一つ、質問させてください。

 

「左手首を右手の掌底で押す感じ」に関してですが、
色々とやってみてもどうしてもその感じがでません。

MVI_0581_Moment(3)

右ヒジをバックスイングで張ったときに
右手が左手からすこし離れる感じになります。
ダウンでは、シャットを維持する左ヒジを逃す動きが
うまくできれば合掌は維持できるようにも思いますが、
押していく、または押される感じには程遠いように思います。


スイングの間、ずっと合掌の形が安定して
維持できるような位置関係が取れるように
工夫するべきでしょうか?
合掌しながらスイングする
というイメージが湧きません。
やはり、つかんで前で弾く、
というこれまでの悪癖の影響でしょうか?

 

何か、ヒント・アドバイスいただけると助かります。




お手紙ありがとうございます。

早速 考えてみたいのですが、
理解を進めていくために
お答えの順序を質問と入れ替えますので
ご了承ください。

二回に分けてのお答えになるかと思います。




グリップの合掌の感じ…と言うのは
IMG_0528まず グリップに手のひらがある
ということです。
←このようにクラブを握っていると
グリップには手のひらが存在しません。
単に棒を握っているに過ぎません。
このように「握らざるを得ない」理由が
ある筈です。

IMG_0529次に 両の手の平が向かい合っている
 ということ。
ご質問の中でもありますが、
アドレスに対し、テークアウェイやトップでは
両方の肘の距離が離れますが
腕には手首と肘という関節がありますから
グリップ自体には大きな影響はないような…
気がします。
両方のグリップがトップの位置で離れるような感じに
なっても大きな問題はないかと思います。

IMG_0533IMG_0532












おそらく グリップに関して
ご自分でも 問題を感じている 通り
グリップは その人その人の
クラブの動かし方が表れるものです。
形として グリップを治しても
自分の今まで通りのクラブの扱い方をする限り
単なる違和感でなく、指で握り 手のひらで握り込まない
グリップは クラブがすっ飛んでしまう危険
も伴ないますから 数球ともたないでしょう。

hand_kansetu

合掌のイメージは 指の第三関節
これを手のひらの方に曲げない、握り込まないことです。
少々 大袈裟に言えば 第三関節は
外に反らせる 熊手のようなイメージを持たれると
良いかと思いますが、
やはり それも クラブの扱い方が変わってこないと
なかなか変化が表れず、断念してしまう可能性は否めませんので
焦らずに やっていく方が良いと思います。

グリップが良くならない 握り込むグリップになる
原因は スイングの中の箇所 として 二か所あります。
二か所ありますが 主にはテークアウェイが原因と思われます。

☆テークアウェイ。
かなり初期の段階に
左腕なり、左手だけでクラブを速く動かしています
ですので 動かす速度も一つの要因でしょう。
全員ではありませんが、総じて 左手のグリップが
握り込んでしまい、掌が無い人は
無駄にテークバックが速いような気がします。
IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(2)IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(3)IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(4)










左手のグリップを支点にクラブを動かす癖 の
表れがグリップに出てきます。
スナップショット 2 (2016-11-15 22-12)スナップショット 3 (2016-11-15 22-13)スナップショット 5 (2016-11-15 22-13)










これは おそらく 初期の段階に
右ひじなり、右半身が動かないことに根っこはあると思います。
右ひじをもっと積極的に動かしてみましょう。

IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(6)

次に注意する点は右向きの総量です。
左手や左腕でパッとクラブを動かす習慣が多いので
早い段階で背中が張ってしまい、回転した、右を向いた
という感覚があるので 浅くなってしまうのか も
しれませんが、 左手主体でクラブを上げると
体重配分も前より、ボール寄りにかかり易く
胴体が捩じられてしまうので どうしても
右向きの総量は浅くなります。

右向きの総量が浅いので
そのまま振ってしまっては アウトサイドインのカット軌道
になってしまうので
クラブを遅らせ、インから無理やり振る癖がつくので
どうしても握らざるを得ません。
なぜならば そのテークバックもダウンスイングも
クラブが一番重くなり、スイングの抵抗になり易い
位置と姿勢になってしまうからです。

スナップショット 1 (2017-01-21 11-26)プロも含め、世界中のゴルファーで
このように 遅らせて疑似インサイドから
クラブを振るゴルファーに
美しいグリップの人は存在しません。
このクラブの扱い方で
正規に指だけに握るには
常人の握力ではかなり難しいでしょう。
ゴリラなら可能かもしれません…。


今の時点では理解が難しいかもしれませんが、
グリップは 握る ことではなく
『握らないこと』 なのです。
クラブには重さがあり、
運動すると、移動させるのと その重さは増えます。
クラブの形を上手く使って
握っていられない、
支えていられない から
その重さによって グリップを逃がす
その重さによって グリップを動かす

と言う感覚がある、その感覚に行き着く
という事を覚えておいてください。
握り込むグリップは クラブを止める 為のものなのです。

グリップは その重さを支えて
 クラブを振り回すことではなく、
クラブの重さを使って
 どんどんグリップを移動させる
(逃がす)為のものです。


そうすれば クラブの重さを使って
 どんどん回転していけるようになります。

スナップショット 6 (2016-07-27 18-57)

L型ブリストルパターを使っての
左手一本での素振りは良いドリルになるかもしれません。


          続く・・・