腰から廻る(廻り始める)
もしくは 足を使って骨盤を動かす、
に 肩、胴体の動きが伴わないケースをよく見かけます。


からだの向きの変更を考えてみよう_Moment(4)からだの向きの変更を考えてみよう_Moment(5)







その多くは 世に言われる
アウトサイドイン になるケースが多いようで
私、自身が実験してみますと
確かに 腰から廻ろうとすると
その間は 腕は動かし難く(肘の曲げ伸ばしが効かず)
クラブは 寝てしまい易いので
外から引っ掻くような形になり易いのは確かです。 

このまま打ったのでは
 ど開きのロブっぽいショットになるか
 腰を開いた方に過激に引っかかるか
アドレスの方向、目標方向に近い方に打つとなると
適度に閉じ、やや多めのロフト加減で打つしか ないのでしょう。

そこから考えると
今どき の シャローイング のスイングが
話題になるのも理解出来ます。

からだを廻す根本(理由)は
 ボールを打つため クラブを持った腕、グリップを
 動かす事で、からだそのものを廻す・向きを変えるコト
 では無いと思うのですが、
その理由を無視して 問題を先送り、
 ⇒ 外から入る
 ⇒ 寝かして インサイド
 ⇒ からだを止め 過度なヘッドターン
にするのは かなり無理があると思います。

多くの人が 手で打ちたい とは思っていない、
からだの回転で打ちたい、回転を利用したい、
のですが、からだは回して(使って)いても
それに「実」が伴っていないコトに気付いていません。

脚で腰を廻して 自然に打てる方
クラブが寝ない方、
安定して距離が打てる方、
からだを傷めず打てる方 は特に気にする必要がないですが
そうでない、不満があるのであれば
一度 足での腰の回し、回転はじめを腰 にせず
『踏み込んで 肩で廻ってみるコト』をお薦めします。

肩を主にして 廻ってみると
その肩の向き変動に
 利き腕の伸ばし や 左上腕(先行腕)の下げ など
 向きの変更の中に 腕の動作を組み入れるコトが可能です。

左上腕の下げや移動 が 回転になりますし、
その補助として 右腕の伸ばしがし易くなると思います。

Rさん 是非 トライして、その感想をお聞かせください^^