この20年を超えて スイング論の主流は
『オンプレーンスイング』ですね。

まあ その前も インサイドアウトであったり
アウトサイドインであったり スイング軌道論は存在しました。

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そして その俗称『オンプレーン症候群』は思っている以上に深刻です。
早く気づいて欲しいです。

『オンプレーン症候群』である限り
どんな教本、レッスン、アドバイスも単なる情報でしかなく
自分の身に刷り込まれることはありません。


ゴルフのショットは
試合や大会などでなくとも コースで実践されます。

スイングの型もそうですが、
スイングの型は 効率よく、かつ 繰り返し易いショットを生むための
「手段」であり、目的ではありません。
自分にとって 効率よく、かつ 繰り返し易いショットをする為の
「型」でしかありません。

コースでは 型などは ショットをする前の意識、
その意識として優先順位は 下から数えた方が早いほど。
風や傾斜、ライであったり、距離や風景であったり
その日の体調やスコアなどの方が 圧倒的に意識の上にあります。

ましてや スイング軌道なんて
ビデオや画像上の 線 でしかないような
コースではまったく存在もしない、
意識もしていないようなモノを
練習で追いかけても 何ら実践される筈もありません。

特に オンプレーンスイング の「オン」の表す
スイング軌道に沿って ヘッドを動かすコト、
それソノモノが正しいかどうかは、人の考えによると思いますが
(ハミングバードでは無意味、と思っていますが、それはさておき)
スイング軌道に沿って ヘッドを動かすことが主目的になり
本来の意味であるはずの
 スイング軌道を 「からだの回転で」「からだで」 作るのか
どうかは 意識の外になってしまっています。

問題なのは スイング軌道に沿って振る事ではなく
スイング軌道を 「からだで」「からだの回転で」 作るコト な筈です。

スイング軌道に沿う 「オン」という意識がある限り、
どうしても それを実現し易い 手回り、腕周り、腕さばきで
オンにしようとする 正解をなぞる癖がつきます。

それでは 最も意識し辛い 軌道などを
コースで実現できる筈がないのです。
練習のための練習、
何かの「おまじない」の為の練習にしか過ぎない と言えます。

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その考え、スイングの基盤になる考え方は
無意識な内に刷り込まれ、
例えば ボールを上から打つ、ロフトを立てる など
自分の身に刷り込まれるためには
それを どう 「体で」「からだの回転で」しなければならない のに
 ボールを上から打つ、ロフトを立てる という目的になってしまい
クラブの姿勢や手さばきばかりを追いかけることになって、
結果、見てくれや恰好ばかりを追う末路に行き着きます。

それはまるで自分ではなく
他人の目を満足させるための 練習、訓練になってしまいますから
想像出来る通り、自分の「身に」は刷り込まれず
コースで実践することは難しくなるのです。

「からだの回転」で、「からだ」で
言葉の通り 身に刷り込まれなくてはいけないのですから
回転が無しではボールが当たらない、打てない
前提でなければいけないのです。
「当たる」コトが先にあって
その後 からだの回転を考えても、それは中身のない、
形だけの、誰かの目を満足させるための「からだの回転」の真似事
なのですから 身に付くはずがありません。



まずは、その「オンプレーン症候群」のスイング捉え方から
離脱するコト、その呪縛から逃れるコトをお薦めします。