ率は高くなりますが
ゴルフは 10度のクラブから 60度のクラブ迄を
駆使して 遊ぶ訳で
10度では通用したとしても(本当は間違っていますが)
30度になると怪しく 50度では駄目な方法
となると ロフトに応じた打撃方法を
その都度 使い分けなければならなくなり
やはり 人間の限界に挑戦することになります
もういい加減 振り子から脱しませんか?
もういい加減 良く分らない シャフトの走り とか
ヘッドの走り みたいな 内容は分らないけれど
ちょっと 上手そうに見えるから 見栄だけで
使う言葉に 自分自身が罠に落ちてしまうの
辞めませんかねぇ〜