ゴルフだけに限らず
スポーツの中で 投げたり、打ったりする場合、
当たり前ですが 動作をする主は 自分 です。
決して ゴルフクラブやバット ではありません。
自分が動くから 結果、クラブやラケットは動く訳 です。

打撃部分である ヘッドを たくさん、しかも速く 動かしたい
そう言う気持ちは分からないではないですが
それは 動作として 自分の動作が速くなるから
クラブ、そしてクラブヘッドも動く訳です。

何度も書きますが、ゴルフクラブは
☑飛び出る方向   上下 / 左右
☑ボールの回転
 そして 飛び出る速度

それらは科学的には ヘッドの速度、ヘッドの重量
そして 打撃の状態 によって作られます。

それらは ヘッドの姿勢(角度)、ヘッドの入射(角度)状態
つまり 角度によって生み出されるわけで
それが あまりにアンステディ、安定し難い、繰り返しにくい方法は
出来るだけ避けたい訳です。

振り子のアプローチ_Moment(2)振り子のアプローチ_Moment(3)





自分が主で、結果としてヘッドが動くのと
始めから ヘッドを動かそうとするのでは
それによって生み出される影響、不可抗力が大きく異なります。
どの道 不可抗力はかかる訳ですから
それが計算できる、出来れば その不可抗力が助力に出来る
不可抗力に誘われるようにしておいた方が よりベターでしょう。

振り子のアプローチ、振り子の動作 では
その不可抗力が非常に大きく、
コースで起こり得るあらゆるミスを誘発しやすくなります。



振り子のアプローチ_Moment(2)


これが テークバックの初期動作に見えるのはかなり深刻です。


この動作は 腕自体を曲げ伸ばし してる訳 ではありませんが
腕を起動させるために 肩を動かしており
 その肩を揺さぶるために からだそのものは固定、止めています。
錯覚しがちですが、
 からだを止めると ショットは安定しそうですが、
そもそも 腕で造れるスピードやパワーは限定的ですし、
 長丁場や自然環境下での変化、疲労が激しくなります。

✋この動作の延長線上に フルスイング があるとすると・・・
 本来、動かすべきところは使わず
 本来、動かさない筈の箇所を使ってのスイング動作になります

dohiraki
マッチョな若者がするのは自由ですが、
 加齢による体力、運動能力の低下や運動不足を嘆く
アマチュアゴルファーが率先的にやるべきコトではないかと思います、が…。

からだ、胴体は多少ひねることは出来ます。
それは からだを壊さないための「遊び」「クッション」「緩衝」として
考えるべきで、それソノモノを 運動の源にするのはどうか、と思います。

股関節を境に 胴体そのもの、骨盤から上の上半身を動かせば
両腕の長さに制約が掛からず
より自然な形で からだの向きを変えるコトが出来ます。
勿論、限度はありますが、からだを壊す可能性はとても低い。。。
殆ど悪いことはないのに何故なんでしょうねぇ・・・。