それでは実際に
スイングを作り直していきましょう
スイングを作り直すとき
注意しなければいけないコト は
体の故障や病気を治す のと同じで
自分の何が問題なのか というコトです。
そこ 掴むのは易しくないですけど…
で 問題は 動作としての技術的 な部分ではなく
だいたいにおいて 『どう思い込んでいるか』 が
自分の動作を決めているんだ なのです。
ですので 動作、型を刷り込んだとしても
実践のコースでは「思い込み」に勝つことは出来ません。
自分のからだがボールと正対した状態から始まり
右を向いて どこかで一度ボールを正対して、左を向く
その体の向き、骨盤の向きがボールを正対する
そのタイミングを逃して しまう限り
腕で振らざるを得ません。
打たなくてはイケナイですからね。
スイングの中で インパクトは 理論上も 理想上も
一番加速している、か 一番 速い動作速度 になっている箇所です。
ですので そこで からだを止める
からだの向きを止める なんて言うのは論外中の論外。
からだを痛めるコトを望む自虐スイングを目指す人以外は
出来るだけ避けましょう。
➀クラブヘッドは遅れるモノ です
からだの向きを180度変えても
シャフトは90(~120度)しかターンしません
鍵は ヘッドでは無く グリップをからだの回転に遅らせないコト です
➁からだの向きを変える円運動
しかし ヘッドはその円とは違う 別な円運動をします
ヘッドには重さがあり、それは運動で増え
しかもヘッドは上下左右前後対称ではないのです。
👉からだの回転の 同一面、同一線上 をヘッドは動きません
➂からだの向きを変える動きは
どちらかと言うと 飛ばすための速度を作り出す というより
重さを利用したその力の与える方向
ボールを打ちだす方向を作り出す働きが強い です。
ですので バランスのある運動速度
自分の筋力や持久力などと相談した 速度が必要です。
速ければ良い とは一概に言えません。
➃からだの回転に対し 腕やクラブはその運動分 重くなります
腕やクラブを先に動かす『つもり』
動かしていないと からだの回転とは同期しません。
クラブの構造上、体を回し、グリップを引っ張り、ヘッド引っ張る
という 横移動に対しては ロフトはベタ開きになり
フェースターンをしないと フェースでボールを打つコトが可能になりません
特に➃の部分において
からだの回転でボールを打つ のは
このタイミング、順序だと多くの人が信じています。
切り返してから からだを回し、特に腰を回しますが
腕やクラブには逆回りの慣性が残っていることや
クラブの重心の構造上、より腕やクラブはその場に留まります。
からだの進行、からだの回転に対しては
遅れていく というコトです。
その遅れが「リキミ」を生んだりします。
重さや力感はあるので 腕は動かしているつもり ですが
実際には体開き始めただけ です。
その中でも 画像の人は動かそう としている感じはあります。
そして インパクトはボールと正対しろ からだを開くな
というのがありますから
インパクト付近でからだの開きを止め 踏ん張ることになります。
腕を振るには体を止めないとイケナイ
左の壁 なんで言葉もあるので
この左サイドのしぼり みたいな感じが
自分のインパクト感、打撃感になっていくのだと思います。
ここで 耳学問として 覚えておいてもらいたいのは
このヘッドの動き(インパクトも含め それ以降)は それソノモノは良いのです。
何によって それを造っているかが問題なのです。
✋ これを体を回し グリップを動かすコトによって生み出せば良いのです。
からだを止め グリップの移動を制御して
ヘッドだけを振る、シャフトを振る ヘッドターン、フェースローテーション
の動きはロフトを増やし、右サイドを下げ、体を上に伸び上がらせます
このように打っている限り、右サイドの下げも、伸び上がりもパック商品
必ず付いてくるものですから、原点から治さないと消せないのです。
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