『自分としてはトップでロック、
そのまま回転を意識してやっているのですが、
動画見てグリップの遅れに驚いています。
自分的には結構気持ちよくショットしているのですが、
もっとトップからの動き出しに課題ありということでしょうか?
アドバイスいただけると幸いです。』
全体としては とっても良い仕上がり だと思います。
飛距離もそこそこ 出ていそう ?? ですか❓
そのソブリは垣間見えるのですが、手で振っている訳でもなく
フェースローテーションも
ただ 仰る通り 切り返しから、
からだの回転に対し グリップや腕、クラブが置き去りになってしまい
その結果、入射が緩くなり 左曲がりがキツイ とか、
スライスはでなさそうですね…
飛ぶけどボールが浮き難い 等細かい問題は出ているのかなと推察します。
腕やグリップの遅れ は インパクト付近で
手で振るための準備の記憶、尻尾だった尾てい骨のようなモノ
だとも言えますが、一応、用心のため、
今のうちに消しておきましょう。
ただ ちょっとスイング感覚 としては 高度です。
技術的には難しくありません、むしろ、簡単ですが、
感覚として 「感覚のない、実感のない感覚を掴む」
と言う得体の知れないモノ というコトです。
トップの位置も悪くないです。
でも 切り返し、ダウンのコトを考えると
ヘッドの方がグリップよりも高い を維持したうえで
もう少しフラット、の方が良いかも知れません。
少なくとも 「通す道」が感覚的に掴めるまでの
応急措置的な、危険回避的な部分ですが、
グリップの遅れ(尾てい骨のような)は コースに出ると
手打ち、手振りとして顔を出す可能性があるので
今よりも ややフラットなグリップ位置 で
右向きを誘発し、ダウンスイングの時間と空間を
少しでも確保しておいた方が安全です。
問題の課題部分ですが、

ここまでは問題ありません。
➁ロックした腕とクラブをからだの回転で…
その行為そのものは 努力されていると思いますし、
おそらく そのせいで 距離とか、弾道になにがしかの結果
良い感じが出ているのではないかと思います。
➂さて ココ です
ロックした腕とクラブを からだの回転で送る方向、
移動させる方向、移動先、導く方向が
横方向、この場合はボール方向になってしまい、
遠回りになってしまっているので
先頭である左半身の動きが滞っています。
故に 腕が遅れる、
また 回転が右半身主体の後輪駆動気味 になっています。

まず 意識として からだの回転は
足を主体とした からだ全体の向きが
私たちの年齢にはより良い と思いますが、
出来れば 左半身、この場合は前輪駆動だと思ってください。
右半身はその場に置き去り…にする位、
意識として 右半身と左半身のアコーディオンを開く(伸ばす)
ようなイメージです(当然、実際には両方動きます)
また 足腰、主体の回転に対し、
クラブや腕の生えた 重さ(負荷)の掛かり易い 肩部分は
遅れガチ ですので、
✋からだの開きを怖がらず、途中で止めることなく
一気に左向きになるところまで廻ってみて下さい。
左へのシフト が伴いますが、
廻る と シフト にはっきりした順序は無く、
混じり合ったモノ です。
体が開くのを恐れず、積極的に左サイドを動かせば
概ね 体重移動はくっ付いてきます。
(フェースの円弧に対する外向き感、お忘れなく❕)
ここまでで 解決する可能性も十分あります。
十分ありますが、一応 念のために
腕で動かす訳ではありませんが、グリップを、クラブを
腕を通す道 について 後編で書きます、ね。
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