プロや誰かのスイングを見て
何かの参考にする際、誰もがそうですけれど
「自分の気にしている、見たい部分」に目が行きます。

ヒトは見たいモノを見てしまうモノ、なのでしょう。

それは仕方ありません。
この動画を見ても 刷毛塗(肘さばき〜腕さばき) で
ボールを打っているように見えてしまう…でしょう。
でも、実際には 刷毛塗は からだの回転を促したり、
その方向を定めるだけで 直接、右肘さばきではボールを打つ、
と言う感覚や意識は全くありません。
 
 …でも そこが見たいんですよね…。


ハミングバードの唱える「刷毛塗」という『腕使い』
これは 両方の肘を外目に逃がし、
クラブを角度運動させず、からだと垂直にスライドさせる
と言うモノですが、
この 基本概念 は あくまでも

✋✋✋からだの回転を促す、助けるモノ 方向を定めるモノ です 。


確かに パッティングストロークや小さなアプローチでは
この刷毛塗だけでボールを打つ〜小さく移動させるコト は
可能ですが、ある程度の強さでボールを打つ場合、
刷毛塗は からだの回転の補助であり
打撃の主エンジンは からだの向きの変更 という
足腰あたりの大きな筋肉を使う
 ゆったりした大きな動作
 です。

手で振っていた、ローテーションをしていた
悪く言えば、手でこねていた方の場合、
腕というか、肩周りに力感 が 打撃の感覚 というか
その力感が『強く打つ』『強く叩く』 筋肉記憶 のようなモノで
その 昔、付き合っていた 別れたのか曖昧な状態の彼女(彼氏)の
思い出 からなかなか離れてくれません。
大森2019_Slomo_Moment大森2019_Slomo_Moment(2)









インパクト、ボールさばきをする事を
刷毛塗主体で行ってしまうと
腰は横(水平)、肩は縦(垂直でないけど)
腰回りを肩周りが別々な方向に動くコト になり
結果、別な形の手打ちになってしまうだけ です。

感覚を言葉で表現するのは難しいですが、
例えば 右を向いて〜左に向きを変える と言う動作 に対し
刷毛塗も 同時進行というか
どこかで それを強調して行うのではなく
右向き(スタートー0) 左向き(フィニッシュ-100)
の進行と同じ割合で 動作を強調せず、全般に渡って薄めた動作
で行っていく必要があります。

おそらく…なのですが、
俗に言う……からだの回転で打つ 方が 難しく、
本格的で、アスリートチック と思っている人が多いと思うのですが
手で振る、フェースターン、ヘッドターン、手でこねる で
ボールを 『遠くに、確率性/再現性高く』打つ方
 が遥かに難しく、
要らない技術と言うのを除けば 圧倒的に高度な技術 です。

コメントの中で
腕にもエンジンが必要なのか、とありましたが、
今まで からだ・胴体・骨盤・腰 に対して
フェースターンをするために遅らせて 肩周りの力感を出していた人
にとって、先に腕を送れ、は
その感覚を相殺する為のモノで、
遅らせているのが当たり前 だったのを
先に動かす「位」でないと 同期しない(肩と腰が一つで動かない)
という意味合いですが…。
腕や肩を全く(自分の意志で)動かさない とは言いませんが、
それは 足腰を使った 骨盤〜胴体〜からだ の移動なり に
同期させるため のモノであって
どこかで 腕だけを強く使う とか、
自分では体だと信じている 「肩回り」を強く動かす というのは
元来、スイング動作の中には存在しません。

からだの向きの変更に 「同期させる為」「遅れさせない為」
腕や肩も稼働させてはいますが、
慣れてくれば それは からだ の動作と一体なので
特に意識は必要が無くなります。

ヘッド遅れ〜グリップ遅れさせず_Moment


動画を見ていて 感じる のですが、
刷毛塗の感覚 クラブを体に対し、出来るだけ垂直に
クラブに角度運動をさせず スライドさせて使おう 
 とする意識は見て取れるのですが、
足による骨盤・お尻の向きの変更、
それが その後の肩をまわす、腕を使う、刷毛塗する為の
場所や位置の確保になっており、二重に回転があります。
これでは 今までと違う形の手打ちになってしまうだけです

トップの位置から グリップは
体の中(体の左サイド)に、
ボールの方に出してはイケマセン。
ボールの方にグリップを出すのは
からだの向きの変更の仕事 なので
似ていますが そこには注意が必要です。



腕は使わない は理解できても、
やはり 🔴足を使った骨盤の動作(向きの変更)と
肩周りの向きの変更が 別なモノ 別なタイミング、
🔴からだの向きは ボールを打つための準備 に過ぎず
ボールを打つのは 肩の回転、
従来の「当たり前」の発想から抜けられないと
からだの向きの変更で直にクラブを移動させ ボールを打つ
と言う言葉ですら 意味を成しません。


手打ち は出来るだけ避けたい
で思っていても からだの回転が肩の回転
足腰の動きと肩が 別な時期に動く となると
結果、手打ちをするコトになってしまいます。

キーポイントはそこらへん なのだと思います。