『ボールをつかまえる』作法には
縦方向にも、横方向にも 円というか、曲線的な動きは
ありません。

基本、シンプルに 打面 である
フェースを 高い所からボールに押し付ける だけ です。
(あえて言うのなら 縦方向 でしょう)
【つかまえの作法】_Moment

ですので、ボールはロフトの方向に逃げる 訳 ですが、
この行為に ヘッドスピードは要りません。
(ヘッドスピード 0 って訳には行きませんが…)



フルショットやアプローチなど 距離が必要な場合、
その必要な距離分、動作の速度を上げ
グリップの移動量を調節します。

つかまえる行為と速度、距離感は
 ほぼ全く別なモノです。

ところが ヘッドを回転させ、
開いて〜閉じる と言う行程で
ボールをつかまえる と信じている限り、
インパクト付近には なんらかの 加速が必要になります。
ゆっくりな速度では ロフトが立ち切らず、ボールは回転に従い
外方向に逃げてしまうからです。

(つかまったボール  こすったボール_Moment


ですので からだの動作によるスピード調整 が機能しません。
また、ヘッドの開閉 によって ボールを打つため
インパクトロフト
入射角度
双方とも 均一、一定のモノに落ち着かず
 距離感が身に付きにくい のです。

本来、フルショットであっても、距離調節の必要なアプローチであっても
距離感の基になるのは
 動作速度 による グリップの移動速度 です。
ところが ヘッドの開閉 をするのには
 インパクト時 グリップを移動させることは出来ません。

ヘッドという 長い棒の先にある場所、
そこには 落下や遠心力による、掴みきれない不確定なスピードがあります。
その 不確定なヘッドスピードを管理する というのは
自分の一部である グリップ部に比べると 遥かに難しく なります。
 しかも、インパクトロフト〜入射角度が不安定なのですから
距離感を掴むのはとても難しいモノになります。

(つかまった球 VS こすった球_Moment(2)(つかまった球 VS こすった球_Moment






つかまえるコト = ヘッドを返して打つ 〜ヘッドの開閉
と思っているゴルファーが
ドライバーなどのショットが スライスから逃れられるようになると
必ず このアプローチの問題、壁にぶち当たります。
フルショットと違い、スピードのコントロールの必要な
 アプローチは その名の通り、速いスピードで誤魔化すことが出来ません。
何十年やっても アプローチの問題から逃れられなくなります。